ジャンル―― 分類不能・展開―― 予測不可能 怒濤のすずめさんワールド

困った。
拝読後、感動のあまりレビューボタンを押したのだが、書きたい事が多すぎる。
だが、下手に書くとこのお話を読む方の楽しみを減らしてしまう。

そんな理由から私は敢てストーリーには触れず、この物語の筆者、陽澄すずめさんの描く子供たちの魅力の一部分について書きたいと思います。
『純粋だけではない子供』
誤解があるかもしれませんがすずめさんの描く子供たちの魅力を一言で表現するなら一番合う言葉はコレだと思います。
歪み、嫉妬し、欲望し、そして焦がれる。その幼さゆえの眩いばかりの葛藤がファンタジーでミステリーで冒険小説で恋愛小説で描かれてゆきます。

そんな魅力的な子供たちの出てくるこのお話を皆さんも読んでみてください。ミステリーであり、ファンタジーであり、冒険小説であり、恋愛小説であり、現代小説でもある。このお話を!

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