編集済
悲しみの明けに、面(おもて)を上げよへの応援コメント
ロスタル、「すごい恋敵ムーブしてるな」と思いながら見ていたのですが、好き寄りのキャラです。
なんだかんだいって彼女を護っていたのは彼ですし。
ザシュア周りの関係性なんか、好きです。エスキルはいい役割をもらえたと感じました。
世界観設定もrpgが作れそうなくらい作り込んであって、すごいと思います。
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます。
この作品、なぜか主人公のシグリドより、脇役キャラの方が読者さまから「好き」と言って頂けることが多いんです。悪役になり切れないロスタルとエスキルでしたが、好意的な感情を持って頂けたようで嬉しいです。
世界設定、ややこしくなかったでしょうか? ゲームやラノベに詳しくないので現在のRPGの世界観というのがピンとこないのですが、「作り込んである」とのお言葉に、「ややこしいものをたくさん放り込んでおいて良かった!」と安堵しました。
この後、脇役キャラ達の恋模様を描いた短編が続きます。お時間のある時にまたお越し下さいね。
絶望の果てに、歩みを止めよへの応援コメント
濃厚なファンタジーであり、ミステリーの様な仕掛けを施す構成力が読者の気持ちを高ならせます。本当うまいですね。
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます。超長編なので、ゆっくり、じっくり、お楽しみ下さいませ。
スェヴェリスの巫女への応援コメント
ひとつ危機が過ぎたと思えばまた不穏な気配……この章、一気に読んでしまいました。ザラシュトラが怖い。恨まれたくない術師ナンバーワンです。ファランとシグリドをそっとしておいて欲しいだけなのに……!
あと、ここまで黙って読んできてなんなんですが、シグリドとてもいい男に成長してますね、かっこいい。レイスヴァーンにはかないませんが(なんて言うとファランに怒られそう)
とても面白いです。続きが読みたいけどザラシュトラが怖いので、今日はここで本をパタリと閉じます
作者からの返信
一気読み、お疲れ様でした。そして、面白いのお言葉、ありがとうございます。
女のドロドロとした部分と妖しい術を使う者の非情さを混ぜ合わせて出来上がったのが、ザラシュトラでございます。怖い、とのお言葉、彼女にとっては褒め言葉かと。
シグリド、いい男と言って頂けて光栄です♡ 男性主人公なのに、影が薄くて全然目立たず……失敗したなー、と思ってたんです。「次のファンタジーでは、うーんとカッコイイ男性をこれでもかと見せつけるぞー!」と思ったワケで。
まだまだ続く長ーいお話しなので、どうぞ、お時間の良い時にゆっくりとお読み下さいね。
その名を呼んでへの応援コメント
ファランの髪にもふもふしてるシグリドに憧れをもつ身(私も、ファランもふもふ、したい……!!もふもふ気持ちよさそう!!)としては、二人が離れるのが思った以上につらく、二人が空を見上げるくだりに養父夫婦を思い出して切なさ倍ドンでした……!(あのエピソード泣きました!でも大好きです)
早く二人にもふもふさせてあげたい……!
作者からの返信
ファランの髪、もっふもふです。どこの世界でも、もふもふは癒しの対象。なので、シグリドもファランの髪をもふもふすることで癒されているのです、うふっ♡
アスラン夫婦の過去エピソード、大好きと言って頂けて光栄です。今のシグリドがあるのは、アスランの愛情あってのこと。脇役だけれど大きな役割を果たした彼らのことを思い出して下さって、ありがとうございます。
喪失への応援コメント
つらい展開が続いて、少し読んでは本を閉じ(スマホですけど)、でもまたしばらくしたら読みたくなってページを開き(スマホですが)して、読んでいます
読みたくなるのは描かれている世界が広大でとても美しいからです、また覗きたくなる。とても素敵です
目次で残りを見ては、まだまだ読める嬉しさと、あと何度心を切なさでギューッとしぼられるのかという不安を抱いています
ふたりの再会が楽しみです!
作者からの返信
重くて暗くて、ついでにツライ展開が今後もてんこ盛りですが、読み続けて頂けてとても嬉しいです。
「描かれている世界が広大でとても美しい」とお褒めのお言葉、ありがとうございます。愛猫と小躍りして喜んでます←褒められて伸びる子なので、励みになります♡ 更新が停滞している『静寂の闇に』も年末までには1エピソードくらいは公開したいなあ、と思いつつ……
今後もファランとシグリドをゆっくり、のんびり、見守ってやって下さい。
絶望の果てに、歩みを止めよへの応援コメント
平明達意のアメリカエッセイから読み始めました。なので、倒置法を多用した文体と、世界像を理解するまでに努力と共感を要する『ハイファンタジー』の組み合わせに、最初は戸惑いました。
倒置法は、既知の世界を記述することに適した文体だからです。あらかた知ってることについて語るなら、逆さまでも読者はついてこれるわけです。
でも、読み返すうちに意味が伝わってきました。これから、じっくり読み進めていきたいと思います。
今のところ、ラスエルファランという美しい名前を持つ、おおらかな少女のことが気に入っています。もう、絶対に美人の名前ですね。ロスタルは、ファランを好きになることで救われるかと思っていましたが……。
ライトノベルなら『ぽかぽか癒し巫女と氷の貴族使い魔』で、このふたりは10巻くらい幸せに暮らせるのでしょうが、ハイファンタジーは安逸を許さないんですね。
千葉七星氏のお名前を見て、静かな気持ちになりました。また帰ってきてくださって、タイでの冒険談を読ませていただけたらいいなと思いました。
作者からの返信
日本のWebで流行りの「異世界ファンタジー」は、世界の成り立ちやその世界の住人達の能力などをプロローグで説明してしまうパターンが多いようですが、私はその手法にちょっと抵抗がありまして……
海外ファンタジー(特に大人向けの「幻想文学」とよばれるもの)には、「何度か読み直さないと、よく分からない」というものが結構あります。逆に言えば、何度も繰り返して読むほど、その作品の虜になっている、ということなんですが。
ラスエルファランの名前、美しいと言って頂けて光栄です。私の近況ノートの『「最果ての…」Memorandum:女神と英雄のお話』にファランの名前の由来をちょこっと説明していますので、よろしければそちらをお読みくださいね。
『ぽかぽか癒し巫女と氷の貴族使い魔』……では、次回作はこれで(笑)
悲しみの明けに、面(おもて)を上げよへの応援コメント
大変遅ればせながら、完結おめでとうございます!
怒涛のクライマックスからの、余韻あるラストシーン、とても素敵でした……!
エピローグの、ロスタルと少年の会話のシーンでは、感動で目が潤みました。
この、長く複雑で起伏に富んだ、壮大なストーリーを、長い時間をかけて美しく完結させたこと、尊敬します。
ファランの可憐さ、清らかさ、シグリドの激しさ、誇り高さ、ザシュアの妖しさ、哀れさ。
優しさや残酷さ、愛や執着、悲しみや怒り……いろんなものを詰め込んだ濃厚なドラマに圧倒されました。
海外ファンタジーのような本格的な世界観の中で繰り広げられる、清らかで気高い愛の物語に、心が洗われました。
ほとんど活動しなかったカクヨムで、たまたまこの作品と出会えたのは、本当に幸運でした。
素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
本編の最終章までお付き合い頂きましてありがとうございます。
冬木さんの『恋人の石』や『樹林の見た夢』のような作品が書きたい!と常に思っている私としては「こんなにもほめて頂いて良いの!?」と恥かしくなるほどのお言葉が並んだコメントに、うるうるしております。
本編では書き切れなかった内容を短編として書きました。お時間のよろしい時にお読み頂ければ嬉しいです↓
『夏に想う』……「レティシアの政略結婚」のお話しです。フォロワーさまからの質問にお答えする物語として書きました。
『秋に惑う』……作者のお気に入り、アルスレッドの「本気の恋」のお話し。
『冬に愛(お)しむ』……ファランとシグリドの別れの物語。これが「最果ての、その先に」の本当の最終章です。
『春に偲(しの)ぶ』……ファランとシグリドの息子、ファレルの少年時代とその後の物語。次の世代へとつなぐプロローグでもあります。
冬木さんの作品、カクヨムではもう読めないのかなあ、と思いながら、冬木さんの個人小説サイトにも秘かにお邪魔してます♡
火竜の子への応援コメント
『静寂』の更新、かと思ったら、まさかの『最果て』でした。
嬉しいサプライズです!
