ある方の「質問に答える企画」への回答を読んでおりまして。
「そういえば私の『処女作』ってちゃんと発表したことなくね?」
と思ったのです。
厳密に言えば中1の時に劇の脚本として書いたミステリー(中1の文化祭でやるもんじゃないだろ)が処女作なのでしょうが、ちゃんと真面目に人に読ませるために書き始めた最初の作品は「聖ペドロ島」という作品です。
この作品、改稿を重ねまして現在では「アエテルニタスの箱」として公開しています。
「聖ペドロ島」というタイトルの時は、主人公も違いました。安起龍はこの頃から出ていましたけどね。
物語のスタートも横瀬浦からでしたし、エテルも不在。芽衣はただの奴隷で、脇役でした。
もう個人出版で販売もしていますし、今更商業作品として出版社から出る道なんて残されていないのですが、やっぱり書店流通させたいですよね。
私は「自費出版」だけはしたくないと常々思っているのですが、この作品だけは、もうしょうがないか、なんて思っています。
しかし、普通の小説なのでクラウドファンディングをしたとしても資金が集まらないのは目に見えています。
宝くじが当たるくらいしかこの本が書店流通する道はないですね。
あ、それか私が大きな文学賞取れば、出版社の方から「うちで出したい」とかオファーがあるかもね。
そんなAmazonで現在¥2,200で売っている「アエテルニタスの箱」が、なんとカクヨムならタダで読めるんですよ。凄いね、カクヨム。