藤咲メア

凍てついた雪国で暮らす青年•エリオットは、ある日、語り部と名乗る不思議な女性と出会う。

天狗たちが平和に暮らす「御山（おやま）」が、ある日突然何者かに襲撃を受けた。 　襲撃者は退魔の術を使い、天狗たちに壊滅的な被害をもたらす。その襲撃者は、この国に住まうすべてのあや…

京の不動堂村に住む三毛猫・たま。 ある日、たまの縄張りの中に妙な連中がやってきた。その連中は、そろいのだんだら模様に浅葱色の羽織をまとい、何やら屯所で毎日武芸を磨いている。 最初…

※この作品は図書館司書メル•アボットシリーズの4作目に当たります 　図書館司書のメル・アボットは、コレス・ヴェルトの名士、トーマス・ソルヴィから書物寄贈の申し出を受けた王立図書…

妖怪蔓延る東京で、狸の乙女が推すのは誰？

戦いの最中、決して抜かぬ二本目の太刀。その太刀が抜かれる時は。

（あらすじ） リヴレ王国王立図書館で、図書館司書として勤務するメル・アボット。友達であり同僚であるシャーロットと、その正体は図書迷宮を構成する魔力である黒猫のヴェスターと共に、穏…

百世の国・多津瀬には、大昔この国で暴れまわったという九尾の妖狐を封印した封印石が祀られている。多津瀬の領主の娘にして、封印石を鎮める役目を担う巫女・沙羅は、幼い頃より繰り返し見る…

寿命の異なる二人の、いつかくるその日の話

読んだ本の感想を、日記のような感じで書いていきます。 ネタバレはあまりしないように控えます。 ＊もともとは近況ノートの方に記録していましたが、せっかくなのでエッセイという形で投…

空から泣いているような声が聞こえると、私はあれを見に海へ行く。

リヴレ王国王立図書館で、図書館司書として勤務する少女、メル・アボット。 彼女はある日、図書館で図書迷宮（ビブリオラビリンス）を探す少年・アーサーに出会う。 図書迷宮などただの与太…

　リヴレ王国王立図書館に勤務する19歳のメル・アボットは、いつもと変わらない日常を送っていた。そんな彼女の元へ、不思議なしゃべる猫が現れる。その猫はとある本を探しているらしいが……