奇妙に冷静な一人称視点でのストーリー展開。いい味出してる脇役たち。そしてとんでもない黒幕ーー。安楽椅子探偵ならぬベビーカー探偵。0歳の赤ちゃん(ブラコン気味)が5歳のお兄ちゃんの力を借りて不思議難事件に挑みます!
推理小説では、猫だったりロボットだったり幽霊だったり、風変りな探偵が多数存在するが、本作の探偵はそれらに負けない変わり種、なんと赤ちゃんである。文豪・三島由紀夫には自身が産湯につかっていた頃の記憶が…続きを読む
『赤ちゃん探偵』というタイトルを見て漠然と想像していた内容とは違い、本格的な推理物。しかも伏線バリバリでミステリー要素満載で、良い意味で裏切られました。赤ちゃんが推理するというギャップとお兄…続きを読む
妙に冷静な赤ちゃんの語り口にハマります。 赤ちゃんとお兄ちゃんのほのぼのさに癒され、ミステリーの面白さにおおっ! と唸ります。 簡単な事件が三つ続いた後で、難解事件に突入。そしてすべての謎解き…続きを読む
設定の面白さだけでなく、ミステリもちゃんと楽しめる。主人公の独白が続くが、これを赤ん坊が考えていると思うとニヤリとしてしまう。
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