人間社会に紛れる『人獣』。彼らは決して都市伝説ではない。そこにいる。

 探偵事務所を営業する相賀赫真。獣の頭と人の体を持つ『人獣』である赫真は、『人虎』として人の群れに紛れているが……。
 赫真の所属する『虎群会議』。そのほかにも『翠狼組』とか『銀爪舎』などの組織が出てくるのですが、そういった組織同士の争いって、男として血が滾りますね(個人的に『龍が如くが大好きでして)。しかも純粋な人間ではなく『人獣』となれば、より一層沸騰するというものですっ(>_<)
 ゆえに『ライトノベル』という単語の異彩さが際立ちますが、それがこの物語が普遍的ではない組織対立を表現するためのいいスパイスになるのでは、と私は思っています。今現在まだ第二話ですが、続きが気になりますね。

 
 ファンタジーとミステリーの融合――気になった方は是非っ。

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