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じっくり本音感想企画2024 アフターサービス用ノート

https://kakuyomu.jp/works/16817330654869504941

「じっくり感想企画2024」のアフターサービス専用ノートです。

以後、感想・批評への質問や相談などは、全てこちらで受け付けます。

改訂報告を受けての再チェックとコメントも、原則としてこちらで行います。応援コメントで欲しい方は、その旨申し出てもらえれば転載します。

再チェック希望の方は改訂報告(改訂内容のリストがあればスムーズに読めます)をいただければ、読みに行きます。順番は一応、エントリー番号順とします。

相談が長期に渡るようであれば、専用ノートを設置しますので、ご活用ください。

アフターサービスは「この冬が終わるまで」継続予定です。


2024参加作品リスト:
改訂報告:改訂終了の報告を受けた
改訂報告詳細:改訂終了し、詳細リストを受け取った
改訂新作報告:完全書き直し
改訂中:改訂中の報告を受けた
公開停止:公開停止
✖:無反応

【01】✔かずら橋揺れたら(大田康湖)
https://kakuyomu.jp/works/16818093081245192364
改稿新作報告:
祖谷の乃地日草子 〜月の扇子と星の剣〜
https://kakuyomu.jp/works/16818093089376914182

【02】✔戦士オリビアの憂鬱 ~勇者のいない世界で『お前が魔王を倒してこい』と師匠に家を追い出されたので、世界を救う〈英雄〉になってみせます!~(夜月 透)
https://kakuyomu.jp/works/16818093083505300909
改訂報告、専用ノート

【03】カラーメモリー『Re・MAKECOLAR』(たぬきち)
https://kakuyomu.jp/works/16818023214210006556

【04】✔快刀ディクショナリー(ノエルアリ)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885210666
短編化完成報告、専用ノート
短編版 快刀ディクショナリー
https://kakuyomu.jp/works/16818093091081789315

【05】鈍色の祭典(電咲響子)
https://kakuyomu.jp/works/16818093075459841661

【06】毒素擬人化小説|《ウミヘビのスープ》(天海二色)
https://kakuyomu.jp/works/16818093076698909984
改訂中

【07】アウター・サイドアップ。その苦悩と、その葛藤。(無名のサブ)
https://kakuyomu.jp/works/16818093084881335529
改訂中、専用ノート

【08】カワリモノマニアック(坂本 千晴)
https://kakuyomu.jp/works/16817330662568942558
公開停止

【09】天使が死ぬには早すぎる(隣乃となり)
https://kakuyomu.jp/works/16818093079026271045

【10】ケダモノたちの手慰み(島流しにされた男爵イモ)
https://kakuyomu.jp/works/16817330659015777347

【11】✔ケモミミ傭兵お仕事日記(広報部のK)
https://kakuyomu.jp/works/16818023212678730433
改訂報告詳細

【12】革命は失敗に終わった(秋犬)
https://kakuyomu.jp/works/16818093076325882516

【13】あの日、あのとき(@shunSNS)
https://kakuyomu.jp/works/16818023213829690222
公開停止

【14】終末世界と砂糖菓子(汐海有真(白木犀))
https://kakuyomu.jp/works/16818093085117029515

【15】まだ始まらない物語(凍花星)
https://kakuyomu.jp/works/16818093077033668653

【16】✔魔女の病(小豆沢さくた)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453714
改訂報告詳細

【17】✔重清狸ばなし(野栗)
https://kakuyomu.jp/works/16818093076031341123
改訂報告

【18】✔転福為禍のインヴォーカー ~「嫌いだから一緒に旅はできない」と言われた俺と、言ったボク~(三鞘ボルコム)
https://kakuyomu.jp/works/16817330669307554527
改稿報告

【19】にんげんホイホイ(素通り寺(ストーリーテラー)旧三流F職人)
https://kakuyomu.jp/works/16817330661188819829
改訂中

【20】雨と花と猫と思い出と、(猫部部員 茶都 うなべ)
https://kakuyomu.jp/works/16818093078557116925

【21】水滸拾遺伝~飛燕の脚 青龍の眼~(天蒸籠)
https://kakuyomu.jp/works/16818023212935889527

【22】✔この上なく幸福な男の物語(蜂蜜の里)
https://kakuyomu.jp/works/16818093086133670152
改訂報告

【23】✔明日、隕石が降ればいいのにと俺は言った(バルバルさん)
https://kakuyomu.jp/works/16818093086171301192

【24】きれいな顔の君が好き(ch-neko)
https://kakuyomu.jp/works/16818093084467983101

【25】コックロビンよ、さようなら。(小鹿)
https://kakuyomu.jp/works/16817330648772750884

【26】命(にゃん)
https://kakuyomu.jp/works/16818093085737840188

【27】✔Alone ~元特殊部隊所属、ジャック・カミンスキー~(Yujin23Duo) 
https://kakuyomu.jp/works/16817330655789977885
改訂予定報告

【28】感情エンジン誤作動中(キトリ)
https://kakuyomu.jp/works/16818093087582616009

【29】✔【短編版】ダンジョン美化計画 ~ゴミもモンスターも一掃します!~(ケロ王)
https://kakuyomu.jp/works/16818093085932134830
改稿新作報告
ダンジョンメイド・クリーンナップ~変異スライム・パンデミック~
https://kakuyomu.jp/works/16818093090308992860

【30】めんどくせえ嗚呼めんどくせえ(うさぎパイセン、オーナーはもうダメだ。)
https://kakuyomu.jp/works/16818093074828698769

38件のコメント

  • お疲れ様です!
    やはり人格者(真顔)

    この人数相手にしっかり向き合ってくださるんだからめちゃくちゃ面倒見良いですよ……。
    私の場合は以前お話した通り読んでくれた読者様も視野に入れておりますので、これからの努力になりますが、機会があればまたご批評いただけたら嬉しく思います!

    ありがとうございました!
  • 本当にありがとうございます。
  • >うさオーナーさん

    まあ乗り掛かった船という奴です。
    改稿しないというスタンスも、、それはそれでありなのでお気になさらず。また新作で参加してください。

    >大田さん
    いえいえこちらこそ。
    まずは書き直したものから読ませてもらいますね。
  • 梶野カメムシ様

    お疲れさまでした。私の方は全面改稿という形になってしまいましたので、新作「ダンジョンメイドは見た!~ダンジョンを巡って繰り広げられる陰謀を洗いざらいぶちまけます~」として連載開始させていただきました。
    URL:https://kakuyomu.jp/works/16818093090308992860
    ※長編ですが、4話までで一区切り付くような形になっております。
  • >ケロ王さん

    報告ありがとうございます。改稿お疲れ様でした。

    タイトルも変えてますし、改稿新作でよさそうですね。それでは4話くらいまで読んでチェックしときますね。企画ほど細かく書かないので、そう待たず順番回ってくるかと。

    上のリストにチェックつけていくので、たまに確認しに来てください。
  • こんばんは。ちょっとだけですが、作品「明日隕石」を改稿してみました。あまり大きく変えちゃうと改稿前を読んだ方に失礼なんじゃ?という変な思いがあって、大きくは変えていませんが。茜を可愛いと書いてみたり、善真が茜に告白した理由を少し補強したりなどしてみました。読んで再感想をくださいとまでは言いませんが、改稿したよ~という報告を一つ。
    あと、作品の一言「そして彼女は~」はあえて変えませんでした。主題、一言。そして話のタイトルを読んであらすじになるようにしたかったというこだわりは変えられなかったので…では。僕は寒い部屋でラーメンを食べる予定ですが、梶野さんは良いもの食べてくださいね。
  • >バルバルさん

    返事遅れてすみません。
    今読んで確認してきました。

    やはり「可愛い」がつくだけで、糖度が少し上がってラブコメ味が強くなりますね。よかよか。

    最後の階段表現については、文を切ってでも形を、そろえた方が私は好みですが、まあよしですw

    ああ、タイトルとキャッチコピーが繋がるイメージのデザインだったんですね。それは気づけませんでした、すみません。
    確かにそれやら、現状でもアリな気がします。話のタイトルまで繋げて読めるかは怪しい気もしますが、タイトルとキャッチコピーだけでも雰囲気は出るかと。

    私も昨日は家ラーメンでした。ちゃんと具を入れたら十分うまいですよねー!
  • 【01】かずら橋揺れたら(大田康湖)
    https://kakuyomu.jp/works/16818093081245192364
    改稿新作報告:
    祖谷の乃地日草子 〜月の扇子と星の剣〜
    https://kakuyomu.jp/works/16818093089376914182


    >第1話 奥祖谷行きのバスで

    細かい部分が直されていて、違和感なく読めました。
    特段に指摘はありません。


    >第2話 『乃地日草子』と星の剣

    >森に囲まれたかや葺き屋根の家々に被さるように、屋根の大きさくらいの丸い物体が降ってくる様子が筆で描かれており

    ふうむ?
    「平家の落ち武者」という想定で話を進めるのかと思いきや、この辺りの描写はほとんどUFOだと断定されています。
    「屋根の大きさくらいの丸い物体が降ってくる」ですからね。
    もし聞いていた通り、落ち武者の話ととしてミスディレクションするつもりなら、この部分はうまくごまかす必要があるかと。

    私ならですが、ここでは円盤の存在は一切書かず、「星落ちる=落ち武者の英雄」だと誤解させる方向で書きますね。
    どうしても必要なら、絵の構図から「満月が浮かんでいる」と説明し、「何故月食なのに月が?」と不思議がらせる程度に留めます。
    ちょっと序盤からヒント過剰なので。

    「星の剣」という名前の時点で、かなり大ヒントですからね……
    ここら辺、もっとおとぎ話チックに描いた方がよいかも。

    「乃地日は一振りの宝刀を持っていました。
     闇夜に光るそれは『星の剣』と呼ばれていました。
     乃地日はその刀で女が持つ扇子に月の光を集め、かずらを伸ばして谷川に橋をかけたそうです」

    くらい段階を踏めば、おとぎ話ぽさが出るかも。

    もしくは「かずらを伸ばす」という能力開示は後に取っておき、ここでは「女と協力し、幾つものかずら橋を渡した」とだけ示すか。

    この場合だと、
    「たった二人でそんな多くの橋が掛けられるわけがない」
    「何故に女と協力? 男一人で十分では?」
    といった疑問に、後程アンサーが出るという展開に出来ますね。

    >「しかし、『星の剣』を狙う者たちが、乃地日の居場所を知って追いかけてきました。山に逃げようとした乃地日と娘は、かずら橋の上に追い詰められました。乃地日は『星の剣』を使い、追っ手を阻もうとかずら橋から蔓を延ばしましたが、追っ手はかずら橋を燃やし、二人を川に落とそうとしました」

    ここら辺も、旧作の通りの展開だとすればまんますぎ。
    あくまで現代人の目線から読み取るべきですし、もっと落ち武者方向の解釈をつけるべきでしょう。蔦が伸びるとか、理解不能な部分は「わからない」で押し通せばいいんですし。

    ここで求められるべきは、「お伽話のような内容だが、おそらく落ち武者狩りの史実が描かれている」という説明と、現時点での解釈です。読者にバレすぎないよう、ヒントは出来るだけ絞りましょう。

    >乃地日は助けに来た男女に娘を託すと、

    ここは「男女」と書くと不自然。逆に読者に怪しまれます。
    情報を減らし「村人」と書くべきです。多少事実と異なってるくらいの方が古文書らしいですし。

    >追っ手を燃えるかずら橋と共に川へ落としました。

    ここは文章的にも昔話としてもわかりづらいです。
    具体的には

    >「火をつけた橋に、何故追手が向かってくるのか」
    普通に考えて、乃地日を落とそうと火をつけた橋に、わざわざ追ってくる人間はいませんからね。

    >「乃地日はどうなったか」
    橋を落した際、追っ手だけ落としたのか、一緒に落ちたのか。
    この書き方だとどちらにも取れます。
    「その時負った怪我で」と後にありますが、落ちてないなら、死ぬほどの怪我するような場面がないですし。なので多分、一緒に落ちたのだと思うんですが。

    おそらく真相的に書きづらいところなのでしょうが、ここも、古文書なので多少の虚偽を交えて簡略化した方がよいかと。
    むしろその方がそれっぽくなると考えます。歴史は誇張されるのが常ですしね。

    私なら
    [乃地日は助けに来た村人に娘を託すと、自ら橋を落とし、迫る追っ手もろとも谷底に落下した]

    にします。これなら間違いなく一緒に落ちてます。
    谷底(でいいんですよね?)なら死ぬほどの怪我も納得ですし。

    >残された娘は乃地日の子を産み、月食の晩に祠の前で乃地日を偲んで舞うと『星の剣』が光った、と書かれています

    うん。
    旧稿の違和感が払拭されてますね。

    >僕にはただの金属の棒にしか見えないんです。

    ここは不要だと思います。
    研究者の言葉とは思えません。鐘子が言うならともかく。
    「ただの棒にしか見えない」なら、「他の同時代の刀剣と比べてどうなのか」くらいは調べるのが研究者というものです。


    >第3話 乃地日祠と「鎮めの舞」

    細かく手が入ってますね。
    特に指摘ありません。大変よろしいかと。


    >第4話 お鐘と遠い星の仲間たち

    >懐から速登の持つ「星の剣」と同じ剣を取り出す。

    速登の持つ剣は古くてただの棒みたいだったはず。
    それと同じなのか、こちらは新しいのか。
    そもそもちゃんとした「剣」なのか。
    この辺りは、もう一言説明があってもいいと思います。

    >古文書にあなたのことが書かれていて、会いたいとずっと思ってました。

    歴史上の人物を調べる上で、普通は「会いたい」とは思わないんじゃないでしょうか。
    ここは「詳しく知りたい」とかかと。

    >「へえ。うちの名前もお寺の鐘の『お鐘かね』なんよ。この人は乃地日さん。この前の月そくの晩、星が落ちた山の中に倒れてたんや」
    >お鐘は乃地日を見る。乃地日は上を指さしながら説明した。

    宇宙人との初遭遇にしては、まったく驚きがありません。
    ここは鐘子なりが「ウソでしょ?」くらい言うべきかと。
    速登と鐘子が顔を見合わせ、にわかに信じがたい素振りをしている上でこそ、
    >「君たちには信じられん話かもしれないが……」

    と繋ぐ価値が出るのでは、と感じます。

    >「では乃地日さんは、あの夜空のはるか向こうから来たんですね」

    驚きを呑み込んだ上でなら、この台詞もありかと。

    >「我は『ずっと一緒にいたい』と言ったお鐘のために、『星の剣』を使って谷にかずら橋を作り、村への近道を作った。ノチィヒに戻れぬのなら、ここでお鐘と共に生きようと決めたのだ」

    理由がごく自然でよいですね。
    かずらを伸ばす能力を隠すなら、ここで詳しく開示すればよいかと。

    >「乃地日さんは故郷の星の名前から名付けられたんですね。よろしければ本当の名前を教えていただけませんか」

    名前を訊ねる流れにないので、多少不自然。
    鐘子やお鐘の名前の話題の流れならありなんですが。
    ここの質問は、後の伏線なんですかね?