ファレルの言葉で語られているわけですが、ファランの変わらない姿が目に浮かびました。(ファレルが語ってくれるからこそ、というべきでしょうか)
十二歳のファレルは、ひょっとしたら、もうファランよりも背が高いかもしれません。小さくて可憐なお母さんは、お母さんなのだけれど守るべき相手で、悲しませたらいけないなぁ、と。なんかもう、すごく分かります。
けど。
「母さまの嘘つき。母さまの心は、いつだって父上のものだ。それくらい、僕だって知っている。」
ちゃんと分かっていますね。
ラストでは、本当に立派な一人前の男ですね。
「僕だけをひたすら信じて、ずっと想い続けてくれる……そんな女性」は現れたのでしょうか?
格好いいファレルをどうもありがとうございました。
作者からの返信
その「まさか」です。
静流さんには前エピソード(「春を待たずに」)が「最果て」の終わりの物語として凄く良いとお褒め戴いたので、今回の新エピソード公開の際「静流さんのツッコミが入ったらどうしよう……」とドキドキしてました。嬉しいサプライズ、と言って頂けて良かったです!
12歳のファレルはですね、『初恋の相手は母さま』と断言しちゃうような男の子です。男として、戦士として、偉大過ぎる父シグリドに追いつき追い越したいと焦る多感な男の子。ファランのように「心の声」を聴く事が出来るため、人間関係にはかなり苦労しただろうと思われます。
一見、ぽわぽわ~っとしていながら意外に物事をはっきりと言うファランは、息子の中に愛する夫の面影を見つけては「シグリドによく似て、やっぱりカッコイイ♡」と息子を溺愛しております。
そんな二人を武骨に見守る大黒柱のシグリド。
……というわけで、幼い少年の頃と、男盛りのオッサン(←最近、この言葉、良く使います。レイスヴァーンのせいですね、きっと)になったファレルをお楽しみ頂けたようで嬉しいです。
さて、ファレルに『そんな女性』が現れたのかどうか……それはまた、別のお話として、いつの日か公開出来ればと願っています。
ファレル~、静流さんに「格好いい」って言ってもらえたよ~!
火竜の子への応援コメント
ファレル、両親それぞれが持つ強さと優しさを、受け継いでいるのだなあ、と思いました。
息子を戦いの場に行かせたくないファラン、妻と息子を愛し信じるがゆえの態度を見せるシグリド、そして複雑に揺れるファレルの心……。
どの人の気持ちも強くしみいります。
最後が、素敵です。
こうして、物語が、世界が、続いていくのですね。
読ませて頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
1年も前に完結した物語、しかもムチャクチャ登場人物が多いので、読者の方々に「ファレルって誰よ?」って言われたらどうしよう……と思いながら公開しました←心はチキンな大阪人。
更新してすぐに眞実さんからコメントを頂き、「わーい、覚えていてくれたよ~」と嬉しくなりました。
ファランの「治癒師」としての才能と、シグリドの人並み外れた運動能力を受け継いだスーパーキッズのファレル。子供の頃は母親にそっくりで女のコに間違われるほど可愛らしい男の子だったワケで、それがコンプレックスになっていました。なので「早く父上みたいに強くなりたい!」と言う気持ちが強かったんです。こういう息子が欲しいなあ……と思いながら書きました。
最後が素敵、と言うお言葉……ありがとうございます。「最果て」の物語はこれで完結ですが、いつの日か、青年ファレルの成長の物語も書ければよいなあと思っています。
兄と弟への応援コメント
キャラクターの個性が際立っていて、まるで映像が浮かんでくるようです。
シグリドも格好いいですが、
最初に出てきた妖魔さんがとにかく気になる…!(ああいう人好きです)
引き続き読ませていただきますね。
作者からの返信
重くて、暗くて、ややこしいファンタジー、お楽しみ頂いているでしょうか?
シグリドが主役のはずなんですが、それ以外の男性キャラが読者さまのハートを射止めることが多いようです。なんでやろ〜?(汗)
凛子さんはロスタル派なんですね。私が占い師なら「あの男はやめておきなさい、苦労するだけよ。他にも良い男が世の中には沢山いるんだから……」と渋い顔で言うと思います(笑)
超長編ですが、ゆっくりで良いので引き続きお読み頂ければ嬉しいです♡
編集済
もう少し、このままでへの応援コメント
うまく話がつながってますね。参考になります。
続きを読むのが楽しみです
作者からの返信
褒められちゃった〜♡と有頂天になっております。
作者の脳内ではちゃんとつながっている物語も、時代と舞台設定があちこちに移動するため、迷子になってしまわれる読者様も多いようで……
「続きを読むのが楽しみ」
これ以上の褒め言葉はないと思います。ありがとうございます。
養父の故国へへの応援コメント
<『豊穣エンティア』と名付けましょう。『虚無スフィル』の寂しさを埋め>
登場人物の名前を空目して考えている由海さんは、楽しそうですね(笑)
丹精込めて書かれた作品ですね。大切に読ませてもらってますよ^^
作者からの返信
はーい、名前に意味を込めるの大好きです♡
エンティアもスフィルも、アラビア語です。実はファランもそうです。
登場人物の名前の由来について、近況ノートにも何度か書いてますが(「最果ての……」Memorandum)、神話や伝説の人物をモデルにしたり、ファラン(=「荒野」の意味)のように音の響きが気に入って、そこから人物像を作ってみたりしてます。
絶望の果てに、歩みを止めよへの応援コメント
そっか……こういう“仕掛け”になってたのか。 ファンタジーではこういう序章での語り(伏線)は普通にあるのでしょうか。ファンタジー初心者の小生には、思いも至らない仕掛けです(笑)達人が読めば、ははぁ〜ん、これって、、、きっと、、、みたいにわかるんでしょうね。ただ、ファンタジーを読む醍醐味の一つを教えられた感じです。
作者からの返信
序章に何を持ってくるかは作者によって違うと思うので「ファンタジーだから」というワケじゃないと思います。ただ、不思議な始まり方をする序章がファンタジーに多いのは確かですね。
この序章、しっかりと覚えていて下さいね。後々、ここにつながる事出て来ますよ〜! これ以外にも、色々と伏線を張っておりますので、お楽しみに♡
編集済
戸惑いへの応援コメント
なにぃ!! なんで、ロスタルが出てくるのだ? なんで、ロスタルがファランを守るのだ? おいおい、恋敵か? シグリドとロスタル。あかんて、あかん!(誰に怒ってんねん 笑)
作者からの返信
はい、おさらいの時間でーす。
最後のロスタルの場面は、序章「絶望の果てに、歩みを止めよ」の最後の場面とかぶっているのは気がついたでしょうか?
シグリドが死んだと思い込んだファラン。その数年後、「狭間」で迷子になっていたところ(←これが序章の背景です)を助けてくれたのがロスタルです。ロスタルは溺愛していた妹を失って生きる希望も失っていた頃。
傷心の二人が運命のいたずらで出逢い、シスコンのロスタルは小さくて可愛いファランに亡くなった妹の姿を重ね、愛しく感じ、守ってやろうと心に決めたわけで。でも、その愛情が「妹」へなのか、一人の女性へ向けられたものなのか、ロスタルも分かっていなかったんでしょうね。もう、男って鈍感なんだから♡
癒しの箱への応援コメント
自分の「書き物」が一段落したんで、改めて本作を`気合い入れて”読ませて頂きます。ファンタジーものをほとんど読んだことのない私が、一層敷居の高い「ハイファンタジー」に向かい会おうとしております(笑)しかし、この世界を一度、読んでおくべきと、思い立ち、一念発起(それくらい気合いが必要w)で頁をめくることにしました。近々、書き始めようと思っている作品のための勉強も含めて^^ この作品には由海さんの想いがかなり詰まってますよね。とんでもない長編と、とんでもない長々な字の文の中に(笑)少しでもそれに触れられるように、頑張りまぁ〜〜〜す
作者からの返信
「古都水没」完結、お疲れ様でした! 最後まで千葉さんお得意(?)のエロを出さない気合いの入り方に感服しました。
えーと、ハイファンタジーが苦手な方にはかなりキツイ作品ですので、あまり無理なさらずに(汗) 「ここが良く分からん」という部分がありましたら解説しますので、コメント残して下さいね。
いつでもお気遣い無用で脱落可能な作品です。念のため。
近いうちに新しいエッセイを公開予定です。千葉さんにはそっちの方が読みやすいかも。
悲しみの明けに、面(おもて)を上げよへの応援コメント
ついに、本編を読み終わってしまいました。
素晴らしかったです!
