その風は痺れるような熱を帯びていた――!!
- ★★★ Excellent!!!
読者を惹きつける冒頭へ、早く辿りつきたいと読む手が止まらなくなる物語です。
実際にボクシングを生で観たことがないぼくが、まるでその場にいるような躍動感、高揚感、臨場感を味わいました。
そして読み終わった後の爽快感と余韻に浸り切り、ああ……と感嘆の声をあげてしまいたくなる!!
この作品に吹く風が痺れるような熱を帯びていて、ぼくの心を躍らせました。
もう、ロニーを応援する手に汗を握ってしまう!!そうだ、そこだ!!そこだ、ロニー!!
共に苦しみ、共に笑い、共に手を叩き、食事をし、眠る。支え合える仲間、そして人の縁。
ただのスポーツ小説ではなく、これは極上の人間ドラマ!!
ドラマは常にあなたを待っている!!
ボクシングなんて興味がないなんて言っているそこのあなたはこれを読むべきです。読んだ後にぼくはもう一度問いましょう。
本当にボクシング、興味ありませんか?と――
それほどまでにあなたの心を強く惹きつける物語、是非お読みください!!面白さは太鼓判です。