人獣という設定からは少し想像し難い、何となく怠惰な雰囲気の主人公・赫真。ストーリーも有りがちな王道モノではなく、物語のつくりに絶妙な面白さを感じる。ここからの続きに期待を持てる。
最近めっきり見なくなった探偵モノ古典ならヨーロッパからはシャーロック・ホームズやエルキュール・ポワロ、米国代表フィリップ・マーロウ、ロックフォードなんてのも有りましたよね和製探偵なら少年探偵団を…続きを読む
ハードボイルド小説というのは個人的になじみがなかったのですが、この作品は文句なしに面白い。あくまで現代が舞台なのですが、ファンタジー要素が加わったことで俄然読みやすさと、物語の奥行が出たように感じま…続きを読む
探偵事務所を営業する相賀赫真。獣の頭と人の体を持つ『人獣』である赫真は、『人虎』として人の群れに紛れているが……。 赫真の所属する『虎群会議』。そのほかにも『翠狼組』とか『銀爪舎』などの組織が出…続きを読む
…大体そんな話です!獣の能力を人体に交わらせた「人獣」たちによる、裏社会の血湧き肉躍る任侠活劇。虎の力を体に宿す主人公は、売れない探偵業に勤しむ超赤貧。婚約者のヒロインは裏社会の大物を父に持…続きを読む
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