登場人物のすべてに深みがあり、物語があり、分かりやすいハッピーエンドを迎えた率は低いのに、どこかにちいさなともしびがある。
壮大な物語の最後は、個人的には、この余韻の残るエピソードが、ぴた、と来ました。
これからゆっくり、短編を楽しませて頂きます。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
長くて登場人物も多いややこしい作品に最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
終章は、ロスタルの魂の救済、そしてファランの忘れ形見であるファレルが歩む未来につながるお話です。余韻の残るエピソードと言って頂けて感無量です。
作中、多くの登場人物の命を奪ってしまいました……ハッピーエンド率の低い恋人たち、多かったなぁ(汗)
戦士の秘め事(5)への応援コメント
アルスレッド、どうして、ここまでいい感じにいって残念なことになるの……?
それが、彼なんだろうなぁ、と思いつつ、「ファラン、もっと言ってやれ!」と思いました。
のちに吟遊詩人が……ということなので、この先、アルスレッドも少しは……いやいや、どちらかというと、リリアムのほうがアルスレッドの永遠の少年の部分を理解してあげて……でしょうか。語られない部分が気になりますが、「秘め事」は秘められているのがいいのかも。
吟遊詩人に語られるときには、恐ろしく美化された話になるんでしょうね。想像して、くすりとしました。
最後にもどかしさを残しながらも、リリアムの深い傷が癒やされていくような優しい物語をどうもありがとうございました。執筆、お疲れ様でした。
作者からの返信
アルスレッドの恋物語を見守って頂きありがとうございます。
自称吟遊詩人のパルヴィーズ曰く「敵国の戦士だと知りながら、戦場で目と目が合ったその瞬間、二人は激しい恋に落ちた」のだとか(笑)
不器用な二人ですから、その後も周囲を巻き込みながら少しずつ心の距離を縮めていく予定です。そして、アルスレッドの「リリアムを愛人にする計画」は、「ただ一人愛する女性を、決して鳥籠に囲い込まずに愛し続ける」という結論に達する訳で。
シグリドとファランの息子、ファレルを主人公にした物語をいつか書こうと思っています。その中で、リリアムの尻に敷かれるアルスレッドの姿があったりして……
戦士の秘め事(4)への応援コメント
「戦士の秘め事」が始まってからずっと、悪い噂ばかりされていたアルスレッド。リリアムには、すっかり不審な目で見られ……というのが解消されましたね。
アルスレッドは身分のために迂闊なことはしないんだろうな、とは思っていましたが、レティシアやお姉さんのことをここまで深く考えていたとは思っていませんでした。ごめんなさい、アルスレッド。
だんだんと本性を出してくる(?)グウェレイン様が格好いいです。
作者からの返信
軽そうに見えて、実は色々と複雑なものを心の内に秘めているのがアルスレッドです。良い男でしょう? ←かなりの親バカ。
グウェレインの本性は、「綺麗な花にはトゲがある」&「能ある鷹は爪を隠す」です。アルファドを心から愛し、夫を影から支える良き妻ですが、家庭内の実権はきっと彼女が握ってます(笑)
次回が最終話です。アルスレッドの恋は実るのか……続く! (←こればっかり)
喪失への応援コメント
素晴らしい世界を堪能させていただいております。
まだ幼さや若さのあるファランとシグリドのこれからも気になりますが、緻密に織り上げられた美しい世界や文章、さまざまな者たちの想いを味わっているうちに、すっかり物語の中に入り込んでしまいました!(脳が現実に戻るのがなかなか大変なくらい……)
色々な所で作品の素晴らしさを聞いていて、絶対拝読したいと思っていました。
これからも少しずつ拝読したいと思います。
作者からの返信
眞実さん、
長くて暗くてややこしいお話を、こんなに速くお読み頂けるなんて! 驚きと共に感謝の思いでいっぱいです。
大人になったシグリドとファランの恋の行方をぜひ見守ってやって下さい。
お忙しいと思うので、ゆっくりで良いですよ〜。
戦士の秘め事(3)への応援コメント
アルスレッドが主役の番外編なので、「年貢の納め時」的な、軽めのラブストーリーを予測していたのですが、重い出来ごとに直球で向かい合う、深い物語ですよね。予想外なのですが、凄く、ぐっと来ます。「この話、好き」なんて言ったらリリアムに申し訳ないので、なんと言ったらいいのか分かりませんが、いいです!
やはり、さすが『最果て』だと思いました。由海さん天才です。甘さはあるけれど、リアルで厳しく、綺麗で繊細なのに力強いんです。番外編だからといって、おまけと思っては罰が当たりますね。
さて、物語はいろいろと出揃った感じ、でしょうか。アルスレッドの結論に期待しています!
作者からの返信
褒められちゃった♡
天才とは程遠い凡人なので、更新速度がむちゃくちゃ遅いですが、根気よくお付き合い頂きましてありがとうございます。
アルスレッドらしく、軽めにしたかったんですよ、本当は。でも、軽薄そうに振る舞う男が、タルトゥス最強の戦士と呼ばれるようになるまでには色々あった……そう思うと、こんなにも重いお話になってしまいました。
アルスレッドはリリアムをあきらめるのか……? 続くっ!
戦士の秘め事(2)への応援コメント
リリアムの過去、重いです。重いですが、でも、グウェレインがいて、今は幸せと感じられる状況にあることを嬉しく思います。
ただ、アルファドに恋心を抱いていたのは、やはり今でもまだ、辛いでしょうね。それでも主人のグウェレインを大切にする彼女、いいですね。
だからこそ、幸せになって欲しいです。
そして、アルスレッドの悪い評判だけをつなげると、あそこまで酷い男になるんですね。アルスレッドには悪いけれど、クスリとさせていただきました。
さて、どうやって、リリアムはアルスレッドの魅力に気づくのでしょうか。楽しみです。
作者からの返信
恋愛が絡むと女同士ってなぜかライバルになってしまうパターンが多いじゃないですか。あのドロドロ感が苦手なもので……リリアムとグウェレインのような関係があれば良いな〜と思ったんです。
リリアムの過去。やはり女にとっては辛くて重いですが、「傭兵」と言う職業が存在し、未だに各国の力の均衡が不安定で戦さの絶えない弱肉強食の世界が舞台なので……ファランは兄も愛する夫も、加えて周りの男達も戦士と言う環境で常に「誰かに守られている」ラッキーな娘。それとは正反対の存在がリリアムと言うわけです。
アルスレッド、女関係が特にだらしないように見えますね(汗) さて、彼はリリアムの心を掴むことが出来るのか⁉︎
つづく!
戦士の秘め事(1)への応援コメント
アルスレッドの物語、待っていました!
貴族的であり、自由人である彼の魅力が満載でした。
そして、彼にぴったりのリリアム。どうなるのかな~。
目次を見て、(1)となっていたので「やった! 続きものだ!」と喜んだ通りのボリューム感。(2)が今から楽しみです。
そして、今回は脇役になるファランのこの台詞。
「アルスレッド様、葡萄酒の香り付けに朝摘みの新鮮な毒草を入れて差し上げましょうか?(略)」
しばらく見ないうちにファランが強くなった!? 母(見習い)は強し!? 以前だったら、こんなことは言えなかったはず(?)
