三上アルカ

山一面の 雪景色

気分は暴君である

吉田は、キーボードを打つ手を突然止め、言った。 「なぁ、大ガラスと書きもの机が似ているのはなぜだ？」 ――そこから始まったのは、あまりにも意味不明な演説だった。

【はてなインターネット文学賞　大賞受賞作品】 古文×現代×ファンキーな御伽草子。 誰もが知るあの古典作品が、令和のネット社会に蘇る！ 2022/11/5 追記： KADOKA…

あのキツネが さよならを言う前に……

　ソーヤはある日、空から落ちてきた不思議なしゃべるグラスのイーデをひろう。ソーヤはイーデを助けたお礼にと、幸せになれるドリンクを出す店『カフェ・マボロシ』にまねかれるのだった。 …

都会のジャングルで働くゴリラ🦍✨ ほのぼのサラリーマン系ゴリラのお話です🦍🍌 クスクスっときて頂けたら、とても嬉しいです🥳🥳🥳 登場人物にも注目です✨

数十年に一度のすい星が地球に近づいた夏休み最初の日。 星が大好きな少年夜見星太（やみせいた）は、すい星を見ているときに眠ってしまい、見たこともない場所にいる、悲しげな表情の少女ス…

夏の暑さにあてられて。 　**** 表題の短編のほか、1編がくっついております。世界観のつながりはありません🙇‍♀️

秋の特別編です　”（´・∞・｀　）”　わふー 横読み推奨です（´・∞・｀；）申し訳ないっ

タコ八とタコ壺の親父は捕らえられ、水槽に入れられる。そこで待ち受けるものとは……。

カクヨムで発生した連続殺人？！ 犯人は未だに逮捕されていない模様。

高校のとき、いつも一緒にサッカーをしてた椎名とは、いまでも年に一度会うことにしてる。

「ただいま」 「おかえり」 会えなくなった彼女が蛇口から出てきた。 日常を拾い集めた先にある、結末。

「私」が見つけた手紙と、それにまつわる思い出

――だれも知らない月のお話をしよう。 月の世界は二つの領域に分かれ、月が明るく輝くところには《月光の君》という少女が、　月が暗闇に沈むところには《月闇の主》という少年がいた。 《…

第1歌集『発熱』収録の「ひばり荘殺人事件」全15首を一挙公開します。 短歌連作の可能性を追求した前衛的実験作。 短歌15首の織りなす摩訶不思議な世界を、お楽しみください。

――私の街は巨大な鯨の上にある。 何言ってんだと思われるかもしれないが事実だからしょうがない。 鯨の上にできた街に住む少女が、鯨が死ぬことで街が滅びることを知る。 その事実を知…

――私はこの世界が大嫌いだ。 自分の世界が大嫌いで嫌気がさしていた私が思いついたのは別の世界を創ってしまおうということだった。 瓶詰めの世界を作った私が見たものとは……