飯田太朗

　２０２５年４月５日、いきなり地球がもうひとつ増えた。月を挟んで反対側に、いきなり地球がもうひとつ増えた。 　でも、そんなことは割とどうでも良かったりする。 　身体が変わってし…

毛深族のうつくしい娘が、頭、まつげ、そして眉毛にしか毛がないうつくしい人間と初めて会う話。 民話をイメージして書いたよ。 草原に暮らす人々の間に伝わるお話だよ。

青春時代、「プラチナの季節」を読んだ頃の思い出を語ります。

突如現れた謎の生物。スライム状のソレはありとあらゆる物を吸収してしまう。 それに対抗する手段を作ったレピヤという少年に恋をするサエビ。 彼女は一生片思いを引き摺るのだと思っていた…

物作りを愛する研究者は疲れていた。 心身ともに追い詰められた結果、自称最高傑作を作り上げてしまったのだった。

高校で仕方なく入った「オカルト研究部」。ある日部室に行くと、バカでかいロボットが部室を陣取っていた。部長であり部の創設者の神無は「未来人から税込み22万で買った」と言い張るが………

「縁あって、死を看取った人がいましてね」 そう言って男が女に渡したものは……。 KAC2022参加作品。 第1回お題【二刀流】 ©月音

初めて参加した2022年のKAC。 備忘録的なものです。

マリア軍団に、負けるわけにはいかない。 KAC2022参加作品。 第2回お題【推し活】 ©月音

霊感のまったくないカズキに付き添って、あたしは夜の公園でヴラド三世（黒猫）を探している。 KAC2022参加作品。 第3回お題【第六感】 ©月音

仕事を終えて帰宅。疲れた体に鞭打って、夕方の家事をはじめる私の前に……彼は現れた。 KAC2022参加作品。 第4回お題【お笑い・コメディ】 ©月音

未読でも楽しめるかと思いますが、若干こちらの作品とリンクしております。 ↓ 棺の少女、夢の空 https://kakuyomu.jp/works/117735405488737…

私はそうして、KACを完走した……はずだったのに！ KACが終わらない！？ この闘いを終わらせるその方法とは。 KAC202211 お題「日記」参加作品。 過去計36回のお…

トレジャーハンター、キュイール・プーレが追い求める伝説の秘宝とは。 KAC2022参加作品。 第6回お題【焼き鳥が登場する物語】

鬼憑きの藤に思い人を奪われた男のその後。 今宵、あの藤の下にて君を待つ。（https://kakuyomu.jp/works/1177354054895456220）の番外編にな…

城を飛び出した小さな姫君を追ってきたのは、毒舌エルフの護衛官。 ブラッディ・ローズ（https://kakuyomu.jp/works/1177354054892489116）…

熱を出して意識朦朧の中、僕はどうやら家事代行サービスを利用していたらしい。 KAC2022参加作品。 第9回お題【猫の手を借りた結果】 ©月音

月に一度だけ。あなたとわたしの、秘密の夜がはじまる。 KAC2022参加作品。 第10回お題【真夜中】 ©月音

病気の妻を看病する夫の日記。 KAC2022参加作品。 第11回お題【日記】 ©月音

KAC202211【日記】 　目を覚ますと病室にいた。彼に告白をした夏の日、交通事故に遭い、その日から記憶を止まっていることを看護師から聞かされる。 　

世界と時の狭間で、あらゆるものの記録を管理している男の子のお話。 ヴィヴィッドでモノトーンで、シャドウでクリア (アドベントカレンダー2021) https://kakuy…

自分が受けたいじめの内容を日記につけていた中二のころ。私の目の前で、いじめの首謀者が交通事故死した。

音人（おとびと）の代名詞といわれたマイコによる激情の日記『マイコ記』より抜粋。 新たな独白劇の定番がここに始まる！ ＜収録内容＞ 五十六年　×月××日：×××××××××× 五…

【KAC2022参加作】お題：日記 手元に日記帳がある。 その日記帳には事実だけが書かれていた。 その時の行動も、感情も、結果も。 彼の人生、全てが明確に書き込まれている。 …

