東大阪に司馬遼太郎記念館があるんです。現地に行くと膨大な蔵書の量に圧倒されます。蒐集された文献と綴られた著作に描かれた物語の世界を丁寧に積み上げていく技のすごさが見えてきました。
そして、この物語。途中で登場人物を整理したものがあるんです。とにかく人数が多い。いえ、実世界でも関わりのある人が多いのは否定できませんが、どの人物にも名前がついていて役割がはっきり決まっている。
読んでいるのはまだ1/3くらいなんですが、それでも丁寧な説明があり異世界であるにもかかわらず緻密に積み上げられているのがわかる。電車の中で気軽に読むことは難しいけれどハマってしまったら抜け出してはいけない。
オススメです。
おすすめポイント
・文章力が高い
誤字脱字もほぼ無く、文が整っていて読んでいて疲れない。商業誌並の読みやすさ。
・世界観がしっかりしてる
辺境地はしっかり遠いし、移動時間などもリアル。それ故の不便さとの闘いもあり、共感しやすく理解しやすい。
また、これだけしっかりした世界観を、必要な回で必要な情報だけ出してくれるので、情報量に呑まれる事が無くて読みやすい。
・主人公が魅力的
いわゆるチート能力はあるが、決して万能では無く、知識と工夫で上手くやりくりしており応援しやすい。
・ヒロインが魅力的
どのヒロインも個性的で魅力があり、ハーレム物にありがちなヒロインの混同がおきない。
しっかりイチャイチャも描かれている。
200話以上を1週間足らずで一気読みしてしまうほど素晴らしい作品です!