    この流れなら、「お腹の子供につける名前」を聞きますかね。
    そこから先祖かどうか、判明するかもですし。

    >爆風で小屋の戸が開け放たれた。

    和式の小屋ならスライド式なのでは?
    むしろ「爆風で戸板が外れて飛んでくる」の方が。守った感が出ていいかも。速登が超反応過ぎる気はしますがw

    >乃地日は自分の剣で男の「星の剣」を振り払ったが、

    これ、二人の剣が触れるくらい接近してることになりますが、そんな様子はないので引っ掛かります。
    「星の剣」は飛び道具ですし、近づく必要なさげなので余計に。

    「乃地日は相手の剣先を遮るように「星の剣」を翳すが」
    とかでどうでしょう。

    >速登がとっさに男に体当たりしたため、「星の剣」が男の手から飛ばされ、小屋の入口に落ちる。
    >「君たち、お鐘を連れて逃げてくれ!」
    >入口で残り二人の男ともみ合う乃地日が声を上げた。お鐘が立ち上がる。

    色々突っ込みどころを感じます。

    速登が体当たりはいいとして、相手は入り口付近にいるので、残り二人にすれば目の前で仲間を倒されたことになります。当然、二人は剣を速登に向けるでしょうから、そこに乃地日が駆け付け、速登を救ってもみ合いになる、という流れはどうでしょう。

    あと、バトルは小屋の入口で起きてるので、「逃げてくれ」と言われても逃げようがないのでは、と思います。相手が一人とか、入口が広いとかならまだしも。
    なので、どこから飛び出したのかは明示すべきです。
    私ならそうですねえ。鐘子が「星の剣」を使い、反対側の壁に穴を開けるとかはどうでしょう。「何故使える?」の具体的な答えにもなるし一石二鳥。


    >第5話 かずら橋落ちたら

    >(お鐘かねさんたちはうちのご先祖かもしれないんや。必ず守らんと)

    ごく自然な発想で、よいですね。

    >鐘子は明かり代わりの「星の剣つるぎ」を持ち、お鐘の手を引きながらかずら橋へと走った。

    ここでもどこでもいいですが、
    「初めて触れた「星の剣」の使い方が何故かわかる」という自覚については触れた方が自然です。「きっと速登もそうに違いない」と続けておけば、かずらを伸ばす展開にも引っ掛かりません。

    >かずら橋の欄干にしがみつく鐘子の腕を、速登の左腕が掴む。

    「左手」の方が適切。
    「腕で掴む」とは普通言わないので。


    >かずら橋のバトルについて

    疑問点が複数存在しますので、解決案を提案しときます。

    ・何故、光線で撃ち返さないのか
    相手は「星の剣」から光線を撃ってきます。
    かずらを伸ばす攻撃はどう考えてもこれより遅いので、普通に考えれば「何故、速登も相手を撃たないの?」となるでしょう。

    この疑問については、「人を撃つなんて出来ない」という現代人らしい理屈でいいと思いますが、それが暗黙で理解できるようなシチュが欲しいところ。例えば小屋のシーンで、乃地日が相手を撃とうとして躊躇う、とか。同志ですからね。

    ・かずらを伸ばす目的
    上記が解決したとして、かずらを伸ばして束縛するのはどう考えても分が悪いです。相手が橋の上にいるならともかく。
    何より、束縛されながらでも剣は撃てますし追撃可能です。実際撃たれてましたよね。

    なので、私だったら速登がかずらを操作する目的は捕縛ではなく、橋の前に「かずらの壁」を作ることにします。先に行かせた三人を守る意味でも確実でしょうし。
    しかし壁の大きさが足りず、橋を支える縄を撃たれてしまった展開にすれば帳尻は合います。

    ・敵がかずら橋落下に巻き込まれる
    ここが一番謎。
    伸ばしたかずらの大元は「かずらの絡む木の幹」とあります。
    いわばかずらが命綱になってるのに、落下に巻き込まれるのは意味不明です。木ごと落下してるなら話は別ですが。何より、状況がわかりづらい。

    これの解決は簡単で、速登と乃地日は、かずら橋からかずらを伸ばせばいいのです。これなら束縛された三人は橋に繋がるので、巻き込まれても当然ってことになります。

    ・火力が足りない
    これは単なる感想ですが、「燃えるかずら橋」は柄的にすぐく映えるので、もっと炎や燃え上がる描写を強めるべきです。ワンシーンでいいので情熱的な描写を加えれば、ぐっと盛り上がると思います。
    去年にも似たようなこと言った気がしますがw


    >先ほどのタイムリープと同じ感覚だ。

    「先ほど」はちょっと違和感。
    結構時間過ぎてませんかね?
    「来た際のタイムリープ」とかでよいかと。


    >第6話 阿波池田行きのバスへ

    >上空には光が戻り始めた満月が輝いている。

    イマイチな表現。
    「光が戻り始め」なのに「輝いている」とは?

    [上空には光を取り戻し始めた満月が浮かんでいる。]

    握りしめたままの「星の剣つるぎ」は元の黒い塊に戻っている。

    >「そんなこと、考える間もなかったですよ」

    ラブコメ度を上げるなら、
    「まだ鐘子の腕を握っていた手を、慌てて離した」とかあってもいいかもですね。

    >握りしめたままの「星の剣つるぎ」は元の黒い塊に戻っている。

    「星の剣」が変化した描写ありましたっけ?
    と思いましたが、これは「光が消えた」って意味合いですかね。
    別に過去に戻ったら新品になってた、とかじゃないですよね。

    >「ゆうべの事、なんだか今でも夢みたいやな。お父さんもずっと眠らされてたみたいで何も覚えてへんし」

    ここだと鐘子は敬語じゃないんですね。
    距離が近づいた表現としてはむしろアリなのですが、それならこの回の最初、現代に戻った時点から敬語なしにした方が効果的では。命を助けてもらったわけですし。

    >「そら嬉しいわ。秋の紅葉も素敵なんよ。今度は一緒にかずら橋を渡ろ」
    >「ありがとう。君と一緒なら渡れそうだよ」
    > 鐘子の誘いに速登が笑顔で答える。奥祖谷のバス停に、阿波池田行きの路線バスが入ってきた。

    さわやかな物語の締めくくりですね。
    大変よいと思います。


    ────────────────


    アフターサービスのわりにがっつり指摘しましたが、まあほとんど新作みたいなものですしね。

    細かな改訂が施されていて、前回に比べ格段にストレスなく読めました。終わり方も前よりよくなったと思いますし、キャラの超推理感も消えて、ようやく読めるものになった感じです。

    残る問題点は大きく二つで、一つはバトルや動きの微妙さ。
    小屋と橋の上のアクション部分が、まだこなれないというか、実際に追っていくと首を傾げる部分があります。プロットを組む際、簡単でもいいので、地図や現在位置を書いて動きを把握すれば、この手のミスは減るはずなので、ご参考までに。

    ここら辺については細部まで指摘と改善案を出せたと思います。

    もう一つの問題は、序盤でのヒントがまだ多すぎること。
    大筋を知っているので予想しやすいということを差し引いても、まだ最初から答えを出してるも同然の書き方です。

    もっと古文書の絵や説明を読みづらくし、速登の推理も平家寄りの勘違いを増やし、読者が「宇宙人」の「う」の字も出て来ないくらいにすべきです。その意味で古文書で「かずら伸ばし」を出すのは反対。あの時点でもう「平家の落ち武者そんなこと出来んやろ」なので。おとぎ話に寄せる案も出しましたが、徹底するのが大変なので、やはり隠す方を勧めます。

    ここに具体的な改善案を出さなかったのは、全体的なバランス調整を求められるので、作者以外にはなかなか手を入れずらい部分だからです。自作だったなら、あちこち細かく手を入れてバランス取れるんですが。

    あとやはり、この二人は驚きが足りないと思います。まだ。
    せめて鐘子だけでも、もう少し生っぽい反応が欲しいと思いました。
    読者を驚かせるには、キャラを驚かせて共感させるのが一番早いですからね。


    ──以上、大田さんへのアフターサービスになります。
    二度目の感想なので、これ以上の指摘はしない方針ですが、質問があれば受け付けますし、相談には応じますので。

    もし必要なら、専用ノートの設置をお求めください。

  • こちらこそ、丁寧なアフターサービス、ありがとうございました。見直しの返信にしばらくかかると思いますので、専用ノートを設けていただけるとありがたいです。
  • 了解です。
    専用ノートを作っておきますね。
  • 野栗です。「しげたぬ」で本当にお世話になりました。

    頂いたアドバイスを参照しながら修正を施しました。
    結果的に大きな修正には至らず、部分修正にとどまっております。

    ・徳島の地名について→若干の説明を加えました。しつこくならないよう、最低限に抑えています。

    ・海四の正体→「人間」であることを早い段階から示すよう加筆訂正を行いました。

    ・物語の主眼は主人公の成長物語ではない→ヒプノセラピーの説明部分を削除しました。メインは主人公の過去世と現世の交錯にありますので、削れるところは削り、早めにメイン部分に到達したいところです。

    *進捗状況:現在公開している「第一部」に相当する部分に続く「第二部」を超スローペースで書き進めています。「第二部」に区切りがついたら順次公開する予定です。

    今年もついに最終日となりました。
    よい年をお迎えくださいm(__)m 
  • >野栗です。「しげたぬ」で本当にお世話になりました。

    お久し振りです!
    いえいえ、こちらこそ。

    >頂いたアドバイスを参照しながら修正を施しました。
    >結果的に大きな修正には至らず、部分修正にとどまっております。

    確認してきました。

    >・徳島の地名について→若干の説明を加えました。しつこくならないよう、最低限に抑えています。

    ちょっとした追加でしたが、かなり雰囲気が伝わる感じになりました。

    >・海四の正体→「人間」であることを早い段階から示すよう加筆訂正を行いました。

    これも疑問が消えて、効果的でした。

    >・物語の主眼は主人公の成長物語ではない→ヒプノセラピーの説明部分を削除しました。メインは主人公の過去世と現世の交錯にありますので、削れるところは削り、早めにメイン部分に到達したいところです。

    削った部分はごくわずかだと思うんですが、物語の展開が早くなったように感じます。前は修飾するまでがメイン感がありましたから。


    最小限の手入れで最大の効果を得る、よい改訂だと思いました。

    >*進捗状況:現在公開している「第一部」に相当する部分に続く「第二部」を超スローペースで書き進めています。「第二部」に区切りがついたら順次公開する予定です。

    来年、続きで参加していただいても構いませんよ。
    ここからが本番という感じですし。

    >今年もついに最終日となりました。
    >よい年をお迎えくださいm(__)m

    ありがとうございます。
    野栗さんもよいお年を。
    私はがんばって、三が日内にアフターサービスを終わらせたいところですw
  • 【11】ケモミミ傭兵お仕事日記(広報部のK)
    https://kakuyomu.jp/works/16818023212678730433
    改訂報告詳細

    改訂後、読み直してきました。
    以下、ざっくりと感想。(といいつつ細かめ)


    >【読む前に】主要キャラと世界観説明+いくつかの単語説明

    >・月夜仁…この日記の作者主人公。

    作者に「主人公」のルビを振る必要性がないです。
    「主人公。この日記の作者。」でいいのでは。

    >古来からの魔法を操る亜人(人間ではないものの総称)と現代科学を有している人類が共存している地球が舞台。

    アフリカを中心として古来から魔法を使う亜人がいた世界だとすれば、近代兵器が台頭するまで世界はアフリカ優位で進むと考えるのが普通です。歴史的な整合性が欲しいところ。

    >・ダスト…『』の会話文でよく出てくる死神。

    新キャラですね。
    会話が増えそうでよいかと。

    >アジア、ヨーロッパ、北南アメリカ大陸は人類が中心となって国を作っており、アフリカには亜人が中心となって国を作っている。

    アフリカという名称で「亜人」は、黒寄りのグレーな気がしますね。
    個人的にはポリコレを創作に持ち込むべきでない派なんですが、あえて火種を拾いに行く必要もないと思います。気にする人が読めば差別的に受け取られかねないので、せめて読まれやすい登場人物紹介ではぼかしておく方がよいのでは。

    >世界大戦を二度経験しており、一度の冷戦。今は国連による平和維持活動が行われているが、各地で反亜人勢力と呼ばれるデモ活動が盛んになってきている。

    この書き方だと人類と亜人が世界大戦をしたように読めるので、文を分けるべきです。現実と同じ世界大戦なら、違いますよね?

    >ジャノウドという名の神(神話では悪魔となっている)

    ここはよくわかりません。
    神話って教団の?

    >子会社にはクリスチャン・リザーブ・プリテクト社という会社が存在しており、こちらは麻薬カルテルとつながっているといわれている。略称はKRP社

    クリスチャンがキリスト教由来なら、「C」では?

    >特別企業国家都市と呼ばれる、経済特区の一種。1980年代から企業国家としてアドラスグループによって建国・管理されていた都市国家。

    現実と同じ政治機構だという前提ですが、寄りによって中国がこんな
    特区を許可するとは思いにくいですかね。批判や独立の芽が少しでもあれば潰しにかかるので有名ですから。
    もしあり得るとしたら、アドラスグループが中国共産主義由来で、裏で完全に手を握ってる場合ですかね。それでも軍事力とか持たせないと確信できますが……アドラスだけ本社がどこか書いてないので由来は気になるところ。

    >・トカルスト市 ―ロシア

    トラスト市と間違いやすいので、特に理由がなければ名称変更した方がいいと思います。


    >【プロローグ】ここはシベリアでございます

    >僕の名前は月夜仁。狼系獣人の30歳。
    >顔が若干童顔のせいで中性的な見た目である。

    獣人に童顔とか中性的とかあるんです?
    そういや、結局「獣人とは何か」の説明はなかったですね。

    >ここで説明を挟もう。

    前後に空行を挟んだ方が読みやすいかと。
    ラインの前後ですね。

    >化学物質などを持ちいる研究
    「用いる」

    >一言で僕がなぜそんな場所に向かっているのかというと「調査のため」

    「。」抜け。

    >『シンプルにお前ひとりで4人編成の部隊以上の戦闘力があるからだろ?』

    この台詞はいいですね。言葉通りの活躍に期待したい。

    > 彼はダスト。実体はなく僕の体内に存在する悪魔のような人物。僕が大学生の時代に取り憑いてきたが、完全に体の主導権を奪えれなかったのか、僕の二重人格のような存在になっている。取り憑いてきた理由は不明。いくら聞いても答えなかった。

    説明が雑過ぎて、悪魔なのか内に秘めた別の人格なのかわからない感じ。

    >今僕の周りには、自分以外誰もいない。理由は簡単。ダストの言う通り、4人編成の調査部隊よりも戦闘力があり、人件費も四人分より一人分の方が安い。コスパで考えるならよさげな判断だと思うが、人道的に考えたらまったくよくない判断だ。

    3つの機動部隊が音信不通になってるのに、いくら強くても一人を派遣するのはどうなのか、という疑問がまだ拭えません。まあランボークラスのロンリーアーミーなら、或いは。

    >任務開始 18:48

    何故、夜に作戦開始?

    >【第一話】あれ?これもう事故じゃなくね?

    >僕は持ってきていた折り畳み式のスレッジハンマーを構えた。一般的にスレッジハンマーは何キロもあると思われているが、僕が使っているのは1キロぐらいの比較的軽いもの。そのため持っていてもそこまで邪魔にならないのだ。ちなみに折り畳み機能は後付け。個人的にこっちの方が携帯性がよく、持っててもかさばらないからね。

    説明がくどいですが、ノー説明よりはマシになりました。

    >ハンマーをすぐにしまって、襲撃に備えるために愛銃F46Tを構えたが、敵の姿はなかった。

    襲撃に備えるなら、ハマーしまう前に銃を構えるべき。

    >F46T。僕の愛銃。
    細かい説明はわかりませんが、ミリタリ感が出るのでこの手の説明はあった方がよいかと。

    >普通のM4A1が使う弾よりも弾速が遅いもの。その代わりに弾のサイズは大きく、発砲音はとても静か。

    何故この仕様なのか、という説明があった方が親切。
    発砲音が小さいのは利点としてわかりますが、他は謎です。

    >たくさんの機会があったが、ついでに約70から80人ぐらいの職員の死体もあった。

    「たくさんの機会」ってなに?

    >死体の中には銃で武装した警備員が数名おり、死体にはたくさんの銃傷があった。

    「死体」かぶり。

    >これだけの人数、更には銃で武装した人間まで混ざっていることを考慮すると、一人で相手取るのは無理がある。
    >敵は最低限でも十数人、下手したら施設全体で百人いるかもしれない。

    ここら辺の認識の共有はよいと思います。
    付け加えるなら「では主人公はどうするか」ですね。
    「任務は偵察」「深入りは禁物」などの判断が欲しいところ。

    >「すぐに証明してやるからm」
    最後の「m」は誤字? ネットミーム?

