概要
涼宮ハルヒになりたかったすべての女の子に捧ぐ
完全版の連載を開始しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883599984
「東中出身、田中真由子。平凡な人間には興味ありません。宇宙人、未来人、異世界人、超能力者に興味がある人がいたら、私のところに来て、以上」
――耳を疑った。嘘だろと驚愕した。まさかだと唖然とした。そうして思わず振り返った。
田中真由子は、涼宮ハルヒになりたい女の子だった。
#harunari
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883599984
「東中出身、田中真由子。平凡な人間には興味ありません。宇宙人、未来人、異世界人、超能力者に興味がある人がいたら、私のところに来て、以上」
――耳を疑った。嘘だろと驚愕した。まさかだと唖然とした。そうして思わず振り返った。
田中真由子は、涼宮ハルヒになりたい女の子だった。
#harunari
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『ハルヒ』の縮小再生産。それがいい。
物語的には『涼宮ハルヒの憂鬱』からSF要素を抜き、さくっと終わらせた短編といったところ。テーマは原作と全く同じなので、そういった面でのオリジナリティはほぼありません。
でも、だからこそ『作者にとって、ハルヒはこういう話だったよ』という作者の考えや価値観がストレートに伝わって、気持ちのいい作品でした。
『ハルヒ』にはSF要素とかキャラ萌え要素とか様々な面白さがあるけど、一番大事で美しいテーマは、この作品で描かれていることと同一だと思いますし、そこを大事に思える作者はきっといい人なんだろうなと思いました。
物語としてはもっと緩急をつけるべきだと思いましたが(特に最後は、日常的なものでいいので…続きを読む - ★★★ Excellent!!!俺は「涼宮ハルヒに会いたかった男の子」でした。
「涼宮ハルヒになりたかった女の子の話」
このタイトルを見て、すぐさま読もうとしている自分がいました。なぜなら、高校1年生の頃の自分は「涼宮ハルヒに会いたかった男の子」だったから。
涼宮ハルヒの憂鬱を初めて見たのは、中学3年生の時。思春期特有の正体不明な閉塞感に押しつぶされていた自分は、涼宮ハルヒというキャラクターに強烈に引き付けられた。ちょうど東中に通っていた俺は、北校と略せる高校を受験した。
北校に入学し、新しいクラスルームに入る。
俺は涼宮ハルヒを探した。いなかった。
自己紹介で、異世界人や宇宙人を探す女の子はいなかった。
アニメはアニメで現実は現実。
そんな当たり前のことを実感し…続きを読む