世界を救う可能性、99。だが少女は、自身を知らない。

自分の能力「ガリア」を鑑定してもらうために、奥地から都市国家サラティスに出てきた少女カンナ。
強大な可能性を持つと認められ、竜と戦う「バスク」たちの最高峰である「カルマ」の一員となるが、とてもそうは見えず周囲に軽んじられる外見で、本人も自身の能力の使い方を理解していない。
経験も自信も覚悟もないうちに、なし崩し的に竜と戦わざるを得なくなり、それでもカルマとしての戦闘力を要求される。

本人の意志とはかけ離れたところで立場に振り回される、カンナの苦悩。
ガリアとは何か。人と竜はなぜ戦うのか。
カンナの黒剣に秘められた、真の力とは?

既にかなり話数のある物語ですが、まずは第1部だけ、と思って読んでみてください。
きっと最新話まで読みたくなります。

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