    >どこの組織かはわからなかったが、|財団の《僕らの》》部隊ではないことはわかった。

    漢字込みのルビは、逆に読みづらくなるだけです。
    せめてひらがなかカタカナにすべき。

    >顔を壁に隠して、|フラッシュバン《M84スタングレネード》を手に取った。

    ルビと本文が逆。
    読者に読んで欲しい方をルビにすべきです。

    >『敵の牽制がまだ続いているがどうする気だ?

    牽制してきた描写がないです。

    >「もらっても獣耳が邪魔でヘルメットをかぶれないよ。やっぱり帽子が一番」

    別枠で説明するほどの話でもないような。
    何かの伏線なら別ですが。

    >フラッシュが炸裂した瞬間。敵が一人入ってきた。これは想定外。素早くナイフを抜き出して、切りかかる。

    フラッシュを正面に投げたなら、主人公も対応が遅れるのでは。
    まあ入って来た敵でブラインドになったのかもですが、ドアまではそこそこ距離がある状態ですよね? でないと自分も巻き添えになるし。

    フラッシュ浴びてない敵は銃を構えているわけで、そこにナイフで切りつけに行っても撃たれるだけでは?
    普通に入って来たところを銃で撃てばいいだけかと。

    >僕がいる警備室に投げ込もうとしているのか、グレを構えている敵がいた。しかしそれは愚策。投げるなら遮蔽から投げないと狙われるからね。

    狭い通路で味方が前にいて目が眩んでる状態でグレネとは。まさに愚策。あ、フラッシュ喰らう前に投げようとしてたって意味ですかね。
    というか通路横の扉に投げ込めるものかも、かなり謎。

    >ラスト一人が僕の死角外から格闘を挑んできた。

    死角外だと見えてることになります。
    「死角」か「視野外」かと。

    >おそらくフラッシュをもろに食らって銃を落としたからだろう。‘‘拾っている暇あるなら殴った方が早い‘‘そうやって考えたはずだ。

    んな馬鹿な。
    相手の見えない状態で格闘なんて無理です。
    相手の位置がわかっていればまだしも、フラッシュ時点では主人公の位置を敵は掴めていません。

    それとも、もうフラッシュ効果が切れてるんでしょうか。
    スタングレネードの効果時間は調べても色々出てくるのでよくわかりませんでしたが、数秒は確実にあるので切れてるか微妙な線ですが。もしそうなら、敵の目や耳が回復していることを描写すべきでしょう。

    >‘‘拾っている暇あるなら殴った方が早い‘‘そうやって考えたはずだ。

    ナイフとか使いませんかね、普通。
    まあ反射的に殴ったとかなら許せるラインですが。
    あと記号は「“”」を使った方が。

    >顔面に右ストレートを食らってよろける。

    改行1マス下げ忘れ。
    ここら辺見ると、完全に回復して見えますね。

    >敵も同じタイミングで味方の死体からからハンドガンG17を取り出す。

    顔面に強烈な膝蹴り喰らったら、こんな動きは無理です。
    普通はKOされます。

    >敵も同じタイミングで味方の死体からから

    「から」が多い。

    >僕のところに投げようと構えていた敵のグレが爆発。

    ピンを抜いていたってことですかね。それとも暴発?

    >  ガバメントをホルスターにしまってF46Tを構える。

    二マス開いてます。

    >この空間そのものが崩れるかもしれないからな。』

    「。」が不要。
    「空間」ではなく「建物」。

    >僕のすぐ後ろで崩落が始まり、あたり一面に砂埃が舞った。

    崩落の描写がないので、全然危機感がありません。

    >後ろでゲートが閉まる音がする。多分崩落で、ゲートを巻き上げる装置が壊れただろう。あと数秒遅れていたら、今頃木っ端みじんになっていたはずだ。

    木っ端みじんとは。生き埋めとかではなく?

    >現在時刻 19:38

    そういや照明ついてるんですかね? この地下。


    >【第二話】落ちた先には前哨基地

    >これでは本部と連絡を取ることができない。替えの無線機を見つけるまで、しばらくの間は無線なしで行動するか。

    ありがちな展開ではありますが、状況の必然性というう意味ではよい追加かと。

    >僕は今地下一階のBウイング【倉庫】にいる。前情報によると、爆発が起こった場所は地上にあるという。そのため、そこに向かう第一歩として地上に上がらないといけないのだ。


    目的がわかりやすく説明されていて、いいですね。

    >『その人が仏教信者の根拠は?』
    「仏教徒」の方が。

    >でも一歩を間違えたら……
    「一歩間違えたら」

    >後ろにいた敵に反応できず、発射された弾丸が腹部に突き刺さる。

    主人公の後方にいたのか、列の後方なのかわかりません。
    つか、この敵にフラッシュが効いてないのは何故?

    >続けざまに飛んでくる敵の弾丸を華麗に避けて、懐に飛び込む。

    被弾した後、さらに銃撃してくる敵に接近する意味がわかりません。
    ナイフしか持ってないならいざ知らず、ハンドガンで撃てばいいのでは?

    「華麗に避ける」も非現実的でどうかと思います。
    さっきは死体を盾にしてたのに。

    >死体を見ていたものは悲鳴も上げずにあの世へ旅立った。

    警戒しなさすぎる。

    >安全ピンを抜き取り、壁に隠れながら敵に向かって投げる。

    敵との距離感がよくわかりません。
    先に片付けた敵はほぼドアの前ですよね。
    それを確認してるなら、敵は相当ドアに近い気がしますが。
    主人公が追撃を想定してるなら、こちらもドア付近にいるんでしょうし。巻き添え喰らいません?

    >こんなのは赤子の手をひねるよりも簡単な話だ。

    微妙に違和感のあるたとえ。
    「赤子の手を捻る」は「簡単な話」とは合わない気がします。

    >もう一人は上半身負傷を負傷したと思う。

    負傷多すぎ。

    >もし紀州からの角での打ち合いだったから勝てたものの、

    「もし」は不要。「奇襲」。

    >周りの環境を最大限に生かして戦う。これが僕の鉄則の一つだ。

    それより耳のよさが気になります。
    常に相手より先に気配察知してますし。
    ここら辺の方を掘り下げた方が。

    >目をモチーフにしたと思われる血で描かれたの魔法陣。

    「描かれた魔方陣」

    >あの気味悪い部屋から出ることにした。
    「この」。

    >‘‘そんな簡単に物事は進まない‘‘と命をもって教えられた。今僕がいるのは同じウイング内の食堂の厨房。大量のプロパンガスが置いてあり、一歩間違えると爆発が起こる危険区域だ。

    ここのバトルは位置関係がまったく説明されていないので、まったくイメージできません。

    >鈍い音が鳴って脳震盪が起こる。どうにか頭をぶつけないようにしたものの、たいして意味はなかった。

    頭を打たないよう落下したのであれば、頭を打つことはないのでは。
    受け身とかもあるでしょうし。
    それでも頭を打たせたいなら、瓦礫が遅れて降ってきて、頭を直撃とかさせればいいんじゃないですかね。

    >そこには何名かの兵士が落下した敵を撃っていた。味方だろうか。しかし、その時の僕にはそんなことを考える気力もなかった。

    ここら辺はもうちょっとがんばるべき。
    脳震盪含め、描写が雑。


    >【第三話】さらに最深部へ、さらに危険区域へと……

    このエピソードタイトルはいまいち。
    「さらに最深部、危険区域へと」の方が。

    >この研究所では二種類の駐車場があり、それぞれ2番ゲートがある「Aフロア」と、それと連絡通路でつながっている「Bフロア」。

    文章が変です。

    >何とか出血死しなくて良かったよ

    「何とか」を消すか、「何とか出血死しなくて済んだよ」か。

    >「そりゃどうも。ただ、落ちてくるとは思わなかったね」

    この治療所の真上から落ちて来たってことですかね。
    崩落してたら下の被害は甚大だと思われますが。

    >爆心地ではもともと銃火器の性能テストをしていたのだが、天井が爆発音とともに崩落。そこからの出来事は一瞬にして起こった。施設各地で爆発、電源のシャットダウン、爆心地に現れた世界真理教と思われる敵。ハスが話したことは、すべて驚くものばかりだった。しかも襲撃者の目的も不明。何をしたいのか全く分からなかったとのことだ

    説明になってないというか、何もわかりません。
    ハスの見て来たままの話でいいので、もうちょっと具体性を。

    >研究所からシベリア支部の施設までは車を使って丸一日かかる。戻って援軍求めても、こっちに帰ってきたころには全滅している可能性もあるし、すでにもぬけの殻となってる可能性もある。

    無線機を妨害区域外に持って行けばいいだけでは?

    >こうして僕と弾幕狂信者ダンマニストのハスとの対カルトの戦い(第二ラウンド)の幕が上がった。

    仲間が増えるのはよい展開かと。
    しかし敵の目的も規模も居場所もわからないのに制圧もクソも……という気はします。

    >「敵襲だ!
    カッコ閉じ忘れ。

    >そのときドアの向こう側からモーターの音が聞こえてきた。瞬く間に銃弾が扉を貫通してきて一発被弾した。

    鉄の扉なのに?

    >こうして僕らはふとした敵を倒し

    「ふとした」とは?

    >これで敵がいたらただ戦えばいいのだが、いなかったら奇襲を警戒しないといけなくなる。

    敵がいないなら奇襲もないので、「見つからなければ」ですね。
    というか、あんだけ耳が良ければ奇襲も気付けるのでは。

    >仕掛けたグレネードが起爆する。敵の断末魔は聞こえなかったから、異変に気付いて下がっただろう。

    地下でグレネードとか、それこそ崩落しませんかね?

    >敵がまだこちらに気付いていないときに、ドットを敵の側頭部を狙う。

    なんで教団の敵は全員警戒をしないんですかね。
    扉にトラップかけられてたら、その先に敵が待ち構えてることくらい想定しそうなもんですが。

    敵がナイトスコープつけてるのに、明かりなしでそれより先に敵を捕捉できるのも謎過ぎます。爆破で粉塵だって巻き上がるでしょうに。

    >悲しいことに今れらえる敵の見える部分が側頭部しかないのだ。

    「れらえる」とは?


    >「僕は目がいいからいらないよ。そもそも帽子だしね」

    これは獣人だからですかね?
    でも狼なら、目ではなく嗅覚の気がしますが。

    というか目がいいなんて情報、初耳です。ここまでずっとライトつけてたし。ライトの意味とは?

    >「What happened?」

    またこのパターン。
    そろそろ飽きてきました。




    改訂後の三話まで、目を通してきました。
    報告を踏まえて、ざっくり感想を書いていきますね。

    >~ストーリー~
    > 結構テコ入れしました。最初に出てきたモンスターとかを消して自分的に書きやすくしたり、一部ルート変更もさせています。

    銃撃戦が何度か入り、ミリタリ感は確実にアップしましたね。
    前より専門用語率が増えたのは雰囲気が増した反面、詳しくない読者に敬遠される一因にもなるので、もしマニア以外に読ませたいなら配慮が求められるかと。

    >よく分からない謎の名推理ではしっかりと根拠を追加したり、地下の駐車場にたどり着くときも‘‘足場の崩落の落下‘‘という筋の通っているはずの理由に書き直しました。

    ここら辺もちゃんと理屈が通って、突っ込みどころはかなり減りましたね。それでもまだ残っている疑問点は、感想に書いておきました。

    >~全体の雰囲気~
    > 前よりは読みやすくなっているはずです。区域名をアルファベット順にしたりしました。

    前に比べて文章はよくなったと思います。
    その反面、緩さが減った分、読みやすさという意味では硬いと感じる部分はややあります。私個人としては好みですが。

    私自身はあまりしませんが、台詞や段落ごとに空行を挟むやり方を併用すると、ラノベ読者にも読みやすくなるかもしれません。

    >他にもバトルシーンがなく、盛り上がりがなかったとおっしゃられていたため、いくつか追加して「いつもはドジだが、やるときはやる」っていう設定も主人公に追加させました。まだ描写は苦手ですが、前よりかは盛り上がりがあると思います。

    うん、前よりは間違いなく有能さが発揮されていました。これなら口だけスナイパーではないですね。おぼつかない描写ではありますが、突っ込みどころはわりと少なかった気がします。

    ただ、都合五度ばかりあるバトルが、総じて同じパターンなのが気になります。スタン入れて殲滅の繰り返しなので、三度目辺りから飽きが来ました。まあ序盤ですし、敵が雑魚設定なら無双するのも仕方ないかもですが、もうちょっとパターンがあってもいいかな、と。銃撃戦はバリエーションつけられない問題が浮き彫りになった気がします。

    >~キャラクター~
    > 途中登場していたトリガーハッピーの方を連れて行くようにしました。それとプロローグからもう一人の‘‘ダスト‘‘というキャラクターも追加し、主人公と掛け合いを増やしました。

    ここら辺は歓迎ですね。
    やはり相棒がいないと話にテンポが生まれません。

    >~その他の細かい変更点~
    >・人名:セリフからセリフのみに統一。この時に誰が何を言っているのかわかりやすくするために、前後で‘‘誰が先に話し始めた‘‘が分かる文を追加させました。

    いいと思いますが、「~が言った」を繰り返すとやはり単調になります。いかに「誰が話しているか」を工夫して伝えられるか、が次の段階です。工夫してみてください。

    いちいち書かずともわかるなら、書かないのが一番ですしね。一人称で登場人物少ないので、今作では表示不要かもしれません。

    >・謎のスレッジハンマーは存命です。その代わりに威力が低めの描写をしたり、折り畳み機構の解説を挟ませていただきました。

    説明がくどいので、もうちょっと自然にしてください。
    変更自体はいいと思います。

    >・カルトは装備品にあるマークからデータバンクで調査をして、どこの教団か特定する形式で名前を出させていただきました。これで超推理は消えたはず。

    いいと思いますよ。
    敵の兵士のレベルについて言及があるとなおよし。
    教団お抱えなのでレベルが低い、とか。

    >・WOLF社だったのをWBF財団に変更。財団というより大きな組織に変更し、シベリア研究所を保有していてもおかしくないようにしました(金銭的な面で)

    問題ないかと。


    >以上報告でした。
    >ここにある内容は読んでいただいたところまでの変更点ですが、第五話までは変更が終わりました。
    >変更後の梶野さんの感想をぜひ伺いたいので、企画終了後にもう一度同じところまで読んでいただけると嬉しいです。
    >(あの時の記憶があるので読む気になれるかは別ですけど……)
    てことでよろしくお願いします!!

