西野ゆう

全てはお見せできない、らしいけども私は満足。 匂いに関する描写があると、ついつい松本（アンダーライン）を思い出してしまいますが、それはそれ。 単語の選択、現実社会とのオーバーラッ…続きを読む

筆者の熱量が伝わる力作。
良い所も悪い所も「解りやすさ」

狂った二人の狂った賭け

作家って生き物は好奇心が強いのです。それは周知の事実。しかし、それにしたって小椋さんの好奇心というか着眼点というか。共感しつつ膝を叩き、敬意を感じつつ羨望の目で見てしまう。 読めば…続きを読む

紹介文にあります。 『ノーリグレットチョイス』https://kakuyomu.jp/works/16817139558809109616 の番外編です。 と。 本編読んでか…続きを読む

第1部からは色を変え、ほんのりミステリー色が上塗りされています。 解決するだけではダメ。その方法にも気を遣う。 本当に物語の色が少し変わって、読者の刺激される場所も変わっているので…続きを読む

行間には一文字も入るスペースはありません。 読めば分かる。非常に分かりやすい。 一定の読者に向け、全て同じレベルに書き揃えられているのが凄い。 これは筆者の力量でしょう。素晴らしい…続きを読む

カフェ・ボヌールは喫茶店。かつてはどこにでもあったような。 そんな店にフラっと迷い込んで来たような客。そんな常連ではない初めての客に対してもグイグイ話をして来る店員。 一話ではそれ…続きを読む

正義対悪でもなく、正義対別の正義でもない。 「死」を与える基準がファンタジーであり、人が死ぬ毎に「ああ、これはファンタジーなのだ」と認識させられる。 ならば、正義も独自の正義観で語…続きを読む

あまりにもリアルな中学生たちの心の動き。同級生たちとの関わり方。etc. 筆者には、記憶だけではなく、感性も中学生のものを自由に引っ張り出せる能力があるとしか思えない。 レビューを…続きを読む

思わず「ん？ 何て言った？」と聞き返したくなります。クスリとくる笑いが心地いい。 想像力を働かせて、場面をイメージできていないと楽しめないので、右脳のトレーニング(ストレッチ程度)…続きを読む

夜鳴市でケガレを狩る獣の血を引く五家。 伝承に見え隠れする陰謀、策略。 ミステリー風味のオカルティックハント。 見えない敵と、隠れた敵が同時に迫る緊迫の展開。時々ねこ。 今後の謎の…続きを読む

傭兵トーヤが過去を語るシーンから始まる物語。 どうして女神シャンタルの器である生き神シャンタルと旅することになったのか。 物語は別世界の話。女神たちが地上に残った世界。 最低限の…続きを読む

雨が降る度、思い出すのでしょうね。大丈夫。世界はそんなに広くない。と、素直に応援したくなるお話。

まっすぐな気持ちがだらけたオジサンには眩しいのです

伏線をそれと明記するのはかなりの勇気と覚悟が必要だったと思います。ただ物語の出来上がりだけではなく、その過程にもかなり自信がなければ無理でしょう。感服です。