宮沢弘

第1話から第12話まで読んでの感想です。 陸が奪われたという設定だが、それはそれほどの問題だろうか。 重層都市を作る技術がある。ならば、陸に固執する理由はなんだろうか。 重層都…続きを読む

　SciFi杯1605連動企画としてのレビューです。 　SciFi杯1605についてはこちらをご覧ください： https://sites.google.com/site/scifi…続きを読む

　作者の意図としては、もしかしたらシュールさを考えているのかもしれない。 　だが、そこに書かれていることはロボットを持ち出す必要のないことだ。そのためと言っていいだろう。シュールで…続きを読む

　「淡々と続く日常」と書くと、異論もあるだろう。書かれていることは淡々とした日常ではなかったとしても、書かれ方はどうだろう。そこには淡々とした日常がある。 　未来ならSFだろうか。…続きを読む

　戦闘ロボがあればSFなのだろうか。 　おそらく多くはYesと答えるのだろう。 　だが、物や世界や設定をちょいと置き換え、別の世界、たとえばファンタジーなどとして書ける内容であるな…続きを読む

　どこにSF要素があるのかがどうもわからない。 　人型機動兵器SWがあるからか？ ライフイーターがいるからか？ 　帝国でも国でも村でもいい。そこを奪われた人が、そこを奪還しようとい…続きを読む

　テクノロジーと人間の関係は多くの作で書かれている。そこで疑問がわく。「この作者はなにを書きたいのだろう？」 　テクノロジーではないことは明らかだ。テクノロジーと人間との関係でない…続きを読む

　部屋の（）内の説明はいらないような。またHDDのデータ消去機器からのものだろう。
　内容は、５年後には考えなければならない問題かもしれない。

　説明的な説明がポツポツ入っている。そのため、読む際のリズムがうまく作れない。

第一話 >人類は人体を「ゼプト・十のマイナス二十一乗」にまで細分化 　とあるが、これはまた随分ちいさくしたものだと思う。そこまで細分化する理由があるのかと思えるほどのちいささだ。…続きを読む

　もしかして、読者がちゃんと読んでいるかどうかのチェックポイントがいくつか設定されているのだろうか？

　追記：
　あ、修正された（Mar 29 T 22:28, 2016)。

　もし二億年と書いてあるとおりなら、著者は二億年がどれほどの長さなのかを理解していないのではないだろうか。 　その発端はもう少し昔だとしても、哺乳類の時代はあの隕石以降の六千五百万…続きを読む

　大米帝国まわりの話として書けばいいような……

　２作の段階で。 　星新一のショートショートとは方向がまったく違う。 　着想も、構成も、語り口も、エンディングもまったく違う。 　目指すということなのでこれから方向転換をするのかも…続きを読む

　舞台や時代がどうあろうと、ファンタジーふうのなにか。
　作中で光の三原色と、印刷物なんかにおける三原色が混同されている。

　ロボットの心情がなぜこれほど人間的なのだろう？ 　異世界モノでもファンタジーでもSFでも、どれほど人間に近く、人間的であろうと、その感性が人間と同じなのかどうかはずっと議論が続い…続きを読む

　２話まで読んで。
　規模や形式はどうあれ、異世界転移。ファンタジーふう異世界ではないけど。
　それとしつこいだけの内省、あるいは心象。

　この作品だけの話ではない。なぜいちいち少女が現れるのだろう？ 　情緒だろうか？ 情緒とはそんなに求められるものだろうか？ 　情緒だとしたらだが。情緒は書くものではなく、読み取られ…続きを読む

　光学知覚、光波・重力波・物質波・媒質波、クオリアモデル、有機身体、テンポラルモデル、大気の疎密波などなどなどなど。 　いちいちそういう書き方をする必要はない。書いた時代が、間違っ…続きを読む

　小説投稿サイトはいくつもあるが、それらに投稿されているSFとされているものを読むと、思うことがある。「正直言って、古い」のだ。この作からもまたそのような印象を受ける。 　なお、T…続きを読む

　それっぽいガジェットによって、作はSFになるだろうか。 　それっぽい単語によって、作はSFになるだろうか。 　ならない。 　それっぽいガジェット、それっぽい言葉によって装っている…続きを読む

　「形式としてすでにSFを誤解している」というのは、この作に限った話ではない。 　なぜゆっくり始まるのだろう。なぜ最後に何かが明かされるのだろう。 　言うとするなら、何かが明かされ…続きを読む

　あくまで第三話の時点で。 　延々と続く日常。若干非日常も含まれてはいるが、あくまで日常。 　第三話から動き出すかのようにも思えるが、おそらくは遅々としたものだろう。 　あらすじ、…続きを読む