    遅くなりましたが、アフターサービスとして感想を書いてきました。
    丁寧に読みすぎて時間かかり過ぎ、大変お待たせしました。申し訳ない。

    読んでいて思ったのは、バトルが増えて活躍度が上がったプラスと、バリエーションがなく単調さが出てしまうマイナスですね。

    あと、ルビの使い方は総じて読みづらい、でもって「ダサい」と感じるものなので、使い方を改めるべきだと思います。

    ・原則としてルビに漢字は使わない
    ・読者に読んでもらいたい方をルビにする
    ・全体バランスを考え、みっともないなら考え直す

    上記を守って、スタイリッシュにルビを改めてもらいたいところ。


    最後まで細かく注文つけましたが、少なくとも参加前に比べれば、数段面白くなったと思います。やっと読めるレベルになったというか。以前だとバトルのよしあしを論じる以前の段階でしたからね。

    とはいえ、これでやっとスタートラインというところです。
    ストーリー的には何も始まってないも同然ですし、問題もまだまだ残っています。この先も何度も手を入れながら、連載を進めていってください。応援しています。


    なお、この感想はアフターサービスなので、これ以上の指摘はしません。相談や質問があれば、それは受け付けます。
  • 梶野カメムシへ

    とても丁寧なアフターサービスをありがとうございました。指摘された場所に戻って確認したら「何かが変」っていう部分が確かに多くありましたね。今回のご指摘やアドバイスを生かしてより良い作品を作っていきたいと思っています。
  • >小豆沢さくた さん


    >小豆沢です。
    >「魔女の病」ですが、概ねご指摘の箇所を中心に修正したり、検討して保留にしたりしました。最終話まで全体的に見直して、結果文字数が増えて、4万文字を超えましたのでご了承ください。

    こんばんは、梶野です。
    大変お待たせしました。
    ひとまず改稿部分を中心に再読・確認してきました。
    通しで読むのは、もうしばしお待ちください。
    そちらはゆっくり楽しみたいので……


    >第一話

    >>私は「追放者の烙印」的なものを想像しました。
    >>それか片目を潰されてるとか、手ひどい傷跡とか。
    >ここ、それもありかなといろいろ考えてみましたが、どうにも物語の雰囲気に対してヘビーな感じになってしまう気がしたので、現状の「皺だらけの老婆の見た目」をイムに強調して指摘させる程度にしました。
    >片目が潰れているとか傷跡とかだと、「幻の花」を触れば治ってしまいますし。それはそれで第一話の見せ場になるかもですが、ちょっと物語のテーマとはズレるので。

    読みましたが、いいと思います。
    確かにダークファンタジー寄りですしね。片目とか烙印とか。
    その他にも描写にこまごまと手が入っていて、引っ掛かる部分が滑らかになっていました。


    >第二話

    >青い鳥の出番を増やしました。実は第四話以降、この青い鳥は結構重要な役目を果たします。

    よいかと思います。

    >なるほど。意味があるならまあ。
    >台詞についても、まあ確かに……「お婆さん」とか他に形容はありますけどね。

    >ジュヌのラストの台詞については変更も検討しましたが、今のところ現状のままとします。

    読み返しましたが、思ったより違和感少なかったですね。
    「魔女さん」と「伝説の魔女」で別物とわかるからかも。
    まあこれは二読後であらかじめ知識があるからかもですが。

    その他

    >「そうかい。あのねアマ、あんたは吠えるの禁止さね。耳元で吠えられたら敵わないさ」

    ここの「敵わないさ」の「さ」の使い方は微妙に違和感。
    私なら「敵わないよ」ですかね。

    >第三話

    >>ここは明確に違和感。
    >>イムと暮らし始めたのはごく最近で、結界の外に出たのは少年と出会った日だと読めます。
    >この部分については、第一話から情報を小出しにしました。あと第三話ラストの、ローエの「償い」に対するアンサーへの伏線にもなっていますので、違和感は減るかと思います(思いたい)。

    第一話の情報てのがわかりませんでしたが、「イムと暮らしてしばらく経ってる」「正体を隠して治療をしてきた」という描写があるので、ローエの足取りを知る手掛かりはありそうな感じがしますね。もしくは、ジュヌのおばあちゃんも魔女なのか。

    >イムと暮らし始めたのも「ごく最近から」な描写ではなく、しばらく経ったことを匂わせるような書き方にしました。

    これは明確によいと思います。

    >>「何でも治せる魔女」なんてプライドが粉微塵になったまま今に至ってるのではと、私には感じられて。
    >微妙な修正ですが、ローエの台詞を変更しました。ローエはあくまでも「わたしには治せない」って言いたくないのです……。

    うん。自然でいいと思いますよ。


    >>総評
    >>あらすじ

    >修正してみました。物語の雰囲気と方向性を出せたのではと思います(思いたい)。

    むーんー。まだイマイチ。
    前半はよいです。ローエとイムとジュヌの対比が定型詩のようで、好みのスタイル。

    問題は後半です。
    ジュヌと再会するのはいいとして、その後の展開がまるで感じられません。ここはいわゆる「匂わせ」を利かせてこそ価値があるはずですが、イムの説明だけ見てもさっぱりで、続きが気になる書き方になっていません。

    まあ、全体を読まないと後半の正否については語れないのでまた後程考察しましょう。

    あと、本編でも思いましたが「人間の百倍生きる」は流石に長すぎる気がします。十倍で十分ではないでしょうか。千年でも「悠久の時を生きる」と呼べるのに、一万年て。

    >>ローエの「〜さね」口調
    >全体的に見直しました。老婆口調の統一感は出たのではと思いますたぶん。

    一話でちょい指摘しましたが、台詞の直しは概ねよい方向です。
    ただ、ところどころ「さね」が続くなと感じる部分があります。
    「だ」「よ」「だよ」などを混ぜてみてはどうでしょ。丁寧口調を使う場面かどうかも再チェックが欲しいところ。

    ちなみに私は、老婆口調に困ったらラピュタのドーラを思い出してます。

    >>「償い」に対するアンサー
    >第三話ラストの、イムとのやり取りを増やして補完しました。前述もしましたが、そこに向けての情報を、第一話から小出しにしました。

    大変わかりやすくなりました。
    立地条件が山奥でなければ、ここで診療所を開いてもいいんですけどねー。誰も来ないでしょうけどw

    >以上、ひとまずのご報告です。
    >最後まで読んだ梶野さんの感想もぜひお伺いしたいので、企画終了後、よろしければお立ち寄りくださいね!
    >よろしくお願いします!

    こちらこそ、大変お待たせしてすみません。
    ひとまず改訂部分のお答えをしておきます。
    最後まで読むのは、残りのアフターサービス終了後とさせてください。まあ、残りはそう多くないと思うので、一月中には読めるかと。
    もうしばしお待ちいただければ。

    今回はアフターサービスなので、これ以上の指摘はしません。
    質問や相談であれば受け付けますので、ご自由にどうぞ。
    期間は冬の間です。
  • 小豆沢です。
    再読ありがとうございました!
    修正箇所は概ね問題がないようでよかったです。

    以下ご返信です。

    >第三話

    >第一話の情報てのがわかりませんでしたが、

    ローエが旅をしていた状況について、第一話でさりげなく一文追加してます。

    >「イムと暮らしてしばらく経ってる」「正体を隠して治療をしてきた」という描写があるので、ローエの足取りを知る手掛かりはありそうな感じがしますね。もしくは、ジュヌのおばあちゃんも魔女なのか。

    このあたりについては最後までお読みいただきたいです。

    >あらすじについて

    あらすじ難しいな〜。全編読んでいただいたあとに改めてご相談させてください。もうちょっと考えます。

    >あと、本編でも思いましたが「人間の百倍生きる」は流石に長すぎる気がします。十倍で十分ではないでしょうか。千年でも「悠久の時を生きる」と呼べるのに、一万年て。

    確かにw
    とにかく長寿であることを印象づけたくて、あと字面・語感的に「百倍」としましたが、さすがに長生きしすぎですね。この世界の人間の寿命は50〜60歳くらいのイメージでしたが、それにしてもレジェンド過ぎですねw 修正を検討します。

    >ローエの口調について

    ちょっと前後しますがまとめます。

    >>「そうかい。あのねアマ、あんたは吠えるの禁止さね。耳元で吠えられたら敵わないさ」
    >ここの「敵わないさ」の「さ」の使い方は微妙に違和感。
    >私なら「敵わないよ」ですかね。

    ここはですね〜、実はいろいろ書き直したんですが、私の感覚では「敵わないよ」だとどうもローエっぽくないんですよ。なのでこのままで保留とします。
    通常の人だと「だよ・だね」→ローエ「さね」、「よ」→「さ(のさ)」みたいなざっくり変換法則が実はあります。絶対ではなく、雰囲気で適用したりしなかったりですが。

    >ただ、ところどころ「さね」が続くなと感じる部分があります。

    改めて読み直したら第三話の追加した部分がのさのさしてたので、微修正しました。
    その他は読み直して気になったら修正していきます。

    >「償い」に対するアンサーについて

    >大変わかりやすくなりました。
    >立地条件が山奥でなければ、ここで診療所を開いてもいいんですけどねー。誰も来ないでしょうけどw

    ここに診療所を開こうものならイムからものすごいお叱りを受けるので、実現しないでしょうね。開いたら開いたでイムは『ねえ、誰も来ないじゃない!』ってぷんぷんしそうです。


    以上です。
    アフターサービスが落ち着かれましたら、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
    花粉症お大事にしてくださいね。
  • >小豆沢さん

    >再読ありがとうございました!
    >修正箇所は概ね問題がないようでよかったです。

    改訂お疲れ様でした。
    細々と直されていて、新たな引っかかりは少なめでした。よい改訂かと。

    >ローエが旅をしていた状況について、第一話でさりげなく一文追加してます。

    なるほど。

    >>「イムと暮らしてしばらく経ってる」「正体を隠して治療をしてきた」という描写があるので、ローエの足取りを知る手掛かりはありそうな感じがしますね。もしくは、ジュヌのおばあちゃんも魔女なのか。
    >このあたりについては最後までお読みいただきたいです。

    楽しみにしておきます。

    >あらすじ難しいな〜。全編読んでいただいたあとに改めてご相談させてください。もうちょっと考えます。

    「読者がそそられる」ことを意識するといいかと。
    「どんな部分を読み取ってもらいたいか」でもいいですね。



    >確かにw
    >とにかく長寿であることを印象づけたくて、あと字面・語感的に「百倍」としましたが、さすがに長生きしすぎですね。この世界の人間の寿命は50〜60歳くらいのイメージでしたが、それにしてもレジェンド過ぎですねw 修正を検討します。

    フリーレンでも千年ですからねえ。
    今500歳でも「魔女の中だとひよっこなの?」て感じがしますし。

    >>ローエの口調について
    >ここはですね〜、実はいろいろ書き直したんですが、私の感覚では「敵わないよ」だとどうもローエっぽくないんですよ。なのでこのままで保留とします。
    >通常の人だと「だよ・だね」→ローエ「さね」、「よ」→「さ(のさ)」みたいなざっくり変換法則が実はあります。絶対ではなく、雰囲気で適用したりしなかったりですが。

    まあかなり感覚的な部分ですからね。
    作者の判断にお任せします。
    ここも読み慣れたら気にならなくなるかもですし。

    >改めて読み直したら第三話の追加した部分がのさのさしてたので、微修正しました。
    >その他は読み直して気になったら修正していきます。

    はい。
    単調にさえならなければ、明確な問題ではないと思います。

    >ここに診療所を開こうものならイムからものすごいお叱りを受けるので、実現しないでしょうね。開いたら開いたでイムは『ねえ、誰も来ないじゃない!』ってぷんぷんしそうです。

    あの会話の流れから、イムがオッケー出してるように思ってましたw まあ現実的ではないでしょうねどのみち。

    >以上です。
    >アフターサービスが落ち着かれましたら、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
    >花粉症お大事にしてくださいね。

    はい。アフターサービスが一巡したら読みに行きますよ。花粉症が落ち着いてる間に。
  •  お疲れ様です。昨年そちらの企画に「Alone ~元特殊部隊所属ジャック・カミンスキー~」という作品で参加させていただきました。Yujin23duoです。

     アフターサービスの近況ノートの件了解しました。ここに再度送らせていただきます。

     現在作品は完結し、修正作業に入っているところです。元々の駄文なため、かなりの修正が必要なことや、留学と就活との兼ね合いもあり時間はかかると思いますが、頑張ります。

     一応一話から二話までの流れを大幅に変えようと思ってまして、このようにしようと考えております。

    ――――――

    一話

    ・居酒屋の入口前の警備員役を魚人からただのチンピラに変更。
    ・魚人は二話から登場させる。
    ・三話に出ていた「強行捜査上」を初っ端から登場させる。
    ・可能ならばラジオの音声の内容を変更。
     れいわ新撰組や日本保守党、NHK党等、極端な演説をする政党をイメージしたものから、ニュース番組みたいなものにする。

    ――――――

    二話


    ・待ち構えていたという設定から、地元ギャングとエル・パッソのギャングの会合中に乗り込まれるという設定に変更。
    ・髭面が「強行操作上」を見せつけながら、売春の容疑があると脅しをかける。
    ・魚人の人数を減らし、地元のギャング(人間、ゴブリン、オークの混合)に紛れ込んでる感じにする。
    ・間抜けにも銃は奥の方の武器庫に保管したまま、全員近接用の武器で戦う羽目になる。
    ・地元側のギャングのリーダーを追加する。
    ・「強行操作上」に書かれている令状を読んでる最中に、地元ギャングが暴走、乱戦の流れになる。
    ・魚人ギャングの中に魚の能力を活かした奴を、用心棒という名目で数人程入れる(テッポウウオみたいに、口から水を銃弾みたいに吐くみたいな?)
    ・あとは既存の戦闘シーンを大幅変更。

    ――――――


     というような感じで修正している最中なものの、改めて見ると余りに文が酷すぎたため、最初から書き直す羽目になるかもしれませんが、頑張ります;;。



     ここからは批評内に対する話をしていきます。


    ●タイトルとキャッチコピー

     当時の自分は漠然と洋画っぽい話を書きたいと考えていました。その中でかっこいい英単語をタイトルに使いたいという思いが湧き、孤高っぽくてかっこよさそうと思っていた「Alone」を使うに至りました。
     キャッチコピーも洋画みたいなものにしたいし、物騒な言葉の方がインパクトあってかっこいいっしょと胆略的な思考に陥り、あの言葉に至りました。
     正直タイトルとキャッチコピーに関してはなんとなくしっくり来ている為、変えなければなくてもかなり難しいかもしれません。
     もっとしっくりくるタイトルに巡り合いたい……。



    >>「Sean! ショーン! chaill mé thú!会いたかった!」



    ちょっと調べたらアイルランド語だそうで。

    なんでアイルランドなのか意味がわかりませんが、エルフの公用語みたいな?



     これに関しては言い訳だとか愚痴に近い文になるかもしれないのですが、ここに書かせてもらってもよろしいでしょうか?
  • >Yujin23duoさん


    >お疲れ様です。昨年そちらの企画に「Alone ~元特殊部隊所属ジャック・カミンスキー~」という作品で参加させていただきました。Yujin23duoです。

    お久しぶりです。あけおめですね。

    >現在作品は完結し、修正作業に入っているところです。元々の駄文なため、かなりの修正が必要なことや、留学と就活との兼ね合いもあり時間はかかると思いますが、頑張ります。

    お、完結おめでとうございます。
    それはなかなか大したものです。
    処女作はたいてい完結しなかったりしますからね。
    書き直すなら、全体をもう一度振り返った上で開めた方が、効率がいいかと思います。「こうしとけばよかった」とか結構ありがちですから。

    >一応一話から二話までの流れを大幅に変えようと思ってまして、このようにしようと考えております。

    ふむふむ。

    >一話
    >・居酒屋の入口前の警備員役を魚人からただのチンピラに変更。
    >・魚人は二話から登場させる。
    >・三話に出ていた「強行捜査上」を初っ端から登場させる。
    >・可能ならばラジオの音声の内容を変更。
    > れいわ新撰組や日本保守党、NHK党等、極端な演説をする政党をイメージしたものから、ニュース番組みたいなものにする。

    「強行操作上」って何ぞ?と思ったら、「強行捜査状」ですかね。
    他は概ねその流れでよいかと。

    >二話
    長いので割愛しますが、結局実際に書いてみないと何とも言えません。これだけ直すとなると、新たな穴が出てきても何ら不思議はないですし。
    見た感じ、即突っ込むような変更はないので、改訂が終わったら、改めて持ってきてください。再読しますから。

    >というような感じで修正している最中なものの、改めて見ると余りに文が酷すぎたため、最初から書き直す羽目になるかもしれませんが、頑張ります;;。

    ぶっちゃけ完結しているなら、書き直しに労力を注ぐよりもこれはこれと割り切り、今回の学びを生かして新作を書いてもいいのでは、とも思います。初心者時代の作品として、これはこれとして残すのも立派な選択肢です。どうしても直したい、というのなら別ですが。

    >●タイトルとキャッチコピー

    >当時の自分は漠然と洋画っぽい話を書きたいと考えていました。その中でかっこいい英単語をタイトルに使いたいという思いが湧き、孤高っぽくてかっこよさそうと思っていた「Alone」を使うに至りました。
    >キャッチコピーも洋画みたいなものにしたいし、物騒な言葉の方がインパクトあってかっこいいっしょと胆略的な思考に陥り、あの言葉に至りました。

    せめて作品の内容を前提に選びましょう。
    タイトルはともかく、キャッチコピーの違和感はすごいです。

    > 正直タイトルとキャッチコピーに関してはなんとなくしっくり来ている為、変えなければなくてもかなり難しいかもしれません。
    > もっとしっくりくるタイトルに巡り合いたい……。

    タイトルは悪い意味で洋画ライクですね。
    版元が何も考えず「とりあえず横文字にしとけ」とつけたようで、やっつけ感が漂います。内容を汲んでおらず、バイオレンス系ならたいてい間に合う感じのタイトルです。サブスクで同ジャンルを検索したら、似たようなタイトルが山ほど出てきそう。

    まあ、作者が気に入ってるなら別に構いませんが。


    >>ちょっと調べたらアイルランド語だそうで。
    >>なんでアイルランドなのか意味がわかりませんが、エルフの公用語みたいな?

