バイクは全然知らない世界だけれど、そんな余所者にも作者のカブへの愛が伝わって来る。
初めて5速マニュアルの原付に乗ったのを思い出しました。懐かしくも甘酸っぱい思い出が蘇ってきました。また原付2種に乗ってみたいですねえ。
現在は大型バイクに乗り、ライダー歴40年になろうとしていますが、初めて先輩のバイクに乗せてもらった高1の夏。跨ってエンジンをかけて走り出すときのワクワク感を思い出させる、プリミティブでとてもいい小説…続きを読む
これは、地味で目立たない、けれど純然とした冒険小説だ。
物凄く落ち着きがあり、地に足がついているどころか根を張っているような確かな文章で、気が付けば一気に読み終えてしまいました。最初は一定のスピードで淡々と、その後ゆっくりと加速していく、まさにスーパーカ…続きを読む
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