概要
僕は僕自身に嘘をつく…。
少年、一木拓斗は見知らぬベッドの上で目覚めた。自分の名前以外一切のことを思い出せない彼は、そこで早坂と名乗る医師と出会いここは病院だと告げられる。そして「ネバーランド」と呼ばれるその病院には拓斗の他にも多くの子供が入院しているのだが、一様に皆記憶が無い事を知った。しかし、拓斗以外の子供は記憶がないことに何の不安も感じずに楽園のようなそこでの生活を享受していたのだ。その異常さに不信感を抱いた拓斗は同じく疑問を抱いていたヨハンと共に、なぜ自分たちに記憶が無いのか、どうしてここにいるのかを突き止めようとするのだが…。