    >これに関しては言い訳だとか愚痴に近い文になるかもしれないのですが、ここに書かせてもらってもよろしいでしょうか?

    「へー」とか「そうなんだー」とか返してもいいなら、どうぞw
  • >ぶっちゃけ完結しているなら、書き直しに労力を注ぐよりもこれはこれと割り切り、今回の学びを生かして新作を書いてもいいのでは、とも思います。初心者時代の作品として、これはこれとして残すのも立派な選択肢です。どうしても直したい、というのなら別ですが。


     なるほど、わかりました。それなら元の作品はそのままで、一から三話の修正版を比較用の作品として投稿してみます。


    >>>ちょっと調べたらアイルランド語だそうで。
    >>なんでアイルランドなのか意味がわかりませんが、エルフの公用語みたいな?

    >これに関しては言い訳だとか愚痴に近い文になるかもしれないのですが、ここに書かせてもらってもよろしいでしょうか?

    >「へー」とか「そうなんだー」とか返してもいいなら、どうぞw


     ありがとうございます。では書かせていただきます。お恥ずかしい文章になりますがご了承いただけますと幸いです。

    ――――――

     このアイルランド語は伏線の一つで、中盤のどんでん返しとして機能するはずの予定でした。

     話では四話からイーグルと言うCIAみたいな組織の者がジャックの元に現れ、数日間謎の守るようにという頼みと共にとあるケースを渡します。
     その後ジャック襲い掛かる者達から守るというのが一連の流れになっております。

     その襲い掛かって来る部隊のリーダー兼ラスボスとして中盤で明かされる予定のキャラが、一話から登場したエルフのショーンだったのです。

     元々の彼は実は転生者で、前世ではIRA(アイルランド共和軍)の工作員の危険人物という設定でした。
     キーラもまた彼の腹心で前世ではIRA時代のパートナー兼恋人だったのです。二人がアイルランド語を喋っていたのは、彼らがジャックの敵であるということを示唆する描写になる筈でした。


     が、頭にあったアイデアをプロットに書いてみることもせず"当たって砕けろ"の精神で執筆開始。
     勢いままに書き進めたせいで、あとからあとからアイデアが湧き、それを採用しようと事前に定めた話の流れを大幅に変化。
     伏線も死に、ラスボスもまた別の人物に変更、結果二人は敵なんだか良くわからん変なキャラに成り下がっていきました。

     今思えばあの伏線はむちゃくちゃ恥ずかしいアイデアでしたが、当時の自分は「なんかパトリオットゲームでみたIRAって組織ええな!! 俺の作品にも登場させたい!!」とアホみたいなテンションで書いてしまってたんですよね。
     しかもこの後調べてみるとアイルランド事態も、現在はアイルランド語ではなく英語が実質的には公用語らしく、リサーチやらなんやら全部足りないまま突き進んでしまったなと反省しております。
     時間が出来たら彼女のセリフは全部英語に直す予定です。

     現在は次作のプロットを作成中でして、「Alone」みたいなことにならないように注意を払ってます。
     世界観の設定もなんとか考えている最中です。
     あとは文章力しだいですね、現在読んでる夢枕獏さんの「牙の紋章」が一つ一つの文が短いながらもダイレクトかつ迫力ある描写なので、あれを参考にしてみようかなと思っています。

    ――――――


    >せめて作品の内容を前提に選びましょう。
    タイトルはともかく、キャッチコピーの違和感はすごいです。


    >タイトルは悪い意味で洋画ライクですね。
    版元が何も考えず「とりあえず横文字にしとけ」とつけたようで、やっつけ感が漂います。内容を汲んでおらず、バイオレンス系ならたいてい間に合う感じのタイトルです。サブスクで同ジャンルを検索したら、似たようなタイトルが山ほど出てきそう。


     キャッチコピーはもう少し考えてみますが、タイトルはなかなか良いのが思いつかないですね。カメムシさんの「神風VS」はどんな風に考えたりしましたか?


     やはり初めて書くにしては無駄に背伸びしすぎてた気がします、次回作は分かりやすい長文のタイトルにして挑戦してみます。
  • 梶野カメムシ様

    作品のURLですが、あの後も何回か改稿しており、こちらの長編の4話までで見ていただければと思います。(短編版の方は改稿が追い付いておりませんので)
    https://kakuyomu.jp/works/16818093090308992860

    お手数ですが、よろしくお願いいたします。
  • >Yujin23Duo さん

    > なるほど、わかりました。それなら元の作品はそのままで、一から三話の修正版を比較用の作品として投稿してみます。

    ぶっちゃけ、それを書く労力も新作に費やした方がいいとは思いますが、止めはしません。書き直すのもいい勉強になりますし。

    > ありがとうございます。では書かせていただきます。お恥ずかしい文章になりますがご了承いただけますと幸いです。

    >元々の彼は実は転生者で、前世ではIRA(アイルランド共和軍)の工作員の危険人物という設定でした。
    >キーラもまた彼の腹心で前世ではIRA時代のパートナー兼恋人だったのです。二人がアイルランド語を喋っていたのは、彼らがジャックの敵であるということを示唆する描写になる筈でした。

    実はアイルランド出身の転生者だった、というのはよいとして。
    何故それが、ジャックの敵であることになるんですかね。
    ジャックも転生者で、IRAに確執があったとかならわかりますが、そんな話は三話までに出てませんし。というかジャックって転生者なんです?
    説明を受けても、これが何故伏線になるのかさっぱりわかりません。

    >今思えばあの伏線はむちゃくちゃ恥ずかしいアイデアでしたが、当時の自分は「なんかパトリオットゲームでみたIRAって組織ええな!! 俺の作品にも登場させたい!!」とアホみたいなテンションで書いてしまってたんですよね。

    私も経験ありますしそれ自体はいいと思いますよ。
    大事なのはそれが読者に受けるか、伏線として機能してるかです。

    >しかもこの後調べてみるとアイルランド事態も、現在はアイルランド語ではなく英語が実質的には公用語らしく、リサーチやらなんやら全部足りないまま突き進んでしまったなと反省しております。
    >時間が出来たら彼女のセリフは全部英語に直す予定です。

    まあここら辺はどうとでもなります。
    公用語でないというだけで、現地の言葉も話せる人間は一定いるでしょうから。

    >あとは文章力しだいですね、現在読んでる夢枕獏さんの「牙の紋章」が一つ一つの文が短いながらもダイレクトかつ迫力ある描写なので、あれを参考にしてみようかなと思っています。

    夢枕獏は戦闘描写も迫力があって、参考にするのはいいと思いますよ。ただ細かいのでバトルが異常にスロー展開になるので、そこら辺は影響され過ぎない方が。あと文章に特徴があり過ぎるので、すぐ参考元が割れるという問題はあるかも。

    この手の題材の小説なら、講談社ノベルスを参考にしてみてはどうでしょう。硬めの文章で戦場ものの作品が多くあった気がします。誰か推薦できるほど私は読んでいないので、何となく程度ですが……

    >キャッチコピーはもう少し考えてみますが、タイトルはなかなか良いのが思いつかないですね。カメムシさんの「神風VS」はどんな風に考えたりしましたか?

    「神風VS」の場合ですか。
    まずあの作品は「死ぬほどバトルを書きたい」がスタートなので、それがはっきり伝わるように「VS」を入れました。
    あと、短く歯切れのよいタイトルが合うのではと考えました。
    本当は「VS」だけでもよかったくらいですが、同名の方が作品があったのでそれを避ける意味で目指す組織である「神風」を頭につけて完成、という感じです。

    このタイトルが百パーの出来栄えかというとそうでもなく、例えば「神風という言葉の使用例が多すぎて検索で浮かんでこない」とか、「一見してどんなジャンルの話かわかりづらい」とか問題も抱えてはいますね。そこら辺はあらすじでカバーしていますが、ウェブ小説では弱みかも。

    とはいえ「他にない、覚えやすいタイトル」という条件は十分満たしていると思っています。今、他のタイトルに変えていいと言われても、もはやこれしか思いつきませんねw

    >やはり初めて書くにしては無駄に背伸びしすぎてた気がします、次回作は分かりやすい長文のタイトルにして挑戦してみます。

    別に長文タイトルでも構いませんが、一番ダメなのは埋没です。
    長文タイトルが普通の世界でそれに倣えば、よほどセンスがないと埋没しやすくなります。「他と違う」「作品の看板である」ことを念頭によーく考えてみてください。
  • >ケロ王さん

    >作品のURLですが、あの後も何回か改稿しており、こちらの長編の4話までで見ていただければと思います。(短編版の方は改稿が追い付いておりませんので)

    了解しました。
    今週中には読めると思います。
  • お久しぶりですっ。
    ご連絡を頂いて、急ぎ連絡させてもらいますっ。

    転福為禍のインヴォーカーのテスト版のURLです。
    https://kakuyomu.jp/works/16818093088434314627

    花粉症は大丈夫でしょうか?
    私の方は改稿版を投稿する前に新作を1本書き上げようと考えていますので、本当にいつでも大丈夫ですよ?
  • どもども。お早い対応に感謝です。

    私も今月中には執筆再開したいのですが、やり残しがあるとどうにも集中出来ない気質でして。
    花粉症が治まった今のうちにアフターサービスを片付けたいと思っております。目標は今週中。

    ボルコムさんも精力的にがんばっておられるようで何よりです。私も続かねば……!
  • 小豆沢です。

    修正したのでご報告です。

    ・ローエの寿命の桁を減らしました。
    ・ローエの口調はちょいちょい微修正してます。
    ・その他、今更ながら1〜3話とそれ以降で、梶野さんにめっちゃ突っ込まれそうな矛盾点があったのでちょこっと修正しました。ネタバレになってしまうためここでは詳細をお伝えしません。何卒ご了承ください。

    以上です。お邪魔しました。
  • >小豆沢さん

    ふむふむ。
    ここら辺はまあ大丈夫かと。通しで詠む際にもう一度見れば十分でしょう。

    >・その他、今更ながら1〜3話とそれ以降で、梶野さんにめっちゃ突っ込まれそうな矛盾点があったのでちょこっと修正しました。ネタバレになってしまうためここでは詳細をお伝えしません。何卒ご了承ください。

    わはは、まだ大きな虫が残ってましたか。
    私が突っ込む前に見つけられたのは僥倖でしたね。やはり何度も読み返して磨き上げてこそ、小説は上手くなるものだと思いました。
  • >三鞘ボルコムさん


    >【改稿版】第1話 「この日、2人の英雄は出会った」(仮題)
    https://kakuyomu.jp/works/16818093088434314627/episodes/16818093088434354399


    拝読。

    ふむふむ。ダイエットは成功していますね。
    これでも全然読めますし、問題ありません。私ならもう500字くらい削ってより軽快感を意識するところですが、そこら辺は作者の好みとも思うので、ひとまず十分だと思います。

    読んでいて気になったのは「二人の行動が本の影響である」ことが強調されていない点でしょうか。

    ユーキはまだ最後の一文でわかりますが、アレクはわかりづらい。
    なので、私なら以下の要素を追加します。

    ・家出した際、問題の本も持ってきてしまった
    ・帽子を取られた少女を見た瞬間、いけにえの姫が頭をよぎる
    ・本を落としたことにも気づかず、少女を助けに行く

    ユーキの方はこのままで問題ないですが、最後の一文、

    >だが口から出たそのセリフは、どこかで聞いたような気がした言葉だった。

    は、

    [口から出たのは、どこかで聞いたようなセリフだった。]

    に縮めます。

    せっかくの締めくくりなので、簡潔に耳障りよく。
    ボルコムさんの文章は、得てしてこの類の「文章として間違ってはいないが回りくどくもっさり」になりがちなので、以後ダイエットする際は意識してみてください。

    あと、ユーキがかけつけるシーンは、アレクの場面と重ねる意味で、
    「アレクの話と同じ文章をコピペで使う」という手法を用いてみてはどうでしょうかね。例えば以下の部分です。

    >「ちょいと待ちな!」
    > 1人の少年がアレクとロドニーの間に割り込み、アレクを庇うようにロドニーと対峙する。
    > 茶髪でつり目のその少年はロドニーを睨みつけたまま、アレクに手を差し伸べてこう言った。
    >「安心しな。俺が守ってやっから」

    これをユーキサイドで使うわけです。
    例えばこんな感じ。

    [「ちょいと待ちな!」
     ユーキは二人の間に割り込み、男の子を庇うように少年と対峙する。
     大柄な少年を睨みつけたまま、金髪の勇者に手を差し伸べてこう言った。
    「安心しな。俺が守ってやっから」

    口から出たのは、どこかで聞いたようなセリフだった。]

    ちょっとした言葉遊びですが、気付ける人には面白いテクニックです。両方に使う前提で、より使いやすいよう元の文章をいじるのもいいと思いますね。
  • 素早い対応、ありがとうございますっ。


    >ダイエットは成功していますね。
    これでも全然読めますし、問題ありません。私ならもう500字くらい削ってより軽快感を意識するところですが、そこら辺は作者の好みとも思うので、ひとまず十分だと思います。

    いちおう、問題なしとの事で安心しましたw。
    一度書いた文章を削るのは勇気がいりますね。何度も「不自然ではないか?」と読み返す事になりました。


    >読んでいて気になったのは「二人の行動が本の影響である」ことが強調されていない点でしょうか。

    ここは逆に「強調しすぎないように」と抑えていたのですが、逆効果だったかも知れませんね。
    仰る通り、少しワザとらしいくらいの方が良いのかも知れません。
    改めて考えてみます。


    >ボルコムさんの文章は、得てしてこの類の「文章として間違ってはいないが回りくどくもっさり」になりがちなので、以後ダイエットする際は意識してみてください。

    気をつけます……。
    私は文章を書く際「間違えないように」「読者が理解できるように」と意識してますので、それの行き過ぎのせいだと思います。
    「軽快な文章」を書く意識も必要ですね。


    >ユーキがかけつけるシーンは、アレクの場面と重ねる意味で、「アレクの話と同じ文章をコピペで使う」という手法を用いてみてはどうでしょうかね。

    なるほど……あえての繰り返しの手法ですね?
    「同じ事の繰り返しになるから、アレク視点でのユーキが駆けつけるシーンはカットした方が良いか?」などと考えていた私にはなかった発想です。
    同じシーンなら、こういう使い方もできたんですね。目から鱗ですっ。

    「言葉遊び」との事ですが、小説自体が「言葉遊び」の集まりみたいなものだと思います。
    それに遊び心は重要ですよねっ。
    こちらも改めて考えてみますっ。


    ここまで、本当に本当にありがとうございましたっ。
    失礼ですが、企画参加当初はここまで長く、真摯にお付き合い下さるとは思ってもおりませんでした。
    まだアフターサービスが全て終わった訳ではないと思いますが、どうかご自愛ください。


    それではひとまずお別れの挨拶をさせて頂きますが、梶野カメムシさまとは今後も良いお付き合いをさせて頂ければと願います。
    最後に何度も繰り返しになりますが、本当にありがとうございましたっ。
  • >三鞘ボルコムさん

    >素早い対応、ありがとうございますっ。

    いえいえ。着手が遅すぎたくらいです。


    >いちおう、問題なしとの事で安心しましたw。
    >一度書いた文章を削るのは勇気がいりますね。何度も「不自然ではないか?」と読み返す事になりました。

    その気持ちは大事です。
    改訂すると、往々にして不自然な個所や綻びが出ます。文章の繋ぎが微妙に不完全で、「間違ってないけど違和感」という状態になることも多いのです。直した継ぎ目がわからなくなるくらい、何度も読み返し、チェックするのが大事ですねー。経験上。