このやり取り、よかったです。
作者からの返信
大変お待たせ致しました。アルスレッドが暴走する……もとい、大活躍する物語がようやく出来上がりました。
リリアム、気に入って頂けましたか? ファラン大好きなアルスレッドが他の女に惹かれるとして、どんな相手が良いかしら……と悩んでいたら、天竜さまからの天啓が降ってきました(笑)
ファランは言葉で人を癒す系の治癒師でもあるので、口は達者なんですよ。「ド平民」の出身なので、貴族であるアルスレッドに対して遠慮があっただけで、付き合いが長くなるにつれ、気を遣う必要がないと分かってきたんでしょうね。
私的には、シグリドの「ああ、しまった。もう二、三発なぐらせてやってから……」のくだりが気に入っております。
初登場のグウェレイン。次回はエレミア王の娘である彼女とアルファドの出逢いも、ちらり、と出てきます。お楽しみに。
春を待たずにへの応援コメント
最後の短編は投稿を迷っている、と言うようなことを由海さんが書かれていたと思うのですが、この短編、絶対に必要です!
凄く良いです!
お別れの物語かもしれませんが、こうしてきちんと言葉を交わしたからこそ、最果ての地での再会を穏やかに待つことができるのだと思います。それをきちんと示してくださって、読者の私の気持ちも、とても穏やかになりました。
祈りの言葉は何回か出ていますよね。(違っていたらすみません)
じーんときました。
素晴らしい作品を本当にありがとうございました。
作者からの返信
おお〜嬉しいです。静流さんに「この短編、絶対に必要」と言って頂いて迷いが吹っ切れました。
そうです、ファランの祈りの言葉、何度か彼女が口にした(一度だけ、シグリドもファランの見様見真似でした)治癒師の祈りです。序章と終章のタイトルにも使っている前半部五行が「生き抜く事が出来た魂を勇気付けるための祈り」で、後半五行が「救えなかった魂を癒すための祈り」です←そこまで誰も気にしていないと思いますが(汗) 詩篇のようなものは苦手なので、この祈りの文言を考えるのに結構苦労したんです。ぽんぽん「呪文」を作れるラノベ作家さん達ってすごいな〜と思います。
長い間の応援、本当にありがとうございました。
悲しみの明けに、面(おもて)を上げよへの応援コメント
悲しみの世界の果てで待っている 愛しき者よ、お前は生きよ
あくまで、第一部終了時に詠んだ歌だったのですが。
全編を読み終えた今、手前味噌ながら「本当に、そういう話だったんだなぁ……」と感慨に浸っています。
長期の連載、お疲れ様でした。
登場したときには嫌な奴だと思ったのに、エスキルが、思いの外な方向に育ったキャラで印象深いです。
作者からの返信
長い間お付き合い頂きましてありがとうございました。
卯月さんの歌を拝見した時、「うわ〜ピッタリ!」と思ったことを覚えています。
意外にもエスキルにお褒めの言葉をいただけるとは……嫌なヤツでしょ〜(笑) でもそれは愛情に飢えていたからなんです。可哀想な子なんですよ、彼は。終章でエスキルとザシュアの物語が「悲恋」となって伝えられている事で供養になったと思います。
最近、「おかしな話」を読ませて頂いてます。これってある意味、挑戦ですよね。140字かあ……私には無理だぁ!
砦の姫の恋への応援コメント
レティシアとタイース、正反対のようでいて、しっくりくるような気がします。
正反対と言っても、表面的な嗜好が逆なだけで、内面は意外に似ているのかも。
タイースは末子だったこともあり、自分よりかなり年下のレティシアにどういう態度をとるべきか悩み、できるだけ大切に大切にしそうです。そして、レティシアにそんなにヤワじゃない! と言われ、傍目には尻に敷かれる感じかも。でも、それこそがタイースが幸せを噛みしめる瞬間……そんな気がしました。
……エレミア様の目的って、「我が娘を嫁にくれてやる」ここなんですね! これですね!?
アルファドに地位を与え、体裁を整えて娘を嫁に出す。(親ばか、と、一瞬思いましたが、エレミア様は息子を失っているんですよね……。複雑)
アルスレッドの物語は、いつですか? アルスレッドびいきの由海さんが用意していないわけがない! と、思っています。
作者からの返信
日頃、重くて暗い話をずーっと書いていたので、ちょっとコミカルで温かいお話が書きたくなりました。で、タイースとレティシアに登場してもらいました。
そうそう、人前ではレティシアがダンナを尻に敷いているように見えて、実は「そこがまた可愛いんだよ」と愛がダダ漏れのタイース←ちょっとファランとシグリドっぽいでしょ?
タイースは普段はタルトゥスの書庫(覚えてますか? 大陸中から集められた書物がある、パルヴィーズのお母さんの肖像画がある部屋です)にこもって色々と調べ物をして、領主のレティシアを影から支える頼もしい夫なのです!
エレミアの娘とアルファドの恋物語もあるのですが、これは短編書くほどではないなぁ、と思い、サラッとスルーしました。
アルスレッドは……性格的に平穏な場所に留まることが出来ない&いつも危険な事に首を突っ込みたがるタイプなので、「結婚」や「純愛」が似合わない人なんですよね。物語の主人公にしたら、凄いことになりそうで……でもせっかくなので、考えてみます。
あ、短編、もう一つあります。激短です。でも、これいらないかなぁ……とちょっと悩んでます。とりあえず書いたので、更新はしてみますが……
悲しみの明けに、面(おもて)を上げよへの応援コメント
ついに、ついに、完結してしまいました……!
更新されてわりとすぐに気づいたのですが、忙しくてバタバタしていたのと、「終章」の文字に「これは、今すぐ、ちゃちゃっと読むべきものではない!」とエピソードタイトルだけ見て、時間が取れるまで大事にとっておきました(そしたら、短編が出ていて焦った)。
あれ、ファラン出てこないな……。えっと、この子は…………息子、だよね?
という感じで読み始めたのですが、まさか亡くなっていたとは……。
ショックでした。この終章がイヤ、というわけではなく、ただ、もう一度、当たり前のようにファランに逢えると思っていたので、「え……」と呆然とした、という感じです。
ぐっときたのが、シグリドの行動。ファランの怪我に気づいたときにも思いましたが、大人ですね。第一部の十七歳の少年のイメージがどうしても抜けきれなくて(すみません)、ときどき、彼の言動にはっとします。主役なのに、強いのに、派手に目立つことがあまりない(気がする)シグリド。でも、確実に立派な人物になったんだな、と思いました。
彼のお陰で、決して救われることがないと思えたロスタルが解放された感じがします。この終章は、まったくの予想外で、凄く良かったです! この物語の終章として、これ以上素晴らしいものはないと思います。
ファランが亡くなっていることは悲しい出来事でしたが、ただ「最果て」の地に行っただけ。ほんの少しの間、シグリドを待っているだけ。もともと、この物語は「最果て」がひとつのキーワードなのだから、「死」は終焉でも絶望でもない、そんな気がしてきました。
この長く素晴らしい物語をくださった由海さんに、感謝します。
どうもありがとうございました。お疲れ様でした。
追伸:
レティシアのお相手がタイース! あたりました!
ところで、アルスレッドは誰と結婚したのでしょうか。
作者からの返信
長い間、応援コメントをお書き頂きあちがとうございました。
主人公がすでに亡くなってしまっている終章で良いのか? とも思いましたが、ファランは可憐なままで消えてしまう方が妖精みたいで良いかなぁ、と。
シグリドは17歳で死ぬはずだったところをファランに救われた。なので、それ以降の人生は彼女のためにあったようなものです。色々な人に支えられて大人の男になって、左手を失ったファランを支えなきゃ、と思ったんでしょうね。元暗殺者だった彼が、立派な人間になったと言ってもらえて、嬉しい限りです。
ロスタルの処分が一番悩みました。彼だけが救いがないのはあまりにも可哀想なので。
タイースの件、実は静流さんに以前指摘された時、ドキっとしたんです。当たってたから(汗) アルスレッドに普通の結婚生活が出来るかどうか……彼の場合、そこが問題だと思います。
黎明(れいめい)(2)への応援コメント
ついに、ついに、ふたりがちゃんと抱きしめ合うことができました。
よかったです。本当に。
ファランの怪我を見て、シグリドがどうなるか心配だったのですが、シグリドは大人でした。これから大変なこともあると思うし、精神的に辛くなることもあると思うけれど、ふたりが一緒なら大丈夫だと思いました。
そして、エレミア様のニヤリ(前回のラスト)が先送りされているんですが……。
気になります!
