読後のいま汗をかいています。これが原稿用紙30枚?なんて濃厚なんでしょう。自分が物語を書く人間でなくてよかった。リハビリ中とのことですが、なるべく早くの快癒をお待ちしております。
読み専です。ライトノベルを読んだことはありませんが、楽しめる作品を探しています。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(139文字)
この文字数でこの重さ……。密度の高さは完成度の高さに比例する。
吹雪の大雪原を歩く、ひとりの男。彼はなぜ、そんな苦行に立ち向かうのか?すべてのものが凍りつくほどの寒さを、途方もなく強い意思で退ける――。その極限状態を表現するのは、選び抜かれ、研ぎ澄ま…続きを読む
この作品には、己の愛を示すために苦難へ挑む男と、男を信じて待つ清き娘がいます。2人の間にある深い愛情と、その愛情を試す試練。その2つの要素が、たしかな筆力によって圧倒的なリアリティとして迫ってくる…続きを読む
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