概要
史上最年少の探偵(0歳)
生まれた時から豊富な知識を有している赤ちゃんが、とある事件に巻き込まれる。
しかし唯一、赤ちゃんが意図を伝えられるのは、五歳児の兄だけであった。
0歳児の赤ちゃんが推理して、五歳児の兄が行動する。
安楽椅子探偵ならぬ「ベビーカー探偵」
史上最年少の探偵と助手のコンビが織りなす、ミステリー。
しかし唯一、赤ちゃんが意図を伝えられるのは、五歳児の兄だけであった。
0歳児の赤ちゃんが推理して、五歳児の兄が行動する。
安楽椅子探偵ならぬ「ベビーカー探偵」
史上最年少の探偵と助手のコンビが織りなす、ミステリー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!探偵はベビーカーで推理する
推理小説では、猫だったりロボットだったり幽霊だったり、風変りな探偵が多数存在するが、本作の探偵はそれらに負けない変わり種、なんと赤ちゃんである。文豪・三島由紀夫には自身が産湯につかっていた頃の記憶が残っていたというエピソードがあるが、本作の主人公は記憶があるどころか、リアルタイムで自らの状況を明晰に分析しているから恐ろしい。
赤子でありながら妙に冷静な語り口調で、身の回りで起きる事件の真相を次々に看破するのだが、一つ大きな問題がある。この探偵、赤ちゃんなので喋れないのである……! そんな赤ちゃん探偵があの手この手で周りの人間に自分の意思を伝えつつ、事件に立ち向かう本作品。
設定だけの出落…続きを読む