黒中光

夢月七海さんの自主企画、「同題異話・四月号　　真新しい靴がステップ」（ https://kakuyomu.jp/user_events/16818093074764349741 …

名探偵右利きのケチャップのもとには、今日も新鮮な調査依頼が舞い込む。 助手のバジルくんと共に「左利きのマヨネーズ氏事件」の謎を追う、シリーズ最終回！！ KAC2024 ～カクヨ…

私は三分以内にサワタリの眼鏡を破壊しなければならない。 そうしないと、世界が滅ぶから。 KAC20248参加予定だった作品です。

　色覚異常。色覚多様性。 　オレが幼い頃は、まだ色盲って言葉が主流だった。 　普通の人には見えている色が捉えられない、網膜にある錐体の異常。あるいは脳の障害。

私ことユウはリョウタに買って貰ったコレクター石が届くのを楽しみにしていた。 一方、恋した相手が私の知り合いと聞いた義弟は彼女の好みなど尋ねてきたので、知っている範囲で教えた。 そ…

僕ことリョウタは年上でバイオレンス……ゴホン、パワフルな妻のユウさんに振り回されつつも楽しく生活している。 ある日、妻が「夢を見た」と話し始めた。いや、それは夢ではないから。君が…

ポツポツと連絡をくれる彼女。 とりとめのない会話をしているときでも、通話先の声はいつもため息まじりだった。 無理をしてるんじゃないのかな。 そう思った私はできるだけ彼女を励まそう…

　ささくれで思い出す、五十年前の「わたし」の失恋。 　KAC20244の「ささくれ」がテーマの作品です。 　八百文字ぴったりになりました。よろしくお願いします。

　私は、ある女の子に恋をしていた。 　しかし人と会話をするのさえ苦手な私が、可愛くてみんなから好かれる彼女と結ばれるわけがない。 　恋に無情な結末が訪れることを悟った私は、学校に…

警察で取り調べを受けている一人の女性。取調べ室で語られるその半生に、刑事は当初反感を感じていたが、やがて……。 KAC20243参加作品です。

アサキ不動産の賃貸は、マンションやアパートタイプだけではなく、一軒家も取り扱っている。 ただ、そのどれもがファミリー向けで、二階建てや三階建ての大きさだ。 「二十歳にもなってな…

僕ことリョウタは妻のユウさんが酔っ払って持ち帰ってきたものに巻きつけられたロープをなんとかしようと焦っていた。 その時、スマホからの防災臨時通知により『全てを破壊しながら突き進…

　年下なんてありえないと思っていた茜だけれど、最近急に成長しだした二歳下の幼なじみ、譲のことが妙に気になって——？ ※知っている人は知っている、幼なじみのこじらせ恋愛『今日捨て…

ネコで忘れられない出来事が過去に二つある。 【猫の日記念】カクヨム文芸部公式自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」参加作品です。

「第六回偽物川小説大賞」の二作目にすべく書きました。滑り込みですみません。ジャンル迷子になりましたが、ホラーということにしました。

港から船でほんの十五分。 人口四百人弱の離島、桐島に作られた「世界一小さな公園」。 その公園は白い柵で囲まれた中に、シュロの木が一本と、ブランコがひとつ置かれているだけだった。 …

【己】の思うがままに書きたかっただけです！　それだけ！ 鯨伏 来夢／イサフシ ライム様　やがて、桜の花も咲く頃。――春待ち三題噺集。 https://kakuyomu.jp/…

香鳴裕人さま主催の自主企画［第3期］ 同題異話SR -February- 『くだらないことのすべて、一秒後に胸を揺らすことのすべて』参加作 私にはないものを佐々木は持っている。…

『「犬」「鬼」「船」｜三題噺 2024.02 』によせて書きました。

金欠の主人公が変なバイトに手を出すお話です。 失禁描写があります。

人との距離を感じる奏向、他人の言うことを聞かない遥香。ふたりがふとしたきっかけで、地球からシリウスまで家出旅を始めます。 「……ここじゃないどこかへ行きたい」 「なんだよ、それ…

最強令嬢決定戦とは！ 優雅さを争う歴史ある大会である。 王家が主体となって大会運営を行い、 厳正かつ公平な審判をしているともっぱらの噂だ！ 魔術、謀略、毒殺、暴力、洗脳、破壊…

我が家の猫たち、ふじ子(￣^￣*)と黒いの(・∀・)。 猫を実際に見ていて思ったあれこれを足したいなって思いました。 香鳴裕人様　[第3期] 同題異話SR -January-…

勇者は平和が好きでした。平和のために、一生懸命戦いました。 でも、平和になったら、悩み事が生まれたのです。 (小説家になろうでも投稿）

　個人で絵画教室を運営するしがない主人公・来栖。かつて少しは注目されたことのある画家ではあるが、近頃はうだつが上がらない。 　そんな彼の元へと通う僅かな生徒の中には、才能豊かな悩…