作者からの返信
ようやくラブラブカップルが元のさやに納まってくれました。
ファランの左手を見て、「誰がやったあぁぁぁっ!ぶっ殺してやる!」となりそうなシグリドですが、それよりも「とにかくファランを抱きしめたいんだよっ!」って気持ちが勝ったんだと思います。溺愛してますからね(汗)
エレミアのニヤリは……あ、ここから先は終章で。
黎明(れいめい)(1)への応援コメント
いよいよ、最終回が近いのを感じる回でした。
(ファランたちやロスタルがいないんですが)
パルサヴァード様が格好良かったです。この方も、翻弄される人生を送ってきたんですよね、本当に。
全体に、しんみりで、じーんとして。
そして。
最後のところで…………え?
(タイースかな……? でも、ぜんぜん違う気もする)
作者からの返信
初登場の頃から頼りなく、病床に臥せっていたり、悩んでばかりだったパルサヴァードを「格好良い」と言って頂けて、天にも昇る心地だと思います←天竜の神官だけに(笑)
今回のエピソード、実は1万字近くなってしまったので(汗)、2部に分けました。(1)が前半部。後半部の(2)もすぐに公開予定です。主人公の二人を「嘆きの森」に放り出して置くわけにもいかないので。
そしてエレミアの発言。静流さんの予想は当たっているのか……続くっ!
そのまま共にへの応援コメント
タニスリール様とリアナンに、ここで逢えるとは……。
このお二人が入れば安心です。
エレミア王のところは、ぐっときました。
同じ内容が書かれていたとしても、これほどまでに悲しく美しく、この別れを書ける作者はいないんじゃないかと思いました。エスキルが亡くなっているのは既に分かっているのですから、この父子別れのシーンは必然で、予測も何もないわけなんですが、それなのに、ぐっときたんです。素晴らしかったです。
そして、ロスタルとヤムリカ。
続き、ドキドキします。
作者からの返信
悲しく美しい……そう感じて頂けて嬉しいです。
エレミアを描く時、不思議とイーレオ様を思い出すんですよね(汗) 「側室を侍らせ、妾腹の子も沢山いる、年齢を感じさせない精力旺盛&美丈夫な戦士の王」がエレミアのイメージなんですが……あ、でもイーレオ様は側室はさすがにいないか。
聖魔のくせに優しすぎるヤムリカが、ロスタルとどう絡むのか……続く!
スェヴェリスの花への応援コメント
ザラシュトラとエスキル……。
いろいろ、あったけれど、……ああ、なんか書いてしまうと、陳腐です。駄目です。
ロスタルの振り下ろした剣が「救い」であると信じています。ロスタルにとっても、それは恨みでも怒りでもなく、解放なのだと、信じています……。
すごく大事な回なのに、短くてすみません。
作者からの返信
敵対する祖国を持つ二人が共に寄り添う方法はこれしかない!と、ロミオとジュリエット的幕切れになってしまいました……また1組のカップルを闇に葬ってしまいました(汗)
残るはファランとシグリド。あ、でもアルスレッドの「ファランを愛人にする計画」もあるし……タイースもお年頃なんで、そろそろ相手を見つけないと……残り少ない話数で全て解決するよう、最後まで見守っていて下さいな〜
二人の火竜への応援コメント
なんかもう、ファランの腕がなくても、シグリドとふたり、生き残って幸せに暮らしてくれれば、それでもういいような気がしてしまいました。なんでしょう? この気持ちの変化。
(でも、ラストのザラシュトラとロスタルの様子からすると、これからまた予想外のドキドキ展開が待っていそうな気がします)
目が離せませんね、本当に。
作者からの返信
主人公の二人は幸せになれるのか!?
基本的に悲恋に終わる結末は好まないので(←と言いながら、既にシエルとディーネ、アスランとリライラ、エレミア王とアルスレッドの姉、他にも数名、作者の構想の犠牲となってますが……)、シグリドとファランの行く末をもう少し見守ってあげて下さい。
ドキドキ展開……!
えーと、ドキドキするかなぁ……最新話、更新する前に推敲しなきゃ(汗)
ウシュリアの祈りへの応援コメント
昔語りからの始まり。こういうの、どきどきします。
ラスエルフルムは、ラスエルファラン=ファランのお母さん、で合っているでしょうか。
ザラシュトラ。憎みたいんですけど、憎みたいんですけど……。
色々言いたいような、もう何も言えないような。
むずかしいです。もどかしいです。
そして、いよいよ、再会でしょうか!
楽しみです!
(でも、ファランの怪我が……。シグリドがどうなるか……)
作者からの返信
ザラシュトラが全面に出てしまった今回のエピソード。悪役である彼女にも、恋する少女だった時がありました。
「群像劇」のタグ付きだけに、登場人物一人一人一人の人生を無駄には致しません!(笑)
ちなみに、ラスエルフルムはファランのご先祖様です。静流さんのコメントを読んで「あわわ〜、まずい」と焦って書いた近況ノートをお読み頂ければ謎が解決するはず!
竜紋の石への応援コメント
…………。
読み間違えたかと思って、三度くらい読み返してしまいました。
ファランが…………。
たしかに今までも、石を狙ってこんなことがありましたが、まさか本当に……。
エディルの亡霊が高笑いしてそうで嫌です!
タイースを気遣うアルスレッドは格好良かったです。(でも、そもそも力量的にエスキルにはアルスレッドのほうがいい気がします)
この先……どうなるんでしょう……?
作者からの返信
エディルの高笑い、不気味でしょうねぇ。
主人公をこんなに痛めつけてどうするんだ!と不快に感じたかもしれませんが、もうしばらくご辛抱下さい。
作者本人が言うのもなんですが、アルスレッド大好きなので、近頃特に、シグリド以上にカッコよく書いてしまう傾向にあります(笑)
さて、そろそろシグリドの出番かなぁ……
女王の護衛への応援コメント
シグリドとロスタルの対決が……おあずけでした。
確かに、他がまだいろいろあるのに、決着が付いたら駄目ですよね(と、言って自分を納得させます)。
一方で、またまた、どきどきの気配が。
そうか、エスキルは、ただザラシュトラを味方する人物、というだけではなく、立場上、当然、タイースのことをよく知っているわけで……! こちらもまた、因縁の対決になるわけですね。
この作品の、こういう複雑さが好きです。毎度毎度「やられたー」と気持ちよく驚かされています。
そして、更にまだまだ、何かが隠されていそう……。
最後まで、手に汗握る展開になりそうです。
作者からの返信
シグリドvsロスタル、ずーっとお待たせしております……どこまで引き延ばしたら気がすむねん!とそろそろお叱りを頂きそうで(汗)スミマセン。
登場人物が多いので、まんべんなく最終的にまとめようとがんばっております。とりあえす、ファランとタイース&アルスレッドの再会は叶いました(ファランは未だに結界の中に捕らわれたままだけど)……続くっ!
戦士達への応援コメント
ちょっと前にタリスニール様たちと出てきたヤムリカは、ここの出番を待っていた(?)んですね。
ヤムリカはディーネを宿主にしていたのだから、ディーネにとっては「よくない」はずのものなのに、ディーネが生きていた頃から、「もう一人のディーネ」みたいでした。ヤムリカの中に、ちゃんとディーネはいますよね。
手に汗握る、最後の決戦!(ですよね)
どんな結末を迎えるのか、楽しみです。
作者からの返信
なかなか「シグリドとロスタルの決戦!」が始まらなくてスミマセン(汗) 「狭間」で戦うためにはシグリドが呼吸できる空間が必要だったので、ヤムリカの登場となりました。「聖母様」は困った子の味方ですから。泉の精霊リアナンも聖魔ヤムリカも出番がずっとなかったので、忘れ去られていると困るなぁ、と思って小出ししておきました(笑)
そうですね。ディーネの魂はシエルを追って「果ての世界」に旅立ちましたが、ディーネと共に人の世界で暮らした記憶はヤムリカの中に残っているはずです。
次回こそ決戦になる……はず!? お楽しみに!
