概要
竜を倒す。ただそれだけのために、彼女は生まれた。
これは、あらゆる竜を倒す最強の力を持たされ、かつその自覚の無い少女が様々な人間と竜と宿命に翻弄される物語である。
転生でも転移でもハーレムでもチートでも無いクソ地味ガチファンタジーです(˘ω˘)
カンナとそれをとりまく様々なガリア遣いたちの竜との戦い、生き様、苦悩そして希望にお付き合いください。
ちなみに、カンナは、アイヌ語のカンナカムイ(雷の神、雷鳴の神、天の神、竜神)からとりました。また、外観のイメージ(乳白色の肌)は藤田嗣治の絵の女性です。
第1章 轟鳴の救世者
第2章 絶海の隠者
第3章 北都の暗殺者
第4章 薄氷の守護者
短 編 蝸牛の舌
短 編 死の舞踊
短 編 仇討
短 編 神々の黄昏
短 編 茜色のむこうに
第5章 死の再生者
転生でも転移でもハーレムでもチートでも無いクソ地味ガチファンタジーです(˘ω˘)
カンナとそれをとりまく様々なガリア遣いたちの竜との戦い、生き様、苦悩そして希望にお付き合いください。
ちなみに、カンナは、アイヌ語のカンナカムイ(雷の神、雷鳴の神、天の神、竜神)からとりました。また、外観のイメージ(乳白色の肌)は藤田嗣治の絵の女性です。
第1章 轟鳴の救世者
第2章 絶海の隠者
第3章 北都の暗殺者
第4章 薄氷の守護者
短 編 蝸牛の舌
短 編 死の舞踊
短 編 仇討
短 編 神々の黄昏
短 編 茜色のむこうに
第5章 死の再生者
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!世界を救う可能性、99。だが少女は、自身を知らない。
自分の能力「ガリア」を鑑定してもらうために、奥地から都市国家サラティスに出てきた少女カンナ。
強大な可能性を持つと認められ、竜と戦う「バスク」たちの最高峰である「カルマ」の一員となるが、とてもそうは見えず周囲に軽んじられる外見で、本人も自身の能力の使い方を理解していない。
経験も自信も覚悟もないうちに、なし崩し的に竜と戦わざるを得なくなり、それでもカルマとしての戦闘力を要求される。
本人の意志とはかけ離れたところで立場に振り回される、カンナの苦悩。
ガリアとは何か。人と竜はなぜ戦うのか。
カンナの黒剣に秘められた、真の力とは?
既にかなり話数のある物語ですが、まずは第1部だけ、と思って読…続きを読む - ★★★ Excellent!!!フィクションの中に生きるリアリズム
この小説を拝読させて頂き非常に興味深く感じるのは、物語の舞台となる都市国家と、そこに生きる人間たちの生活が作りこまれているところでした。
彼らがどのような場所に寝起きし、いかなるものを食べ、どんな生活習慣のもとに暮らし、そしてどのように死んでいくのか。
その辺りがきっちりと練りこまれているので、世界観に奥行きが生まれ、設定や物語の展開に説得力が感じられます。
フィクションの中のリアリズムとでも言うのでしょうか。
私は「ファンタジー」の面白さ、楽しさはこのような部分にこそ生まれてくるものと思います。
この点においてこの作品は、もっと評価されても良いのではないでしょうか。
また、本来は無敵と…続きを読む