芦屋　道庵

High-School Girls' Universeシリーズ2作目 高校3年、大学受験。 当たり前のように選んだ、“そんな”道。 その選択にもやもやする胸のずっと奥に、あの日…

江戸の町が東京と呼ばれるようになって久しい。 とある警察署に、ひとりの夜鷹が連行されていた。 夜鷹……道端等で客を取る最下層の遊女

　地球史上最悪の侵略的植物の絶滅。 ナガエツルノゲイトウと呼ばれる植物が存在していた。この植物は水場を主な生息地としているにもかかわらず乾燥した場所や植物にとって害である塩分を含…

人生の節目節目にその味はありました。そして今もこれからも続いていくのです。

いつもの緑のたぬきを食べるように、赤いきつねを食べてしまった。 たまには、うどんもと思った時、いつものクセが出てしまうものなので、その感覚で作ってしまうと、少し切ないうどんになっ…

冬休み前の学校に残って勉強する生徒たちに幸あれ、と思って書いたものです。 こんな高校生活を送りたかった、という願望でもあります。

「三森の分も調達してくるよ、メーカーや種類に指定はある？　緑のたぬきか、いいねぇ僕もそれにしよう」 15分後、帰ってきた風見が机に並べたのは二人分のたぬきそば──……では、なか…

赤いきつね、緑のたぬきショートストーリーコンテストエントリー作品です！

　仕事も納め終わり、さあ帰宅しようかというところに帰省しないと姉夫婦からのメッセージ。嫁さんもいなければ、彼女もいないアラサー独り身。大人しく一人で帰省しようと、仕事帰りにふと思…

美春は、運が悪いと思っている。 だって、こんなに色々とままならない。 それに比べ、冬也は運がいいと言う。 そうかもしれない。きっと、運命の女神が冬也を好きなんだよ。 そんな美春が…

――身体に沁みる。ココロが温まる。 赤いきつねと緑のたぬきと共に過ごす人生 ３０秒×４本分のホームムービーをイメージしました。

ラグビー部の堀込恭平とマネージャーの塚本和美のエピソードを、赤いきつねを交えて描く。

小さな時、押し入れを秘密基地にしていた仲良し姉妹。今では互いにしか出来ない相談をする場所になっていた。相談の合図は夜食を机に置いておく事。今日は妹の机に『緑のたぬき』が乗っていた…

バイク事故によって不良少女が迷い込んだのは『不思議の国のアリス』の世界によく似た黄昏の国で!?　白兎から『お茶会』の参加者を皆殺しにすれば理想の世界で目覚められると言われ、少女は…

幼なじみはいつも、いったい何を願かけしてるんだろう。 気になるけど、聞けない。 幼なじみ男女のじれじれ日常 「たぬきにお願い」の二人です。 https://kakuyomu.…

二人でクリスマスパーティーをしようとしていた恋人達。 想定と違うことになって････

大学生の私は、高校の同級生だった摩耶が、風俗店ばかりの雑居ビルへ入って行くのを目撃する。 容姿端麗でクラスの人気者だった彼女が、どうしてこのようなところで働いているのか気になった…

想いや願いが集まると、進化と言う新たな力が芽生えます。 脆弱な人間がこの星を席巻している理由、それは具現化を果たすほどの想像力があるからなんです。 でも、人間によって生かされて…

シングルマザーの”私”と、中３の息子、海斗。 朝起きないわ、手伝いはしないわ、学校からのプリントは出さないわで毎日イライラさせられっぱなしだけど、 ある日家に帰ったら赤いきつねと…

奇妙な共同生活を送る二人は、三度目の年越しを迎えようとしていた。 微妙な距離感の二人の関係性は、赤いきつねと緑のたぬきによって変化が生まれる。

　エッセイ・ノンフィクションの週間ランキング最高8位、24,476文字。 　東日本大震災の当時を、ふと振り返ってみようと思いました。熊本の地震があったばかりになのに？　と不謹慎…

元気そうだね。 お互い歳を取ったけどさ。 俺も元気だし、娘も元気だよ。 君に似て、夢を諦めない頑固な娘だけどね。

広樹と直太のある日の部活帰り。

白瀬悠(しらせ はる)22歳 広澄葵(ひろすみ あおい)26歳 美人すぎる上司の広澄さんは、いつも私を惑わせる。 “誰のものにもならない” そんな謳い文句で有名な彼女に惹か…

タイトルが長くて本編が短い。 そんな挑戦の様な暇潰し。

食物連鎖の頂点には人間並びに、〝植魔虫〟と言う、生物がこの世界には存在する。 　初めこそは小さき者であり、極めて人畜無害に近い。 　しかし、生まれ持った本能と狂暴性により、…

ストレス。不安。怒り。憎しみ。嫉妬。 それらをまとめて負の感情と呼ぶ。 人間に過度な負の感情が一気になだれ込むと、自我を失い、周りを食い散らかす怪物へと変貌を遂げる。 人々…