神殿の丘の戦いへの応援コメント
まさかのエスキル再登場! しかも、いいところを持っていっている!
なるほど、すべてはここに繋がるのか……。
エスキル初登場時は、密かに「なんだ、このキチガイは!」と思ったのですが(すみません)、格好いいじゃないですか……。
(でも、こうなると、ロスタルは……? ザラシュトラのお兄ちゃんとして傍に居ることになると思っていたのですが)
いよいよ、シグリドとロスタルの対決ですね。
次回が待ち遠しいです。
作者からの返信
エスキルは元々、毒母のおかげで人間不信に陥り、「信じるものは己だけ」というスタンスの元、欲の渦巻く王侯貴族の世界を生き延びてきたら、ああなっちゃった、といワケで。可哀想な人なんです。ザラシュトラと似た者同士、という事で。
ロスタルは……彼はどうしましょう。既に妖魔の魂を受け入れている彼を救う事は出来るのか!?次回に続く……(笑)
巫女姫と聖魔への応援コメント
ザラシュトラとアプサリス!
ただの人の子の私からすると、どちらも畏怖の対象です。その二人の対決(?)は、恐ろしかったです。恐ろしいというか、なんというか、冷たい炎が揺らめく感じでしょうか。
もっとも、勝負にはならないんですけどね。全然、存在が違いますから。
ザラシュトラが哀しいですね。なんて言えばいいんでしょうね。
その反動か、ラストのファランが光り輝いて見えました。
思えば、最近、男性キャラクターが多く活躍していたのが、今回はほぼ女性。
でも、華やいだ気分になれないのは……。
ファラン、頑張って!
作者からの返信
言われてみれば、確かに男だらけ……考えてみれば、元々、登場人物の大半が男だし、出てくる女性陣は、ファラン以外、人外か術師か女戦士ばかりですもんね(汗)
ザラシュトラは書いてて苦しい人物「その1」です。(ちなみに、「その2」はエディル)
何でそんなに世界を恨むの?って人物は、作者自身も書くのが辛いです。どうすれば彼女を幸せにしてあげられるんだろう……と親心で色々考えましたが、その結末は……
あと数話でこの作品も完了となります。しばしお付き合いのほど、よろしくお願いします。
魂の輪廻への応援コメント
パルサヴァード様、お疲れ様でした。ラスエルクラティアの民も、やっと。という感じですね。
なんか、本当に、もう終りが近いんだなぁ、という寂しさが。
アルスレッドのお姉さんが、嫁いでらっしゃったんですよね。確か、そんな話がありました。だからなおのこと、すんなりアルスレッドが参戦できたのかと、納得しました。
シグリドとファラン、次回くらいに再会できるでしょうか。
作者からの返信
虚弱体質のパルサヴァードを戦いに巻き込むのは無理があるので、退場して頂きました。
アルスレッド大好きな私ですが、さすがに「重要な砦の領主の片腕が、のこのこと隣国の戦さに参戦する」という無理な設定を正当化する理由を作るべく、せっせと伏線を引いておりました。そうです、戦死した愛妾の亡骸を砦に連れ帰った、というお話しです。さすが、静流さん、またまた覚えていてくれましたね。
シグリドとファランは、一体いつになったら会えるのか……どこまでひっぱれば気が済むんだよーっ!と飽きられる前に、再会させますので、しばしお待ちを。
あなたと二人への応援コメント
ザラシュトラ、複雑な人ですね。彼女はずっとあのときの少女のままなんですね。
エスキルを逃したのは意外に思えたけれど、きっと彼女にとっては当然だったのでしょう。彼には破滅の未来が見えていたんですが、なるほど。(一方で、エスキルが生き延びてエディルが愛する者の手で殺されたのは……うーん。それはそれで幸せだったのかな)
ロスタルがザラシュトラに従う(実際には手を貸している、なのかな)理由が分かりました。ヤムリカが幸せそうでよかったです。タリスニール様の渋々具合いが目に浮かんで、くすりとしました。なんか、いかにも「渋々」って感じで。
ロスタルは、この先、ザラシュトラの「お兄ちゃん」(そんな感じがしたんです、今回)として、ずっと彼女のそばにいるのでしょうか。(最果てで、かもしれない……)
いよいよ、終わりが近づいてきた気がします。ラストを見たいような、ずっと続いてほしいような。複雑な思いで続きを待っています。
作者からの返信
久々登場のヤムリカと「嘆きの森」のいちゃいちゃカップル。今後、活躍があるかどうかは……うふっ♡
今回のザラシュトラの行動、彼女らしくないかなとも思ったんですが、今まで「術師」として我が道を突き進んできた彼女を、エスキルは初めて「一人の女」として執着してくれた……そうなると、情も湧くと思ったんですよね。
ロスタルは基本、シスコンです。なので「自分が側にいないと、こいつは駄目なんだよな……」と思わせる対象には「お兄ちゃん」として振舞ってしまうクセがあるんですよね。損な性格です。
回収し忘れてる伏線、ないかしら……どきどき。無事に最終話まで行けるよう、もう少しお付き合い下さい。
火竜のさえずりへの応援コメント
シグリドの「ファラン」の名前の「さえずり」。ファランに教えてあげたときのこと、覚えています! シグリドったら、いつもと違ってなんて粋なことをするんだろう、って思ったんですよね、あのとき。それが今、二人を繋ぐ言葉になるなんて! 素敵ですね。
やっと二人が逢える!(……と、思ったらきっとまた、何かあるんでしょうね)
そして、やっぱりロスタルに明るい未来が見えません。
作者からの返信
あの場面あたりからですね、シグリドがファランに骨抜きにされ始めたのは(汗)これで、あの時の「火竜のさえずり」の伏線回収成功!
昨年の3月末から執筆を始めたこの作品も、残すところ、あと数エピソードで完了する予定……完了するはず、いや、いい加減、終わらせないと1年以上の連載は長過ぎるでしょう。PVから推測すると、フォローを頂いた方々の大半は既に脱落し、最新話まで読んで頂けている方はごく僅かになっているような状態ですし……(涙)
これだけの長編でも、静流さんは内容をしっかりと覚えて下さっているので、本当にありがたい事と思っています。おまけに、ロスタルの未来まで心配して下さるし……現在、書き散らして来た伏線の回収作業にアワアワとなっている状態なので、「ああ、そう言えば、あれってどうなったの?」と気になる事があれば、是非とも教えて下さい!
王都侵攻への応援コメント
アルスレッド&シグリド、なんかいい感じです。
貴族と傭兵、ファランをめぐるライバル、敵対しているのに不思議です。アルスレッドの性格によるところが大きいのかな。それでいて、ちゃんと貴族していますね。洗練された格好良さがあります(冒頭あたり)。
シグリドとファランは、伝説をなぞらえたふたりですよね。凄くロマンチック。少年相手に、どうどうとのろけているのが、なんとも。
そして、ロスタル。この先を考えると、あまり良い想像ができません。彼の運命はどうなってしまうのでしょう。どうなっても幸せになれる気がしない……。
作者からの返信
私のお気に入りアルスレッドがほめられた~♪
彼は貴族社会で数々の陰謀や駆け引きを見て来たので、人との付き合い方を心得ているんです。シグリドは根が真っ直ぐな分、駆け引きせずに済む。だからアルスレッドも気楽なんでしょうね。
そうです、外伝の1話目「黒竜と炎の精霊」を読んで下さった方ならば、シグリドとファランの関係にピン!と来た事と思います。シグリドにあのセリフを言わせるためだけに「黒竜と……」を書いたようなものですから。
ロスタルは……妹のためだけに生きてきた彼を幸せにする事が出来るのは……うーん、何でしょうねぇ。
編集済
あなたのその手でへの応援コメント
毎回、展開に翻弄されるこの作品ですが、今回の衝撃は格別でした。
確かに、なんで出会ったばかりの上に、快く思っていない感じのファランをエディルが? とは思ったんですよね。そうなりたかった純粋な自分を映しているのかな? なんて、思ったりして。……納得しました。
それにしても、凄い迫力でした。読んでいて、私も痛かったです。私も作中で刃物を振り回しますが、この怖さは出せません。物語と一体化する、って、このことなんだと思いました。
痛い上に、辛かったです。このときだけ、今、語られている人物(エディル)になっていました。直前まで、最悪な奴、って思っていたのに。
感想が陳腐で申し訳ないです。もっと綺麗でロマンチックな感想を書きたいのに、そういう回なのに。
シグリド&アルスレッド、でましたね。いいコンビ、格好いいです。(仲良かったっけ? なんて思ったりして。ファランを巡って敵対しているけど、互いに実力を認めているから、こうなんでしょうね)
作者からの返信
迫力、ありましたか?良かった!