短編賞創作フェス第２回参加作 怪奇現象が起こるというトンネルに依頼を受けて向かった平二には気がかりなことがあった。 件のトンネルに入ると事前情報どおりに不可思議な現象が次々と発…

　マフィアの下っ端の「俺」は、とある女から、自身のファミリーのボスの殺害を依頼される。それを受けるかどうか悩んでいる間に、共に暮らす腐れ縁の「あいつ」に関する噂を耳にした。 　…

私と夫は家庭裁判所の一室にいた。 「今ならば取り下げで協議離婚にできますよ」と書記官が尋ねる。一定数の人が調停離婚を問題ありと見られるのを嫌がるため、確認をしたのだろう。 しかし…

――私は某市に住む高校三年生です。これは私が今日、実際に経験した不思議な出来事です―― ある日、美桜が都市伝説のサイトに送った体験談は…… 柴田恭太朗様の自主企画、【三題噺＃…

積雪が続いて人々の侵攻を阻む。 私はシャベル片手に突き進む。 柴田　恭太朗　様【三題噺 #45】「リズム」「芳香」「ノック」 https://kakuyomu.jp/use…

戦争後の世界における唯一最大の大都会、その名も市《シティ》。 超々高層ビルが林立する、そんな巨大都市の片隅に暮らす労働者たちにも、きらめく降誕祭の奇跡はちゃんと訪れるのだった。明…

　鞠が働く街外れのリサイクルショップには、喧騒とは違うゆーったりのーんびりとした時間が流れている。 　それもこれも、不思議な調子の店主・忽那さんが原因？ 「忽那さんってたまに独り…

からあげってしんぴ。 ※本作は「ゆるプロット交換会」参加作品です。 蟬時雨あさぎさんのゆるプロットを元に執筆した作品となります。 「ゆるプロット交換会」について詳しくは以下リ…

多発する無慈悲な「恐慌波」によって、経済活動を破壊されてしまった世界。母親への贈り物を探すために、かつての「県庁所在地」へとはるばるとやって来た彼女は、幼い日の懐かしい記憶に出会…

今年もやってきましたね、カクヨムコン。 私はいつもやってる挨拶があるんですが、それについて話してみようかなと。

香鳴裕人さま主催の自主企画　［第3期］同題異話SR -December- 『見上げれば降るかもしれない』参加作 プレゼントも買っていい雰囲気でクリスマスデートをしている俺。 彼…

何となくの理由で図書委員を選んだ、井之上大翔。同じ委員の浅倉葉子と一緒に当番をしていた。 夏の暑い日だというのに、涼しげに読書をしている浅倉。その手元はホラーのジャンルだった。…

「 [第3期] 同題異話SR -November- 『あるいは幸運なミステイク』」によせて書きました。滑り込みすみません！

三十年近く、過酷な苦行を続ける男。 その男の前に、ついに天上一の天女、銀波が現れた。 男はなぜ銀波を待っていたのか。そしてなぜ銀波は、苦行者の男を「王子様」と呼んだのかーー …

ポッキーの日にちなんで遊んでしまいました。サクッとどうぞ。 第1話目匠響子 第2話目はしーくんとウェスペル 以降は他の作品のスピンオフ、を、かくかも？　（需要があれば）

参加させていただいたアンソロジー『非実在神様』のボツネタです。神様が中に住んでいるらしい箪笥の話。

1987年、新設されたばかりの緑町北高校パソコン部では、校内での知名度を上げるために悪戦苦闘していた。何かインパクトのあるイベントを、ということで思いついたのが、日本ではマイナー…

すべてが滅んだ星で何を探し求めるのか。 柴田恭太朗様　【三題噺 #36】「ゲーム」「未来」「村人」 https://kakuyomu.jp/user_events/1681…

　雑誌編集者の「僕」は、一泊した取材先の旅館で、不思議な夢を見る。それでも大きな変化はなく、恋人の晴子と住んでいるアパートへ帰ってきた。その後に、晴子と何も起きない夜を過ごした。…

ドロップと名乗る謎生物によって、魔法少女に選ばれた私。 世界なんて滅びればいいと思うほどに人間嫌いな私が、ドロップとともに戦ううちに……。 ※このお話は自主企画『同じ文末で物語…

魔王の城に勇者が攻めてきた。 しかし魔王は強気の様子。 なぜなら魔法には、最強の強化魔法がかかっているからだ。 自主企画「同じ文末で物語を〆る企画　お題：「この魔法はあと十秒で…

雨蕗空何さまの自主企画参加作品。 『同じ文末で物語を〆る』第２回「この魔法はあと十秒で解けます。」