    >ここは逆に「強調しすぎないように」と抑えていたのですが、逆効果だったかも知れませんね。
    >仰る通り、少しワザとらしいくらいの方が良いのかも知れません。
    改めて考えてみます。

    どちらが絶対に正解と言いづらい部分ですが、私は「明確な方がよい」派ですかね。もし読み取れない読者がいたら、演出がまるごとおじゃんなので。
    アレクが少女の前に立った際の台詞を、読んだ本そのまんまにしてもいいくらいです。

    >気をつけます……。
    >私は文章を書く際「間違えないように」「読者が理解できるように」と意識してますので、それの行き過ぎのせいだと思います。

    ここら辺は一般的な小説の読書量を増やすのが一番だと思います。
    プロ作品は基本として、簡潔かつ情報が十全に伝わる書き方をしています。「これくらいでも伝わるのか」と読んで学ぶのが一番です。

    >「軽快な文章」を書く意識も必要ですね。

    この作品では、という前提ですけどね。
    これがじっくり進むラブストーリーとかなら文章が重くても違和感ないのです。冒険ファンタジーでバトル含む場面なので、軽快さがあった方がよいと私は思ったまでのことです。

    いずれにせよ、そういった文章を書き分ける意識も、将来的には身に着けるのが望ましくはあります。

    >なるほど……あえての繰り返しの手法ですね?
    >「同じ事の繰り返しになるから、アレク視点でのユーキが駆けつけるシーンはカットした方が良いか?」などと考えていた私にはなかった発想です。
    >同じシーンなら、こういう使い方もできたんですね。目から鱗ですっ。

    これは多分、私のオリジナルです。他で見たことがあまりないのでw

    ユーキの登場シーンを省く、という考えも間違いではないと思います。同じ場面が二度続けばくどい、という反応にも一理ありますし。そちらを選んでも上手くやれるとは思うのですが、挑戦心には欠けるかな、と。

    コピペの演出は、言うならくどさのマイナスを演出のプラスで塗り替える試みですからね。上手く行けば何倍も深く読者に刺さるのでは、と個人的には考えます。

    後は、そうですねえ。

    Aアレクパート(合流寸前で切る)
    Bユーキパート(合流寸前で切る)
    C合流後パート(どちらからも繋がる)

    と三つにパートを分けて、A&BからCに繋がるように書く、という構成も面白そうですね。これなら同じシーンが続くくどさはないですし。案外、これが一番よいのかも。

    ……とまあ、文章に完全な正解なんてものはないのです。
    色んな手法を考えて試して、一番よさげなものを選択するしかないですし、それが作者のカラーになるので。私が作者だとしても、この三つの中でどれにしようかウンウン考えると思いますよ。

    >「言葉遊び」との事ですが、小説自体が「言葉遊び」の集まりみたいなものだと思います。
    >それに遊び心は重要ですよねっ。
    >こちらも改めて考えてみますっ。

    「文章で遊ぶ」というのは、実はかなりの高等技術なんです。
    基本的には「そつなく小説が書ける」くらいの実力がついて、「普通の小説に飽きて来た」頃に開眼するものだと私は思っています。(天才とか例外はあり)

    なので、すぐに真似してとかは難しいかもですが、小説を書いていて何か面白みがないと感じた時はこのことを思い出してください。ワンポイントでも遊びを入れると、ぐっと文章の幅が広がるので。

    遊びをふんだんに取り入れた文章は、まだちょっと早いとは思いますが……今のボルコムさんでは、おそらくまだ文章の全体バランスが読めないはず。ふざけた文章の短編とか、少しずつ試していけばいいと思います。

    >ここまで、本当に本当にありがとうございましたっ。
    >失礼ですが、企画参加当初はここまで長く、真摯にお付き合い下さるとは思ってもおりませんでした。
    >まだアフターサービスが全て終わった訳ではないと思いますが、どうかご自愛ください。

    私も、まさかここまでおつきあいすることになるとは、参加された当初は考えもしていませんでした。これからも創作と批評をがんばっていただきたく。長編は難しいですが、短編なら喜んで読みに行きますよ。正直感想でよければ。

    >それではひとまずお別れの挨拶をさせて頂きますが、梶野カメムシさまとは今後も良いお付き合いをさせて頂ければと願います。
    >最後に何度も繰り返しになりますが、本当にありがとうございましたっ。

    こちらこそ、ありがとうございました。
    作品完結まで大過なく突き進まれることを祈念いたします。
  • >蜂蜜の里さん

    この上なく恵まれた男の物語
    蜂蜜の里
    https://kakuyomu.jp/works/16818093086133670152/episodes/16818093086133672683


    >フィリップ・ウェブスター

    >負けん気の強いアリスと一歳年下の内向的なフィリップは、母親がどちらもハイチからのフランス移民という共通点のせいか、あるいは近所に同じ年ごろの子どもがいなかったせいか、全く性格の異なる二人なのに不思議と馬が合い、姉弟のようにいつも一緒に過ごした。

    長すぎ。二文に分けるべきです。

    >昼間だけでなく夜もそばにいてほしいとアリスは言い、フィリップにこう伝えた。

    「夜もそばにいてほしい」はちょっと露骨なので、もう少し弱めてみては。「話がしたい」とか。

    >「夜、誰にも見つからないように、二階の私の部屋まで木を伝って上がってきてね」

    うん。やはり伏線を置いた方が自然ですよね。

    >だが、アリスの母親がいつも優しく接してくれたのとは対照的に、アリスの父親とはこれがほとんど初めての会話だった。

    ここで対比を成立させるなら、
    母親➡「いつも」「優しい」
    父親➡「初めて」「???」
    なので、態度の方にも言及すべきです。

    >フィリップは、アリスの父親がナポレオン時代に男爵に叙爵されたという噂を耳にしたことを思い出した。また、アリスの母親はアンシャン・レジーム時代以来の貴族の娘だ。

    対するフィリップの身分の説明が欲しいです。

    >若いくせに口うるさいフィリップが煙たがられたのか、

    若いくせに口うるさいフィリップ「は」煙たがられたのか、

    ここ、「若いくせに」より「生真面目で」とかの方がより性格がわかりやすいと思います。学生の時点で若いのはわかっているので。
    「口うるさい」だけだと、嫌な奴で口うるさいのか、クソ真面目なのかが見えてこないので。

    >他国の支配する国へ視察の名目で派遣されるということが、厄介払いであることは明白だった。

    微妙に読みづらい一文。
    「こと」も被っています。

    [他国の支配する国への視察名目の派遣が、厄介払いであることは明白だった。]

    >フィリップは彼女に深く口づけたのだった。

    私なら「彼女を抱きしめ」を加えますかね。
    キスの前にワンアクションあった方がドラマチック。

    >待っても待っても彼女は現れず。

    「待てど暮らせど」の方が。

    >そうして船が出航した、まさにその瞬間である。

    「ついに船が出航した」の方が。

    >女性の金切り声が、その場にいた者たちの耳に微かに届いたのだった。

    「微かに」は不要。気持ちをこめる意味でもしっかり聞こえるべき。
    「その場にいた者たち」だと湊にいる者とも読めるので、「船客」にした方が確実。情景も想像しやすいはず。

    >だが、その約束が果たされるのは、気が遠くなるほど後のことだった。

    うん。この離別のシーンは格段によくなりましたね。
    アリスが間に合わなかった理由も、説明がなくともおよそ想像できます。

    >鮮やかな緑の山々、黄金色に輝く稲穂、街を埋め尽くす活気。

    ここら辺は現地の情報を調べて、もうちょい頑張ってほしいところ。
    フィリピン固有の地名とか名勝とか。

    >初恋は、絶頂で無惨に摘み取られてしまったのだった。

    絶頂は別れのシーンじゃないかなあ、と思います。
    「無惨に摘み取られた」だと加害者がいそうな書き方ですが、この時点では経緯は不明なので、「時間と距離に敗れた」的な方がよいのでは。

    >フィリップが声の方に目を向けると

    「声」が描かれていないので、唐突過ぎます。

    >木の下に佇む一人の少女が見えた。

    18歳と後に出てきますが、それなら「娘」とか「乙女」の方がしっくりきますかね。日本語の「少女」は幅が広すぎるので。

    >「あなたは、アメリカ将校ね」
    >「スペイン人に、この地を奪う権利があると、本気で思っているの?」

    内容はいいんですが、他にも兵士がいるにもかかわらず、あえてアメリカ将校であるフィリップを選んで話しかける理由がわかりません。これがスペイン人なら納得なんですが。
    何かしらアメリカの歴史を下敷きにした上で、この質問に繋げるべきではと。

    >ジャスミンの瞳は、彼が抱える心の中の迷いをすべて見透かしているかのようで、フィリップはアリスのことを知ってから初めて人間らしい声を出した自分に驚いた。

    ここは長すぎるので二文に。後、前後を入れ替えた方がわかりやすいです。もひとつ、「アリスのこと」だとややわかりづらい。

    [フィリップはアリスの結婚以来、初めて人間らしい声を出した自分に驚いた。ジャスミンの瞳は、彼が抱える心の中の迷いをすべて見透かすようだった。]

    >その微笑みには、フィリップがこれまで見てきたどんな笑顔とも違う、どこか慈しみのようなものがあった。

    瞳の描写と類似でくどく感じるので、私なら削ります。

    >それから数日後、フィリップは少女と再び出会うことになる。彼女の存在は、フィリップにとって衝撃だった。彼女が受けた教育のレベルは、当時の東洋ではほとんど例を見ないほどのものであり、その知識は自由と平等への強い信念に裏打ちされていた。
    > 彼女の名は「丘の上のジャスミン」。わずか十八歳ながら、解放運動の象徴的存在だった。

    順番を入れ替えた方が効果的。

    [それから数日後、フィリップは少女と再び出会うことになる。

     彼女の名は「丘の上のジャスミン」。わずか十八歳ながら、解放運動の象徴的存在だった。

     彼女の存在は、フィリップにとって衝撃だった。彼女が受けた教育のレベルは、当時の東洋ではほとんど例を見ないほどのものであり、その知識は自由と平等への強い信念に裏打ちされていた。]

    >※トーマス・ジェファーソンによるアメリカ独立宣言の有名な一節。ただし、この宣言が書いたジェファーソン自身も奴隷を所有していたという時代の矛盾や、当時の「平等」が白人男性に限定されていた事実があった。

    注釈がすぐ読めるのは便利でいいですね。

    >だがジャスミンが持つ強い意志と魂の奥底で感じる共鳴、それがアリスとの絆と重なって見えたのはどういったわけか。

    ここら辺は説明不足(説得力不足)を感じます。
    思想の話が何の経緯もなく恋愛の話に変わるので、違和感が先に立ちます。まず思想に共鳴し、人柄に魅了され、女性として意識する……という流れを簡潔に描写すべきでしょう。

    ここについては、もう少し文章を増やしてもいい気がしますね。

    >ジャスミンは彼の心の中にある迷いを察していた様子で、彼女自身もまた自らの祖国への愛を一番に抱いていたためか。

    歯切れの悪い文章でもやもやします。
    説明するならはっきりと。

    >船の自室に向かった、

    これが船の上での話ならわかりますが、別れの場面なら港のことですよね?なら「船に向かった」では。

    >泣き叫ぶジャスミンを呆然と見つめたフィリップの脳裏に、かつて彼を追いかけてきたアリスの姿が、重なった。

    インパクトはイマイチですが、形にはなっています。

    >明るく麗しかった眼差しは厳しくなり、いつも遠いどこかを見つめているような様子だったが、出会った頃と変わらない女性のままだった。

    矛盾に感じます。眼差しや雰囲気は変わってるので。
    出会った頃と変わらない部分を取り出し、「変わらないところもある」と書くべきです。

    >兄弟たちの死をきっかけに、彼女が革命家の仲間たちから帰国を強く請われるようになったのを目の当たりにしたフィリップは、彼女の本当の思いを完全に理解した。

    彼女の思いを理解する経緯を説明すべき。
    それこそ眼差しが険しくなったとか、遠くを見るようになったとか。
    あと、「彼女」が連続して続いてる時は「ジャスミン」表記を挟むべきです。

    >「カミラは私に任せて、皆の元へ」

    改訂前より明らかに自然ですね。大変よいかと。

    >どんな思いであなたを愛してきたのか、知らないのか! と叫ぶジャスミンを抱きしめながら、私たちの宝物は責任を持って育てる、夫婦としての絆は決して切れることはないと何度も優しく伝え、ジャスミンは苦悩の末にフィリップと別れる決意をした。

    長すぎ。二文に。

    >「アリスさんとはお義母さまに紹介されてから、ずっと文通をしていたの。ご結婚されたけど、数年後に離婚させられて、それからはずっとメリーランド州のご実家にいらっしゃるということ。それに、あなたをとても愛しているということを、全部包み隠さず教えてくれた」

    うん。想像の範囲で説明がつきそうで、違和感なくなりました。

    >そのことで夫の逆恨みを買い、結婚前の異性関係を知った夫が家から叩き出し、実家に戻る羽目になったが、身につけたノウハウを武器に父親の右腕的存在となり、母親のサポートもあり父親との和解を果たし、今では両親も亡くなり女一人でプランテーションを守っていること。

    内容は問題ないですが、一文で駆け足のように書いているのが問題。
    文を分け、彼女の足取り一つ一つ丁寧に解説しましょう。

    >ジャスミンとはアリスの母親の死後も親しくしていたフィリップの母親の家で偶然出会い、異国での生活に悩む中で思い余ったジャスミンがアリスに手紙を送ったことから始まり、不思議な関係性へと発展したこと。

    ここはよく書けてますね。

    >あなた、芯が強くて勝ち気な女性が好きだったのね」

    「だった」と過去形にするより「好きなのね」の方が、これからアリスの元に行く理由足り得るかと。

    >危険も覚悟の上でアニーという宝物をこの世に生み落とした女性。

    「生み落とした」は直接的なので、「遺してくれた」の方が。

    >「アリスを、お母さまたちのように立派な女性に育てたいと心から思っているの」

    アニーの間違いでは?

    >この子は異常だ、フィリップはその時はっきりとそう思った。

    異常は悪意が先に立つので「天才」「早熟」などの方がよいのでは。

    >最愛の娘たちを誇りに感じた。

    ここはカミラの話をしているので「娘たち」は変。

    >それでも自分の愚かさでアリスやジャスミンの人生を壊したと責めるのはもうやめた。今はアリスの、そして遠くで生きるジャスミンの人生が満ち足りたものならば良いと、心からフィリップは思うのだ。

    大人の境地で、大変よろしいかと。


    拝読。
    うん。改定前とは段違いによくなりましたね。
    納得できないあちこちの問題点が埋められ、引っ掛からず物語の筋を追えるようになりました。一つ一つのエピソードや男女関係の機微も想像で補えるようになり、ちゃんと一人の男の人生譚として成立しています。フィリップに感情移入もできるようになりました。
    ほぼほぼ文句のない仕上がりでしょう。細部にこそツッコミをしておきましたけど。

    唯一残った穴は、やはりジャスミンとの関係の深まり方ですね。
    ここは削り過ぎて不可解になっています。多くを語る必要はないですが、敬意が恋愛に変わる部分を想像で補えるよう簡潔に書くか、ワンエピソードを入れて説得力を出すか。文字数は増えますが、後者でも悪くはない気がします。もちろん多すぎず、的確な描写は求められますが。
    そこさえ補えば、星3あげられるくらいだと思いますよ。
    改訂、よく頑張りました。お疲れさまでした。


    これはアフターサービスなので、これ以上の指摘は行いませんが、質問や相談は受け付けますので、必要ならどうぞ。
  • この度は、またもたくさん読み込んでいただき、本当にお礼の申し上げようもありません。

    心からありがたく思っております。ありがとうございました!!

