地崎守　晶　

邪(よこしま)なる緑の惑星を舞台とした作品です。 499文字の掌編と、そこから続く5000文字の読み切りとして執筆しましたが、どちらか片方だけを読んでも順番が逆になっても楽しん…

こんばんは。 これを読んでいるからには、アナタの心は夜なのでしょう。僕は朝が苦手なので、これを読んでいるときだけでも心の電気を消してもらえると、大変幸せます。

「真夏のヴァンパイア」番外編、香澄と伊吹に突撃インタビュー！ この掌編は拙作「真夏のヴァンパイア」の登場人物である渡瀬香澄と三条伊吹の二人に様々な質問を行い、それに対する回答を楽…

🐧第14回空色杯🐧　参加作品 今回のお題は小暑×アイビーグリーン！！ 文披31題でこっそり描いた「夏休みの思い出」作りを縦軸に仕上げた一作となります！ 都会にアイビーグリ…

おばあちゃんから「あなたは魔法少女になる」と言われつづけているカナは、 どうすれば魔法少女になれるのか全然わからなかったけれど。 放課後の学習室で、先生の手でソーダ味のキャンデ…

カズの妹分――にして遠すぎる同居親戚の恋華は、外見だけのエセ文士だった。

主人公は夏。

夏の暑い日に、冷房をかけたまま食べるかき氷が好きだった。 僕が好きなのは、祭りの屋台なんかで出されるじゃりじゃりとした粒の大きいかき氷だった。

淡雪様の自主企画に参加させていただきました。 淡雪様の短歌「言葉の国」に着想を得て。 テクノロジーも言葉も諸刃の剣――。

心の内側の「渇望」を具現化することで、人々は「感染者（ウーンガン）」と呼ばれる。 彼らを処理するため、組織からひとりの青年が、街に派遣される。 初陣となった彼に告げられたのは、そ…

主人公がかつてのロボットたちと交わした約束。彼らが待ち続けた日々と、再会の瞬間に込められた希望の物語。

仕事が終わったあなたは、遠くから声をかけられます。 気だるげに目を向けるとそこには、学生時代の同級生のあの子が居て……。 久しぶりの再会に驚くあなたに、あの子はご飯に行こうと…

1章　7年7晩 7年前の事件で負傷して刑事職を辞し探偵となった斉藤佳助は、神崎海未を名乗る女子高生の依頼で、市民を守れず相棒を亡くした事件から目を背けた事実を直視し、その中で過去…

祖母の通夜で体験したお話です。

「昨日もね、夢に見たの。彼がふらっと帰ってきて、ただいまって、優しくハグしてくれる夢よ」 「ンな真似してきたら刺せ！　夢でも現実でも！」 ------ 秋の夜長に晩酌をする二人。…

僕は登山家だ。 明日エベレストに登るはずだった、日本の登山家。周りは僕のことを『カベバシリ』と呼んでいる。 今はネパール北部のクーンブ渓谷にある、ひっそりとした牧村で下宿している…

クロノヒョウさんの第58回「2000文字以内でお題に挑戦！」で面白い言葉を見かけましたので、ワルノリしたいと思います。 オジサンの記憶が正しければ、これで合ってるはずなんだけど…。

犀川よう様主催、さいかわサマーダッシュ用に書きました！ 自分でもなんだかよく分かりませんが後悔はあんまりありません！ ちなみに我が家ではアレのことそう呼ぶんですよ٩( ᐛ )و

空色杯参加用に執筆。テーマは立夏らしいです。 「こんなん書かせるために、お題これにしたわけじゃないのに…」と叱られそうです。 分類としてはギャグ寄りですが情熱込めて真剣に書きま…

ある老婆と、彼女の孫娘のお話 他愛ない会話の、よくあるお話。 天野蒼空嬢の主催する「第１３回空色杯」向けの作品です。 一話が５００文字未満の部 二話が５００文字以上の部 ああ…

　メッセージツールに溢れた令和の今。君とのやり取りだけは、一枚の手紙が良い。 『第13回空色杯 500字未満の部』応募作品。

平凡なサラリーマンである主人公は、日々の些末なことをつづったブログを長年続けている。 ※登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

「動き始めた運命の歯車は誰も止めることはできない。陰と陽が交わり、覚醒の時は訪れた……この世界に残された時間は少ない。さあ、我々の予想を超える結末を見せくれたまえ！」 世界の命…

