あるコンビニに立つ人形。音声知能を埋め込まれた彼は、置かれた当初の物珍しさも忘れられ、薄汚れて立ち尽くし、珍妙に名を発声するだけ。けれど、そんな立ち尽くすだけの存在の機械のなかに、なにか得体の知れないものが、いつの間にか宿っていたら――。あなたの町のどこかにも、薄汚れた「ベンさん」がひっそり立っているかも知れない。戦慄の人形恐怖譚。
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