    今回は「文章が長すぎる」というご指摘が多かったように思うので、こちらの箇所については省かせていただきますね。言うまでもなく修正箇所ということで。
    その他、技術的なところについても、一部省いております。

    >>昼間だけでなく夜もそばにいてほしいとアリスは言い、フィリップにこう伝えた。

    >「夜もそばにいてほしい」はちょっと露骨なので、もう少し弱めてみては。「話がしたい」とか。

    確かに。

    >>「夜、誰にも見つからないように、二階の私の部屋まで木を伝って上がってきてね」

    >うん。やはり伏線を置いた方が自然ですよね。

    嬉しいです!アドバイスが効きましたね。

    >>だが、アリスの母親がいつも優しく接してくれたのとは対照的に、アリスの父親とはこれがほとんど初めての会話だった。

    >ここで対比を成立させるなら、
    母親➡「いつも」「優しい」
    父親➡「初めて」「???」
    なので、態度の方にも言及すべきです。

    父親→「アリスの父親と接するのはほとんどこれが初めてで、その眼差しは嫌悪感と怒りに燃えているようだった」
    とかはどうでしょうか。

    >>フィリップは、アリスの父親がナポレオン時代に男爵に叙爵されたという噂を耳にしたことを思い出した。また、アリスの母親はアンシャン・レジーム時代以来の貴族の娘だ。

    >対するフィリップの身分の説明が欲しいです。

    (フィリップというかその母親は)たぶん平民だろうな、とぼんやり考えていたのですが、さらに深掘りすると、ブルジョワジーですらない、小さい農場を経営していた家庭という感じですね。

    アリスの父親、というか当時のフランス人はフランス革命の理念の崇高さとは裏腹に、あまりにも酷い、平民たちによる殺戮の嵐を見てきました。何百年もの間動物として扱われてきた平民たちの「無知蒙昧さ」と残虐さに心底幻滅して、アリスの父親のように平民はやはり人間ではないと思う者はおそらく貴族やブルジョワジー階級の主流だったことでしょう。彼がフィリップを人間扱いしなかったのも、そういう背景があるにはあるのです。(ランバール公爵夫人の九月虐殺やルイ十七世の最期はあまりにも惨いです)
    ただ新天地アメリカなので、ほぼアメリカ育ちのアリスの母親に「アリスにはお話し相手も必要よ」と言われ、そんなもんかなと放置し続けた結果、まさかのプロポーズでした。

    >>若いくせに口うるさいフィリップが煙たがられたのか、

    >若いくせに口うるさいフィリップ「は」煙たがられたのか、

    >ここ、「若いくせに」より「生真面目で」とかの方がより性格がわかりやすいと思います。学生の時点で若いのはわかっているので。
    「口うるさい」だけだと、嫌な奴で口うるさいのか、クソ真面目なのかが見えてこないので。

    ああ!

    >>他国の支配する国へ視察の名目で派遣されるということが、厄介払いであることは明白だった。

    >微妙に読みづらい一文。
    「こと」も被っています。

    ことこと……。

    >[他国の支配する国への視察名目の派遣が、厄介払いであることは明白だった。]

    あ、私が今修正しようと思った文よりこっちの方がいい!使わせていただきます。

    >>フィリップは彼女に深く口づけたのだった。

    >私なら「彼女を抱きしめ」を加えますかね。
    キスの前にワンアクションあった方がドラマチック。

    確かに。

    >>女性の金切り声が、その場にいた者たちの耳に微かに届いたのだった。

    >「微かに」は不要。気持ちをこめる意味でもしっかり聞こえるべき。
    「その場にいた者たち」だと湊にいる者とも読めるので、「船客」にした方が確実。情景も想像しやすいはず。

    本当ですね。こちらにします。

    >>だが、その約束が果たされるのは、気が遠くなるほど後のことだった。

    >うん。この離別のシーンは格段によくなりましたね。
    アリスが間に合わなかった理由も、説明がなくともおよそ想像できます。

    嬉しい!これもアドバイスの結果ですね。

    >>初恋は、絶頂で無惨に摘み取られてしまったのだった。

    >絶頂は別れのシーンじゃないかなあ、と思います。
    「無惨に摘み取られた」だと加害者がいそうな書き方ですが、この時点では経緯は不明なので、「時間と距離に敗れた」的な方がよいのでは。

    ああ……。恋の絶頂が二、三年も続かないか、確かに。
    なんて変えようかな。

    >>フィリップが声の方に目を向けると

    >「声」が描かれていないので、唐突過ぎます。

    あ。

    >>木の下に佇む一人の少女が見えた。

    >18歳と後に出てきますが、それなら「娘」とか「乙女」の方がしっくりきますかね。日本語の「少女」は幅が広すぎるので。

    おお!

    >>「あなたは、アメリカ将校ね」
    >>「スペイン人に、この地を奪う権利があると、本気で思っているの?」

    >内容はいいんですが、他にも兵士がいるにもかかわらず、あえてアメリカ将校であるフィリップを選んで話しかける理由がわかりません。これがスペイン人なら納得なんですが。
    何かしらアメリカの歴史を下敷きにした上で、この質問に繋げるべきではと。

    そうですね。あえてアメリカ人に声かけた、その理由……。
    やはり身分制度がない国出身だから、でしょうね。
    フランスの「自由・平等・博愛」の理念は前述のように浸透しているとはとても言い難いですし。

    >[フィリップはアリスの結婚以来、初めて人間らしい声を出した自分に驚いた。ジャスミンの瞳は、彼が抱える心の中の迷いをすべて見透かすようだった。]

    すごい!使わせていただきます。

    >>それから数日後、フィリップは少女と再び出会うことになる。彼女の存在は、フィリップにとって衝撃だった。彼女が受けた教育のレベルは、当時の東洋ではほとんど例を見ないほどのものであり、その知識は自由と平等への強い信念に裏打ちされていた。
    >> 彼女の名は「丘の上のジャスミン」。わずか十八歳ながら、解放運動の象徴的存在だった。

    >順番を入れ替えた方が効果的。

    >[それから数日後、フィリップは少女と再び出会うことになる。

     彼女の名は「丘の上のジャスミン」。わずか十八歳ながら、解放運動の象徴的存在だった。

     彼女の存在は、フィリップにとって衝撃だった。彼女が受けた教育のレベルは、当時の東洋ではほとんど例を見ないほどのものであり、その知識は自由と平等への強い信念に裏打ちされていた。]

    「丘の上のジャスミン」の名前を最後に出したのはなんとなくのこだわりだったのですが、このようにお手本を出していただくと確かにこっちの方がいいような気もする。

    >>※トーマス・ジェファーソンによるアメリカ独立宣言の有名な一節。ただし、この宣言が書いたジェファーソン自身も奴隷を所有していたという時代の矛盾や、当時の「平等」が白人男性に限定されていた事実があった。

    >注釈がすぐ読めるのは便利でいいですね。

    ジェファーソン面白い人ですよ。「平等」を謳いながら、黒人奴隷との間に子どもも作っており、時代の矛盾を感じるのですが、やはり建国の父たちは皆、魅力的です。

    >>だがジャスミンが持つ強い意志と魂の奥底で感じる共鳴、それがアリスとの絆と重なって見えたのはどういったわけか。

    >ここら辺は説明不足(説得力不足)を感じます。
    思想の話が何の経緯もなく恋愛の話に変わるので、違和感が先に立ちます。まず思想に共鳴し、人柄に魅了され、女性として意識する……という流れを簡潔に描写すべきでしょう。

    >ここについては、もう少し文章を増やしてもいい気がしますね。

    >>ジャスミンは彼の心の中にある迷いを察していた様子で、彼女自身もまた自らの祖国への愛を一番に抱いていたためか。

    >歯切れの悪い文章でもやもやします。
    説明するならはっきりと。

    そうなんですよね……。
    ここは私が横着したというか、照れが出たというか。
    恋愛物を書いて照れも何もないのですが、私も書きながら、
    「フィリップとジャスミンの恋が、なんかリアリティないかな?フィリップの一目惚れ、ってことで解決できないかな?」
    ともやもやしながら書いていたところです。

    修正を考えます。

    >>船の自室に向かった、

    >これが船の上での話ならわかりますが、別れの場面なら港のことですよね?なら「船に向かった」では。

    確かにそうですね。

    >>泣き叫ぶジャスミンを呆然と見つめたフィリップの脳裏に、かつて彼を追いかけてきたアリスの姿が、重なった。

    >インパクトはイマイチですが、形にはなっています。

    実はここも。フィリップと違い、私はジャスミンのことは最初から好きだったのに、二人の恋愛場面がうまく書けず。
    要修正です。

    >>明るく麗しかった眼差しは厳しくなり、いつも遠いどこかを見つめているような様子だったが、出会った頃と変わらない女性のままだった。

    >矛盾に感じます。眼差しや雰囲気は変わってるので。
    出会った頃と変わらない部分を取り出し、「変わらないところもある」と書くべきです。

    そのように修正します。

    >>兄弟たちの死をきっかけに、彼女が革命家の仲間たちから帰国を強く請われるようになったのを目の当たりにしたフィリップは、彼女の本当の思いを完全に理解した。

    >彼女の思いを理解する経緯を説明すべき。
    それこそ眼差しが険しくなったとか、遠くを見るようになったとか。
    あと、「彼女」が連続して続いてる時は「ジャスミン」表記を挟むべきです。

    うーん……。夫婦だからなんとなくお互いのことがわかる、ではダメかな。十何年も一緒だったし。

    >>「カミラは私に任せて、皆の元へ」

    >改訂前より明らかに自然ですね。大変よいかと。

    >>「アリスさんとはお義母さまに紹介されてから、ずっと文通をしていたの。ご結婚されたけど、数年後に離婚させられて、それからはずっとメリーランド州のご実家にいらっしゃるということ。それに、あなたをとても愛しているということを、全部包み隠さず教えてくれた」

    >うん。想像の範囲で説明がつきそうで、違和感なくなりました。

    >>ジャスミンとはアリスの母親の死後も親しくしていたフィリップの母親の家で偶然出会い、異国での生活に悩む中で思い余ったジャスミンがアリスに手紙を送ったことから始まり、不思議な関係性へと発展したこと。

    >ここはよく書けてますね。

    やったーーー!!!

    >>あなた、芯が強くて勝ち気な女性が好きだったのね」

    >「だった」と過去形にするより「好きなのね」の方が、これからアリスの元に行く理由足り得るかと。

    確かに!

    >>危険も覚悟の上でアニーという宝物をこの世に生み落とした女性。

    >「生み落とした」は直接的なので、「遺してくれた」の方が。

    うん、その通りですね。

    そして。

    >>「アリスを、お母さまたちのように立派な女性に育てたいと心から思っているの」

    >アニーの間違いでは?

    やらかしたーー!!まさかこんな大ポカをしてしまうとは!!

    >>この子は異常だ、フィリップはその時はっきりとそう思った。

    >異常は悪意が先に立つので「天才」「早熟」などの方がよいのでは。

    修正します。

    >>最愛の娘たちを誇りに感じた。

    >ここはカミラの話をしているので「娘たち」は変。
    アニーについても一言触れますね。カミラだけがかわいいと思っている、えこひいき父親と見えてほしくないので……。
    カミラはジャスミンとの、アニーはアリスとの宝物です。ついでにカミラはアリスにとっても宝物だし、ジャスミンはそんなアリスに心から感謝し、アニーを愛おしく思っています。

    >>それでも自分の愚かさでアリスやジャスミンの人生を壊したと責めるのはもうやめた。今はアリスの、そして遠くで生きるジャスミンの人生が満ち足りたものならば良いと、心からフィリップは思うのだ。

    >大人の境地で、大変よろしいかと。

    そうなんです。私もこの一言で、フィリップが嫌いではなくなりました。それまでのことも、全部若さゆえの情熱だったんだな、と。


    >うん。改定前とは段違いによくなりましたね。
    納得できないあちこちの問題点が埋められ、引っ掛からず物語の筋を追えるようになりました。一つ一つのエピソードや男女関係の機微も想像で補えるようになり、ちゃんと一人の男の人生譚として成立しています。フィリップに感情移入もできるようになりました。
    ほぼほぼ文句のない仕上がりでしょう。細部にこそツッコミをしておきましたけど。

    これは本当に私の書いたものなのでしょうか。そしてこれは本当に梶野カメムシさまなのでしょうか。
    信じ難い、そして嬉しすぎてどうしよう。

    >唯一残った穴は、やはりジャスミンとの関係の深まり方ですね。
    ここは削り過ぎて不可解になっています。多くを語る必要はないですが、敬意が恋愛に変わる部分を想像で補えるよう簡潔に書くか、ワンエピソードを入れて説得力を出すか。文字数は増えますが、後者でも悪くはない気がします。もちろん多すぎず、的確な描写は求められますが。

    本当に、おっしゃる通りです。
    不思議ですね。横着したところは、梶野カメムシさま(そして読んでくださっている方々)にすぐ見破られるようです。

    時間はかかると思いますが、必ず修正だな、これは。

    >そこさえ補えば、星3あげられるくらいだと思いますよ。

    ……あの、失礼ながら、梶野カメムシさま、だれかと入れ替わっていませんか?
    嬉しすぎることって、びっくりしすぎてそう簡単に受け入れられない時があるな。

    >改訂、よく頑張りました。お疲れさまでした。

    ありがとうございます!!
  • >蜂蜜の里さん

    >父親→「アリスの父親と接するのはほとんどこれが初めてで、その眼差しは嫌悪感と怒りに燃えているようだった」
    とかはどうでしょうか。

    よいと思いますよ。

    >(フィリップというかその母親は)たぶん平民だろうな、とぼんやり考えていたのですが、さらに深掘りすると、ブルジョワジーですらない、小さい農場を経営していた家庭という感じですね。

    ここら辺の追加は欲しいですね。

    >アリスの父親、というか当時のフランス人はフランス革命の理念の崇高さとは裏腹に、あまりにも酷い、平民たちによる殺戮の嵐を見てきました。何百年もの間動物として扱われてきた平民たちの「無知蒙昧さ」と残虐さに心底幻滅して、アリスの父親のように平民はやはり人間ではないと思う者はおそらく貴族やブルジョワジー階級の主流だったことでしょう。彼がフィリップを人間扱いしなかったのも、そういう背景があるにはあるのです。(ランバール公爵夫人の九月虐殺やルイ十七世の最期はあまりにも惨いです)
    >ただ新天地アメリカなので、ほぼアメリカ育ちのアリスの母親に「アリスにはお話し相手も必要よ」と言われ、そんなもんかなと放置し続けた結果、まさかのプロポーズでした。

    ここまでの説明は短編では不要ですが。
    ただ、そこまでバックボーンを考えているという点は、短編であれ物語の厚みに繋がると思います。

    >ああ……。恋の絶頂が二、三年も続かないか、確かに。
    >なんて変えようかな。

    フィリップ目線で、彼がどう受け止めるか。アリスへの思いは数年後どう変わっていたのか、から考えてみてください。

    >>18歳と後に出てきますが、それなら「娘」とか「乙女」の方がしっくりきますかね。日本語の「少女」は幅が広すぎるので。
    >おお!

