中国乱世、男たちの壮絶なロマン!

(九章「失踪」まで読んでの感想)
これは南朝宋の武帝の立身出世の大河ロマンの物語。
個性豊かな武人たちが乱世にしのぎを削っているストーリーはとても魅力的で、語り手の丁旿の劉裕愛は読んでいて頬がほころびます。汗臭い男たちが、戦場を駆けている様子が目に浮かぶようです。
男性陣に劣らず乱世に生きる女性にもスポットライトを浴びせてくれているので、女性読者も読んで楽しいはず。
戦記ものが好きな方にぜひ読んでもらいたいです。オススメ!

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