実は、構想を練っている間、エディルは女の子にするつもりだったんです。で、ロスタルに一目惚れして、ファランから奪おうとする、と。でも、それではあまりにも普通すぎるし、ザラシュトラが許すはずもない……で、男の子にした訳です。
久々登場のシグリド。そして私のお気に入りアルスレッド。この人のイメージは「アスランの性格を受け継いで、しかも貴族然とした人だったら、こんなだろうな」です。戦士としてお互い認め合っているけど、口には出さない「ツンデレ(?)」コンビです。
夜明け前への応援コメント
タイースと、タイースの傍に居る人々の思い。まさに群像劇です。タイースもいいですが、今回アルファドの半生が物悲しく思えました。息子を次々に失ったイスファルも辛いですが、アルファドは彼らが命を落とすところを何度も目の当たりにして、自分の力が及ばなかったと悔やんだんでしょうね。
一方、ファラン。彼女の可愛らしさが全面に出いている――のは、いいけれど、シグリド早く来て!!
作者からの返信
初登場した頃は影の薄かったアルファドですが、ようやく日の目を見ました。登場人物は無駄使いしないのがモットー(笑)
群像劇って作者の思い込みが大きいと思います。「わざわざ脇役にドラマを見出さなくても」って言われそうですが、静流さんのように暖かく見守って下さる読者さまがいると、励みになります。
しかし、主人公のくせにシグリドは何やってるんでしょうね〜最後に登場したのは何エピソード前???(汗)
孤高の戦士への応援コメント
エディルが? エディルが!? エディルが!!
(衝撃のあまり、言葉が出ません)
シグリド、早くこないと!
エスキルの過去がちらりと出ましたね。
謀反って、アスランの妻子が……という件ですよね。
ひとつの出来ごとが、波紋を広げ、まさに歴史を目の当たりにしているようです。
この壮大さ、さすが『最果て』の世界です!
作者からの返信
エディルの想い人は意外な人です、うふっ♡
さすが静流さん、よく覚えていらっしゃいますね。そうです、アスランの妻子が巻き込まれて殺害された謀反を起こした張本人が、エスキルの祖母にあたります。登場人物を無駄にしないのが『最果て』の世界です(笑)
恩讐への応援コメント
前回のシーンをザラシュトラ目線で見ると、こうなるんですね。
エスキルは初めからこういう人だったけど、更に酷くなっているような……。
今回は嵐の前の静けさ、という感じですね。
と、いうことは、次回は……。
(楽しみにしているのですが、『楽しみ』とは、ちょっと違うような。あ、そうか、こうです!)
ドキドキしています!
(そうそう、アルスレッドの活躍があるかもしれないんでしたっけ? シグリドにも期待!)
作者からの返信
ザラシュトラとエスキルの二人だけの世界って、歪んでますよね(汗) 高貴な生まれの二人がなぜこうなってしまったのか……ザラシュトラの少女時代は描いたけれど、エスキルについては今の時点では放置しておきます。
アルスレッド好きの私としては彼にうーんと活躍して欲しいんですが……うーん、どうなるかはドキドキしながらお待ち下さいませ♡
絶望への応援コメント
このところ、エディルの内面が語られてきたので、彼が何を思っている人物か分かっているのですが、ファランを庇うところはやはり好感が持ててしまう。単純ですね、私。(エディルの立場からすれば、ここでファランを殺されるわけには行かないのでしょうけれど。もともとファランを世間知らず、と蔑んでいても、殺したいほど憎いわけではないし)
どう言えばエスキルが引かざるを得なくなるのか、即座に判断できる頭の回転の良さと、あのエスキルに対して毅然と言える強さに、エディルの魅力を感じました。
ファランは、可哀想な状況ですよね。いくら心が通じ合っていても、ロスタルのような魔の力があるわけではないシグリドに声は届かない。(ロスタル、イジメっ子)
暴走するロスタルがどうなってしまうのか。続きが気になるけれど、悪い想像をすると知りたくないような……。とりあえず、次はアルスレッドあたりがスパッと気持ちよく活躍してくれるのかしら、などと思いました。
作者からの返信
意外にも、静流さんの中でエディルへの好感度が上がったようで……あれれ?そんなに魅力的な良い人っぽく描いてたかしら、と思わず読み返してしまいました。
術師としての力が皆無なのに頭が良すぎた残念な男エディル。彼がファランを助けるのには、色々と思惑があるのです……ヒントはずばり、ロスタルです。
アルスレッドがスパッと活躍してくれるかどうか、お楽しみに!何と言っても彼には「ファランを愛人にする!」と言う野望があるので←普通なら、この時点でシグリドに斬り殺されてますね(汗)
編集済
その名を呼んでへの応援コメント
離れ離れのファランとシグリド。やっぱり、一緒に居て欲しいです。絶対に再会できると信じているけど、読んでいて辛いですね。(その反面、それぞれの感情が盛り上がっていて、素敵なんですけどね)
ロスタルはロスタルで、切ないんですけど、ファランが心に決めた人はシグリドなので、ね?
アルスレッドがの傭兵参加は嬉しいサプライズでした。本当は傭兵なんてダメ! と言われる立場だと思うのですが、うまく丸め込んだんですよね。なんか、彼らしいです。
作者からの返信
「遠距離恋愛」で盛り上がる二人です♡
アルスレッド、実は大好きなキャラの一人です。貴族なのに城の生活が退屈すぎて傭兵として戦場に赴く方が性に合う彼なら、多分、シグリドとも上手くやっていけるはず!
ロスタルはどんどん歪んでいきますね……書いてて辛くなってきました。この章の主役のはずなのに(涙
百年の狂熱への応援コメント
冒頭の回想。まさかのザラシュトラ……!?
この少女が、ああなってしまうの……?(読み間違い? そうであってほしい)
ファランやファランを囲む人々は甘いのに、世界はちっとも甘くない。人の心がリアルで、行動に納得がいきすぎて、だから切ない。この世界観がやはり大好きです。
少し前から何度か出ているエディル。いい人だと思っていたんだけれど、なんか……。
いやぁな予感がします。
作者からの返信
はい、その「まさか」です。ザラシュトラは悪役ではありますが、あんな風になるにはそれなりの理由と時間が必要なワケで。
「善は人に内在する天の理法であり、悪は外在する環境にある」by 孟子
この言葉が「最果ての……」の世界を作っていると思って頂ければ良いかと。(但し、妖魔には適用出来ませんが)
エディルはチョイ役に見せかけて……今後どう転ぶか、ご期待下さい。
すれ違う心への応援コメント
二転三転する状況に翻弄させられました。
ロスタルにファランがさらわれる、というのはあり得るとは思いましたが、まさか、ここまで心理的にいろいろあるとは……。
(ロスタル、策士……)
ファランの気持ち、揺れる、というのとは違いますが、これは辛いでしょう。
ファランが消えたあとのシグリドの動揺っぷりが意外でした。でも、良かったです。
アプサリスが、いい人(人じゃないけど)なのが、もっと意外だったかも。
作者からの返信
ちょっとメロドラマし過ぎたかなと思いつつ、良かった、と言って頂けて嬉しいです。
普段は無愛想なシグリドも、自分の「伴侶」を他の男に持って行かれて平常心ではいられないよな〜と思い、人間性をズームUpしてみました。
基本的に気まぐれなアプサリスにとって、シグリドは「ペットの人の子」的な存在です。ついつい構ってあげたくなる、そんな感じです。
白い戦士の誘惑への応援コメント
前回の「ぐらり」からロスタルの出現は確信していましたが、まさかシグリドと直接対決になるとは思いませんでした。
このふたり、どうやっても相容れるわけがないんですよね。少なくとも現時点では、絶対に無理。
ロスタルの様子がおかしいのも気になるし、このあとシグリドが、なんと言うのか……。
次の更新が待ち遠しいです。
作者からの返信
シグリドとロスタルの直接対決!なのに、戦闘シーンが苦手なので、ほんの数行で終わらせてしまいました。10年前にロスタルにボコボコにされたシグリド、今回はどういう結果になるかは次のエピソードに持ち越しという事で。
ロスタルは、大好きな子の前では何も見えなくなるタイプです。愛は盲目、と言えば聞こえは良いですが、こういう人に愛され過ぎると怖いだろうなぁ、と思いながら書いてます。一応、この章の主要人物なんですが……。
協議の場への応援コメント
協議の場でファランが頑張るのは、なんとなく予測できましたが、シグリドが格好良かったです。彼は、こういう議論みたいのは苦手だと思うのに、頑張った!