親友であるAから裏切りをうけたと考える〝私〟は、Aを祟るために呪いをかける。 それは49日間、Aの家に仕掛けた藁人形が見つからなければ、彼の一番大切なものが死に至るという呪詛だっ…

KAC202211お題「日記」　実は私は本が読めないんですよね

私は名もない黒猫だ。捨てられた私は、ある日一人のバーテンダーに恋をする。 彼の近くにいたいと願う私に、魔女が人間になる魔法をかけてくれたが、その魔法は真夜中──深夜0時になると解…

某所にて、奇妙な殺人事件が発生した。被害者はインスタントコーヒーに埋められて殺害されたのだ。

KAC202210【真夜中】 普通なら見えないものが私には見える。 空中に浮かぶ人間は死神と名乗った。 真夜中の出会いが私の日常を変える。

石在刻。踊りを捧げれば、石は宝石となる。 ※レイティングは念のため。

無色透明の世界を創った神さまは、ある日絵の具を持った「色の子どもたち」に絵ふでとえんぴつを渡してこう云いました。 「せかいを描き、あなたの色をつけてあげなさい」と。 KAC…

読書感想文コンクール応募作。 亜未田 久志様の自主企画: 参加用作品です。 夏休みの自由研究はこちら https://kakuyomu.jp/works/168167004…

どこから、男はあなたに話しかける。 怖いなら聞かないほうがいい。 これを、開かないほうがいい。 KAC202210 お題「真夜中」参加作品です。

【KAC2022参加作】お題：真夜中 目の前にある特大カップラーメンを見つめる女性がひとり。彼女は腕を組み、首を傾けて苦悩する。 『こんな時間に、こんなもの食べてしまったら………

大切な貴女はいつも明るい陽の当たる場所にいる。そんな貴女を私は真夜中に夢想するしかない。

KAC202210お題「真夜中」　オーロラを見る話

KAC20229【猫の手を借りた結果】 片想いの少女は黒猫に相談をする。手を貸してほしいと伝えるが、断られて──？

願い事を三つ叶えてくれる猫の手、貸します。

『プラチナの季節』という本を読んでの感想文。原稿用紙約四枚分です。 　■　■　■　■　■ 『架空の読書感想文を書こうの会』という自主企画に参加するために書きました。 ht…

自然回復のため、地球を遠く離れていた人類が帰還する。 はじめての自然豊かな地球の姿に、驚く人類の前に現れたのは、知性を持った猫人たちだった。 KAC20229 お題「猫の手を借…

ぼくのご主人は腕のいい料理人。 山奥に小さな店を構えている。 KAC20229 お題 : 猫の手を借りた結果 © 2022 Sukima Sangyo Corporatio…

KAC20229お題「猫の手を借りた結果」　六千円が無駄になった

私の父は、悪いドラゴンを倒したヒーローだ。だが、国の英雄と崇められた父は忙しくなり、家を不在にすることが多くなった。一人ぼっちだった幼い私に付き添ってくれたのは、いつだって彼の存…

あやかしと人間。 その間を取り持つた眼に存在する組織、〝大社〟。 これに所属する少女、神子乃ミコトは、雇い主の影法師と共に、今日も事件解決へと奔走する。 日ノ本防疫の要である〝…

「プラチナの季節」を読んで読書感想文を書く企画に送るために書きました。

【KAC2022参加作】お題：猫の手を借りた結果 魔王討伐隊の試験に落ちたユーリは、肩を落としていた。 そこに、不思議な猫が現れる。 猫はユーリを見つめた。

あと十日で私たちは子供じゃなくなる。 その前に決めなくてはいけないことがある。 事情とか思いとか、そういうのは関係なくて。

私は幼いころからずっと一人で暮らしてきた。 だから、來人君は、私にとってのヒーローだった。 KAC20228　お題「私だけのヒーロー」参加作品です。 未読でも楽しめますが、K…

【KAC20227 出会いと別れ】 『大事な話がある』そう呼び出されたのに、貴方は来ない。彼からのメッセージを見つめ、私は独り彼を待つ。