品行方正で学級委員長を務める三崎詩音は、クラスメイトの古屋くんに校則違反のピアスを開けたことを知られてしまう。 詩音の耳たぶと、ちょっと不思議な男の子である古屋くんを巡る恋物語。…

そいつは出会った頃から変なやつだった。 でも、優しくて物知りで色々なことを教えてくれた。 そんな、インターネットで知り合った友達の話。

かつて、ヒーローと悪役が、平和をかけて死闘を繰り広げる時代があった。 戦いはヒーローの勝利に終わり、彼らはその姿をどこかへと隠した。 人びとはようやく平和を手に入れたが、それを認…

突如現れた異世界の迷宮「ダンジョン」は、戦後日本に資源をもたらし復興と高度成長を支えた。しかし行き過ぎたダンジョンブームは、実態を大きく超えた過剰投機をもたらし、やがて衰退してい…

東京都黄金区、人口三十八万人。 日本で一番、金持ちが集まる地方自治体である。 そしてそんな金持ち達を利用して金を稼ぐのが、自他ともに認める関東一の（守銭奴）探偵・東敏行（あずまと…

【あらすじ】 バツイチ、子持ち、両親同居の結婚相手としてはどうかと思われる条件の夫と結婚した私。 何の問題もない幸せな日常が、息子の失踪によって崩壊しはじめて…… 【主な登場人…

ぼったくりアンティークショップの店主イリスと、その友人であるアルファルド。そしてアンティークショップを訪れた客人の、時計を巡る物語です。

あの三人の女子大生でございます タイトル名が長いこと「淫座キッチン」になっていたのは秘密だ これからの季節、二日目のカレーやあんこを冬の感覚で常温保存をやめ、加熱してでも食べ…

東京の都心部から少し離れたところにある街、黄金町。 ある大富豪･清水明宏の屋敷に、一つの手紙が届いた。 ｢お前の娘を預かった。返してほしければ七日以内に、現金一億円を持って別記の…

気軽に読める、500字未満の掌編をまとめています。 1.気が付かなかったかと言われても → ブロマンス 2.可愛い友達 → 百合 3.心中立てもできないくせに → 成人済男女 4…

第12回空色杯500文字未満の部門、応募作品 別れ、それはありふれたもの 気持ちは通じ合うことも、すれ違うことも そして時は流れ、人は歩み続ける

第12回空色杯の500字未満の部の応募作品です。 詳しくはこちら⇒https://twitter.com/kro_ba_ 昔は違和感なんて感じなかった。 親友だと思っていた。 …

【第１２回空色杯 ５００字未満の部 参加作品】 お題；『実は僕、人間じゃないんだ』 ・お題のセリフを作品の最初か最後に使うこと。

確定申告は終わらない……

【第１２回空色杯 ５００字以上の部 参加作品】 お題；『実は僕、人間じゃないんだ』 ・お題のセリフを作品の最初か最後に使うこと。

それは、一人の女性が愛情を込めて作ったAIでした。 時は流れ、愛情を注がれたAIは”男子”として生まれ変わり、 今まさに地球の危機に対峙しようとしています。 滅びの危機に瀕する…

「実は僕、人間じゃないんだ」 あるとき、主人公は交際中の男にこう言われた。 ……どういうこと？

第12回空色杯応募作品 500字以上の部 感想会配信ゲストなのに、滑り込みで書いちゃいました……！ 執筆のリハビリです！

ヒーローの彼氏を持ちながら悪の味方でいいのか？ 私は「3ａーａ」が「2a」であることを、たかが両親がいるだけの思い上がりどもの誰より早く理解できた人間だと答えておく。全く違う文…

最後の人造人間『彼』と、彼と共にあろうとする僕の話。 小説大好きVTuber 天野蒼空さん(Twitter：@sora_senden_777)の主催する「第１２回空色杯」応募作…

「実は僕、人間じゃないんだ」から始まる切ないラブストーリー この作品は第12回空色杯、500文字以上の部の応募作品です。話の最初か最後に「実は僕、人間じゃないんだ」の一文を入れ…

　過去のトラブルによって誰とも繋がりを持たないようにしていた少年、寺川恭平は入学した県立柏藤高等学校で白守美雪という美少女に出会い、他人と関わらないという計画が崩壊する。その白守…

めがねのせいで、お見合いが上手くいかなかったお姫様と、不器用ながら気遣う魔女の話。