ラストの「ぐらり」は、やっぱり、『彼』?
続き、楽しみにしています。
作者からの返信
あらら、ファランが頑張るのはバレちゃってましたか。
いつもなら彼女の「癒しの力で解決!」ってなるんですが、今回は戦士達の協議の場なので、戦士のシグリドに頑張ってもらいました。口よりも身体を動かす方が得意な彼ですが、最近ファランにデレデレしまくりで「大陸で最も恐れられる傭兵」の印象が薄れていたので、格好良いと言われて本望です。
「ぐらり」で出てくるのは妖獣、妖魔、アプサリス、そして……お楽しみに!
エレミア王と大神官への応援コメント
純粋な気持ちで発言するファランと、政治的な判断で物を言うパルヴィーズ、タイース。このやりとり、緊迫感があってよかったです。確かに言われてみれば、パルヴィーズの言う通りなんですが、心情的にはファランです。
水鏡を使うことに違和感を覚えるファラン、最後のパルサヴァードの宣言、アクション的な動きのないシーンなのに、緊張と興奮でどきどきの回でした
作者からの返信
緊迫感、出ていましたでしょうか?そう言って頂けると嬉しいです。このエピソードを推敲しながら「なんだか、男どもがやたら難しい屁理屈こねてばかり……」と思っていたので(ストーリーの流れ上、必要なんですが)退屈じゃないかなぁ、と少し心配でした。いつもながら、励まされました。ありがとうございます♡
戦士の狂気への応援コメント
ザラシュトラとエスキルの遣り取り、なんか目が離せませんでした。
ファランたちと敵対する人たちですから、この二人は好きではない(すみません)のですが、ぶれない彼ららしさに圧倒されました。ザラシュトラはずっと敵対していたので多少の慣れがあったけれど、エスキルは……。仲良くなりたい人ではないけれど、活躍してほしくはないけれど、なんか認めざるをえない個性? を感じました。
そして、この章の主役(ですよね)ロスタル。
ザラシュトラなんか助けなくていいよ! と言いたいですが、そうも行かないんですよね。
ただ、契約によって縛られているけれど、ザラシュトラに対して契約だけではない何かの感情はあるような気がします。考え過ぎかな?
更新のお知らせ、わざわざ、ありがとうございました。
改稿に暫く掛かると思っていたので、驚きました。でも、良かったです。
続き、楽しみにしています。
作者からの返信
改稿作業と言っても、内容を変えたわけではないので、思ったより早く終わりました。
この人嫌い!って言うキャラは書いていて楽しいです。
エスキルは「こんな男、最低の最悪!」って思いながら書いてます。ザラシュトラと対等に付き合える男って相当の悪だと思うので。
今までスポットライトが当たらなかったロスタルは大のシスコン。冷酷な戦士ですが人としての愛情も知っているので悪役キャラになりきれないタイプ……損な性格です。
ザラシュトラは女のドロドロとした嫌な部分を全て負っています。好きな人の前で素直になれない所とか……彼女も損するタイプですね。
なんだかマイナス要素の塊のような三人ですが、この物語を影で引っ張る役割も担っているので、今後の活躍に期待して下さいませ。
大神官の受難への応援コメント
前回、ロスタルの暴走に「だめっ!」を言いましたが、ロスタル目線で見ると切ないですね。困りました。ダメを言えないじゃないですか。
今回、個人的に一番いいな、と思ったのは、タイースです。彼の描いていた世界が見えてきた、良かった。そう思ったら、少し、うるっときました。
他にも、ファランは一番彼女らしいところを見せてくれたし、シグリドもしっかりファランの補佐をしているし、見どころ満載でした。
ありがとうございました。
作者からの返信
なんだかすごくお褒め頂いて、こそばゆいです。ありがとうございます。
今回のエピソードで第1章「王の盾」は完了です。第2章では、切ないロスタルを思い切りいじくりまわそうと思っておりますので、どうぞお楽しみに。
火竜の谷への応援コメント
初めまして、ここまで読ませていただきました。
序盤におけるシエルとディーネを巡る戦いと愛の美しさに、戦慄を禁じ得ません。
大切な存在を失ったシグリドとロスタルの今後はどうなってしまうのでしょうか。
そしてファランとシグリドのこれからの行方とは?
時間がないのでここまでしか読むことが出来ませんでしたが、しかしまだまだ続いているかと思うとわくわくがとまりません。
まだ途中までしか読んでいないのにこんなことを言うのもおかしいですが、今後の更新、創作活動を応援しております。
作者からの返信
初めまして&コメントありがとうございます。気が付けば既に27万文字を越える長編になってしまった本編ですが、今後とも気長にお付き合い頂けると嬉しいです。
第2部からは第1部の10年後の世界を描いています。成長したシグリドとファラン、そしてロスタルのその後の物語をお楽しみ下さい。
悲しみの明けに、面(おもて)を上げよへの応援コメント
あーーーーー最後泣きながら読みました
なんて美しい……何話か前の衝撃的エピソードが辛くて(打たれ弱いので)先に進めなくなっていたのですが、どうしても気になって読みに来たらファランは私のショックなんてあっという間に飛び越えてまわりの人のために愛を抱えて生きているし胸がいっぱいになりました。終わり、少し寂しかったけど、世界に彼女の残した優しさがたくさん残されていて素敵でした。あーーー美しかった。読んでよかった、ありがとうございます。しつこいですが、本当に美しい物語でした
作者からの返信
数年前に完結した物語にお付き合い頂き、ありがとうございます。「美しかった。読んでよかった」のお言葉、とってもウレシイです。
ファランとシグリドの恋物語が主体となるはずだったのが、執筆途中でその他の登場人物にも愛着が湧いた結果、ここまで長くてややこしいお話しになりました。何度も「もう書けない、もう書くのやめる」と思いながら、なんとか完結できたのも、百坂さんや大勢の方々から応援の♡やコメントを頂いたから。長編小説は読者さまの支えがあってこそなのだなあ、と実感しました。
本編では書き切れなかった内容は、短編として終章の後に添えておきました。お時間のよろしい時にお読み頂ければ嬉しいです↓
『秋に惑う』……アルスレッドの「本気の恋」のお話し。シグリドとファランのラブラブシーンもあります♡
『冬に愛(お)しむ』……ファランとシグリドの別れの物語。これが「最果ての、その先に」の本当の最終章です。
『春に偲(しの)ぶ』……ファランとシグリドの息子、ファレルの少年時代と、その後の物語。次の世代へとつなぐプロローグでもあります。
2019年の夏に最愛の父が亡くなり、それ以来、執筆できない状態が長く続いていました。新作『静寂(しじま)の闇に』の更新もストップしたままで、このままではいけないと思いつつ、空想の世界に心をとばすことが出来ず、現実世界に留まり続け……エッセイと現代ドラマはなんとか書いていましたが、昨年末に母が亡くなって以来、カクヨムからは距離を置いていました。
こうして久々にコメントを頂くと、「私の作品を楽しんで下さる方がいらっしゃるんだ。新しい作品も生み出さないと!」と気力が湧いてきます。本当にありがとうございます。