黒い夜がいつもいつもそこにある

作者 糾縄カフク

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Good!

福島でのホラーかと思いきやそうでもなく、という。まして背筋が凍えるような話でもなく。
文章も読み易く、疲れない程度の長さでした。パニックホラーだとか異能力だとか、そういった類の物語に飽きた方にはお勧めです。
ちなみに派遣から帰ってきた叔父から酒の席で聞いたのですが、夜に‘‘いた”、出たんじゃなくて‘‘いた”とのこと。若い隊員が何人か見かけた、と笑い話になったらしいです。

★★★ Excellent!!!

この度は「お化け企画② 」に参加してくださり、ありがとうございました。

舞台は社寮とも呼べる一軒家。

求人、失踪、開かずの部屋。隠された謎を読んでいくにつれて、まるで人間の裏側を見た気持ちになります。

途中から、どうか無事で、とずっとハラハラしておりました。

ストーリー、展開方法はもちろんでございますが、独特な表現にも魅了されました。

他の作品もぜひ読ませて頂きますね。


にぎた

★★★ Excellent!!!

明らかに怪しい会社とその寮で、この出来事はあったのだ――。

この物語は主人公が胡散臭い求人に向かうところから始まる。
そうした職業追体験とでもいうべきか、そちらの意味での裏世界。
そんなブラックも真っ青な労働環境と、寮自体が持った別の意味での裏世界が、二重の意味で読み手を引っ張っていってくれる。

実体験の記録として仕上げられた語りは、しっかりとした描写で書き上げられていて、ついつい読み進めてしまうことでしょう。

あやしくブラック過ぎる職場に囲われてしまう恐怖と、寮における黒い夜に興味が惹かれたのなら、是非読んでみては如何でしょうか。