    まあ別に少女でも間違いではないですし、作者次第ですがね。
    幼い感じが含まれれば、この年齢でも「少女」で許せるのですが、ジャスミンは聡明でむしろ大人びているので。あくまで私の感覚ですが。

    >そうですね。あえてアメリカ人に声かけた、その理由……。
    >やはり身分制度がない国出身だから、でしょうね。
    >フランスの「自由・平等・博愛」の理念は前述のように浸透しているとはとても言い難いですし。

    そこら辺を台詞で踏まえて言えば、なるほどと思えるはず。

    >>それから数日後、フィリップは少女と再び出会うことになる。彼女の存在は、フィリップにとって衝撃だった。彼女が受けた教育のレベルは、当時の東洋ではほとんど例を見ないほどのものであり、その知識は自由と平等への強い信念に裏打ちされていた。
    >> 彼女の名は「丘の上のジャスミン」。わずか十八歳ながら、解放運動の象徴的存在だった。

    >順番を入れ替えた方が効果的。

    >[それから数日後、フィリップは少女と再び出会うことになる。

     彼女の名は「丘の上のジャスミン」。わずか十八歳ながら、解放運動の象徴的存在だった。

     彼女の存在は、フィリップにとって衝撃だった。彼女が受けた教育のレベルは、当時の東洋ではほとんど例を見ないほどのものであり、その知識は自由と平等への強い信念に裏打ちされていた。]

    「丘の上のジャスミン」の名前を最後に出したのはなんとなくのこだわりだったのですが、このようにお手本を出していただくと確かにこっちの方がいいような気もする。

    ここら辺は作者のセンスに寄るところが大きいですし、それも間違いではないと思いますがね。
    私のセンスだと、二つ名が判明した後で「衝撃だった」と繋がる方がインパクトが大きいと感じられただけです。

    >ジェファーソン面白い人ですよ。「平等」を謳いながら、黒人奴隷との間に子どもも作っており、時代の矛盾を感じるのですが、やはり建国の父たちは皆、魅力的です。

    興味深いですね。
    アメリカの歴史にはまるで詳しくないので。

    >そうなんですよね……。
    >ここは私が横着したというか、照れが出たというか。
    >恋愛物を書いて照れも何もないのですが、私も書きながら、
    >「フィリップとジャスミンの恋が、なんかリアリティないかな?フィリップの一目惚れ、ってことで解決できないかな?」
    >ともやもやしながら書いていたところです。
    >修正を考えます。

    アリスとフィリップのエピソードクラスのをジャスミンにも用意すると思えばいいのでは。でないとバランス取れませんし。
    照れは誰にでもありますが、そこは神になったつもりで恥を捨てるべきでしょう。あくまでキャラの気持ち最優先です。

    >実はここも。フィリップと違い、私はジャスミンのことは最初から好きだったのに、二人の恋愛場面がうまく書けず。
    >要修正です。

    削ったせいで、ジャスミンの性格が見えづらいですからね。
    そこについてだけは、改訂前の方が饒舌だった気がします。
    ワンエピソードと説明、それに船で旅立つシーン。
    文字数は少ないですが、ジャスミンの魅力をここで爆発させるようなエピソードを仕上げれば文句なしです。

    >うーん……。夫婦だからなんとなくお互いのことがわかる、ではダメかな。十何年も一緒だったし。

    夫婦だからわかるのはいいですが、それは微妙な変化を描写した上で成立するものです。むしろ結婚後の変化の描写をここに回してもいいくらいです。

    >アニーについても一言触れますね。カミラだけがかわいいと思っている、えこひいき父親と見えてほしくないので……。

    いいと思いますよ。

    >そうなんです。私もこの一言で、フィリップが嫌いではなくなりました。それまでのことも、全部若さゆえの情熱だったんだな、と。

    成長を描けてこそ人生譚です。

    >これは本当に私の書いたものなのでしょうか。そしてこれは本当に梶野カメムシさまなのでしょうか。
    >信じ難い、そして嬉しすぎてどうしよう。

    何度も言っていますが、私は本音の感想しか書けないので。
    ボロカス言うのも褒めるのも、全て本音ですよ。

    まあ、私の指摘なしにこれくらい書けて、ようやく初心者卒業というところです。まだまだ先は長いですよw

    >本当に、おっしゃる通りです。
    >不思議ですね。横着したところは、梶野カメムシさま(そして読んでくださっている方々)にすぐ見破られるようです。

    文章には作者の気持ちや本音が必ず滲み出ます。
    ちゃんと読める人間からすれば、得手不得手や何が書きたくて何が書きたくないか、全て読み取れます。
    特に初心者はわかりやすいので、手抜きは厳禁です。

    >……あの、失礼ながら、梶野カメムシさま、だれかと入れ替わっていませんか?
    >嬉しすぎることって、びっくりしすぎてそう簡単に受け入れられない時があるな。

    何度も言っていますが(略)
    ああ、私のあげる星3は最高点ではないですからね。
    「面白い」と思えれば星3です。最高は星5なので。
    それでもまあ、去年の総評のボロカスぶりと比べれば、大きく躍進したと言えるのでは。


    真面目に小説に取り組み続ければ、必ず腕は上がります。
    この調子で続けてみてください。
    短編が書ければ、それを繋ぐ形で密度の高い長編も書けるようになるはずですから。
  • >ケロ王さん

    ダンジョンメイド・クリーンナップ~変異スライム・パンデミック~
    https://kakuyomu.jp/works/16818093090308992860


    アフターサービスなので、細かなチェックはなし。
    どうしても気になるとこだけ拾います。


    >第1話 トラブルメーカーなダンジョンメイド


    >彼女は上から下までボロボロで、あと一回耐えられるかどうかというギリギリの状態だ。

    服装などの説明がまだないので、ボロボロと言われてもイメージが出来ません。せめて元の服装の説明くらいは欲しい。

    >狡猾なスライムは
    狡猾なスライムって聞いたことないです。
    いやまあファンタジーなので別にいいんですが。ドラクエのスライムとか話したりするし。しかし原則として原始的な生物で、頭悪い方向のイメージでした。駄目ってほどじゃないんですが、知的に戦われると違和感はちょいあります。

    >その結果、今やスライムのコアは十三個になっている。

    核がたくさんあったら多細胞生物ですね。
    まあファンタジーなので略。

    >その原因として挙げられたのが、探索者たちの使用済みポーション瓶の投げ捨てや、死体の放置などの不法投棄である。

    マナーを徹底しろ、と言いたいところですが、まあ冒険者とかあらくれが聞くとも思えませんし、一定理屈は通りますかね。例示もわかりやすくなりました。

    危険なダンジョンで掃除する以上、当然考えられるリスクや対処法の説明がないのが気になりますが。

    >ところどころ木材の柱や梁がついている坑道のようなエリアだ。

    「木材の柱や梁が組まれている」かな。

    >、ところどころに落ちているポーションの瓶や剥ぎ取り終わったモンスターの残骸が落ちていて、通常はそれらを拾うくらいだ。

    コピーミス?
    同じ文章が二か所ありますが。

    >今日は、それ以外にも壊れた装備や探索者の遺体が転がっていた。

    ミスのせいか文章が繋がってません。再確認を。

    >ボス部屋で仕切られている中層からモンスターが紛れ込むなど、本来はありえない。だが、そういった事例が世界中で確認されている。

    意味が分かりません。

    >ためらう暇など無いとばかりにゴブリンを狙って、彼女はちり取りを投げつけた。ちり取りは、回転しながらキレイな軌跡を描いて腕と頭を刈り取り、奥の壁へと突き刺さった。

    謎の超戦闘力。
    後程、説明があるといいんですが。


    >第2話 助けてあげたのは、将来性があるからですが?

    振り返ると、まったくこんな内容ではないような。


    >しかし、彼女はそれを無視して男に向き直った。しかし、ゴブリンストーカーは動けない。

    「しかし」被り。

    >「エリクサーよ。ちなみに、一瓶三千万円はするわ」
    >「えっ。そ、そんなに?! 分かりました……。死んでも払いますから、お願いします!」

    男の怪我の描写がないので、いきなり「死んでも払う」とか言い出すことに違和感があります。「うずくまった」しか説明ないですよね?

    つか、普通なら「安いポーションでいいよ」という反応をすると思いますが。

    >「僕は山本五郎さんもとごろうと言います。

    そこは普通に「やまもと」でいいのでは。
    語呂が悪いですし。

    >彼女が指差した先には、私の殺気で攻めあぐねているゴブリンストーカーがいた。

    彼女とか私とか、人称が混乱してます。

    >「やります! やらせてください!」

    なんで部下みたいになってるんだ、五郎。

    >彼女の言葉に五郎は剣を引き戻しながら、振り返りつつ盾を構える。間を置かず、ナイフと盾がぶつかり合う音が響き渡った。

    鎧を着てるなら、盾で受ける必要がないのでは?

    >またしたもナイフと盾が
    「またしても」

    >それは一瞬の油断だった。冷静さを失った彼の稚拙な防御を縫って、ゴブリンストーカーのナイフが彼の脇腹をかすめる。

    鎧は?


    >箒の柄を地面に突き立て、放たれる彼女のドロップキック。それによってゴブリンストーカーの身体は無防備な体勢で宙に浮いた。
    >地面に着地する勢いを殺さないようにして、彼女は箒を振り下ろす。羽虫のように勢いよく地面に叩きつけられたゴブリンストーカーはあっさりと絶命した。

    ここの一連の攻撃は、ドラゴンボールみたいに瞬間移動しないと無理です。ドロップキックの後も同じくらい無防備なので。

    >彼の口から飛び出した言葉は無謀としか言いようのないものだった。上層とはいえ、ボスは駆け出しで倒せるほど弱くはない。探索者の強さの指標としてランクというのがあるが、Fランクから始まり、初心者卒業するくらいでEランク、やっと一人前というくらいでDランク、熟練者というくらいでCランクという位置づけになっている。

    ランクの説明はありがたいですが、五郎のランクの説明がまだないですよね?

    >「それでも、駆け出しを連れて行くようなところじゃないわ。

    駆け出しというのも初耳だし。

    >「でも、本来は中層に出るって言ってませんでした?」
    >「もちろん言ったわ。確かに、上層のゴブリンよりも圧倒的に強い。でも所詮一匹よ。ゴブリンが厄介なのは単体の強さじゃない。数が問題なのよ」

    言ってません。

    >「それで、僕は行きます。一人でも……」

    「それでも」

    >「そう、仕方ないわね。……それじゃあ、私を勝ってみせなさい!」

    「私に」


    >第3話 入念な準備は必要です。でも現実はそれを軽々と超えてきます

    >その言葉と同時に彼は彩愛を斬りつける。空を斬る彼の剣。それは彼女がたった半歩踏み出したことによってもたらされた結果だった。続く横薙ぎもあっさりと止められる。懐に入った彩愛の手が彼の右腕を押さえつけていた。次の瞬間、彼の身体は宙を舞う。彼女の小手投げによって。

    ここはまとまりがあって、なかなかよい描写。
    動きもある程度読めます。
    まあ鎧着てる相手を投げられるかは微妙ですがw

    >すでに彼が転がされた回数は十回や二十回ではないだろう。数えるのも億劫になるほどの反撃により、ボロボロになっていた。そんな彼が鬼気迫る表情で剣を振り下ろす――と見せかけて、剣を引き、盾で剣筋をギリギリまで隠しながら突きを放つ。

    ここもなかなかよいです。

    >その技の切れは過去最高。それだけでも十分に評価に値するものであった。だが、それ以上に異質な、禍々しささえ感じる気配に彩愛は驚いて目を見開いた。咄嗟に彼女が出した箒により、突きの軌道が逸らされる。目的を見失った剣に身体を引きずられるようにして、五郎は地面に突っ伏した。

    これも悪くないですね。
    疲労してたら攻撃の勢いで倒れるのも理解できます。
    この一連のバトルは評価しておきましょう。

    >五郎の言葉に、彩愛は失望とも怒りとも言えない複雑な表情を浮かべた。だが、それも一瞬のこと。青筋を浮かべ、頬をヒクつかせながら彩愛は五郎に背を向けてボス部屋へと走り出した。

    ここはもうちょっとコメディ寄りに。
    何なら全て削除して、次の台詞まで行ってもいいくらい。

    >「彩愛さん……。作戦が雑過ぎません?」

    ナイス突っ込み。

    >「何を言っているのよ。私が一人で忍び込んで仕留めてもいいんだけど……。それだと時間がかかるからね。この方法が一番手っ取り早いわ」

    どう考えても、これが一番時間がかからなそう。

    >二人の視線が部屋の一番奥の玉座に注がれる。そこにいるのはボスであるゴブリンロード――ではなく、巨大なスライムだった。

    なかなかよい引き。
    またタイトル詐欺ですが、こういう芸風なのかな?


    >第4話 スライムがゴブリンを取り込んだら、頭ゴブリン(エロ)になりました

    >五郎は作戦通り、他のゴブリンの注意を引いてちょうだい。

    そんな作戦はなかったはず。

    >女性を苗床にするというマンガなどでありがちなゴブリンの性質

    言いたいことはわかりますが、「苗床」は植物でゴブリンに使うのはどうかと。

    >突如として部屋中から上がる悲鳴に周囲を見回す彼女。小さいスライムが残りのゴブリンを呑み込んでいる光景だった。ゴブリンを呑み込んだスライムは、一斉に巨大スライムと合体する。

    流れ自体はまあよいとして。
    スライムってダンジョンの掃除屋って話だった気がしますが、モンスター襲うなら最強種では?

    >「すみません、報告などは後日しますので、とりあえず羽織るものだけ貸してもらえますか?」

    五郎が何か対策を考える(けどどうにもならない)くらいの場面は欲しいところですかね。



    四話まで読みましたが、概ね前よりはよくなってると思います。
    彩愛の忍者設定がなくなった分、何故これだけ強いのかとか疑問はありますが、それは後々語っていけば十分ですし。

    ゴブリン相手の戦闘も途中でスライムに切り替えたことで、飽きが来ず、すらっと読めました。展開を早めたのも正解ですね。

    バトルについては、彩愛と五郎の戦いはなかなかよく書けていたと思います。百点は上げませんが、十分な内容かと。鎧なのでスピードを描く必要ないですしね。彩愛が五郎を認めるのも自然な展開でした。

    反面、スライムとのバトルは雑の一言。
    あれだけスピードに長ける彩愛が攻撃ごと何度も反撃を喰らい、対策も講じずに力技を続けるのはご都合主義以外の何物でもありません。
    そもそも「服だけ脱がす消化液」辺りからコメディ臭がすごくて、真面目にバトルを追う気が失せました。その路線で行くなら、がんばってバトルを書く必要もないと思います。

    コメディ路線で考えるなら、五郎が彩愛に代わってスライムを倒す場面はもっとド派手に馬鹿馬鹿しく演出した方が笑えるはずですし、彩愛の脱ぎっぷりはもっと描写すべきです。五郎の反応とか含めて。

    とまあ、こんな感じですが、改稿前に比べれば、だいぶまとまりはよくなったと思います。ラノベファンタジーものの最低水準はクリアしたのではないでしょうか。
    バトルはちゃんと書けば上手くなる素質があるように感じられたので、これからも精進してください。


    今回はアフターサービスなので、これ以上の指摘はしません。
    相談や質問には応じますので、何かあればノートに書いてください。
    それでは改めて、改稿お疲れさまでした。
  • 梶野カメムシ様

    色々とご指摘ありがとうございます。人称を一人称から三人称に変えたところで、いくつか修正漏れと、誤字脱字が結構あるような感じでしたね。(それなりに見直したのですが、だいぶ残っているようです)
    あとは描写不足ですかね。五郎の鎧などはフルプレートアーマーというよりはブレストプレートやショルダーガード、ガントレットなどを組み合わせた隙間が大きい鎧をイメージしていたのですが、そのあたりの描写がなかったりと、イメージの言語化が不十分だなぁ、と感じます。

    細かい部分での指摘についてですが。

    >>狡猾なスライムは
    >狡猾なスライムって聞いたことないです。
    >いやまあファンタジーなので別にいいんですが。ドラクエのスライムとか話したりするし。しかし原則として原始的な生物で、頭悪い方向のイメージでした。駄目ってほどじゃないんですが、知的に戦われると違和感はちょいあります。
    >>その結果、今やスライムのコアは十三個になっている。
    >核がたくさんあったら多細胞生物ですね。
    >まあファンタジーなので略。

    序盤では明示していないですが、4話のスライムなのでコア(=ゴブリンの頭)なので、知能がある状態なのですが、ここで出すのは今さらながらやめた方が良かったかなと思ってます。

    >>「僕は山本五郎さんもとごろうと言います。
    >そこは普通に「やまもと」でいいのでは。
    >語呂が悪いですし。
    ここは彼が実は妖怪(山本五郎左衛門)の血を引いているという設定のために、この読み方にしているのです。ただ、この伏線は分かる人は先まで読んだときになるほど、と思える程度なので、そこまで重要なものではありませんが。

    >>女性を苗床にするというマンガなどでありがちなゴブリンの性質
    >言いたいことはわかりますが、「苗床」は植物でゴブリンに使うのはどうかと。
    R18周りだと割と使われている表現だったので、そのまま使ってしまってましたが、この組み合わせはレアケースかも。

    >>突如として部屋中から上がる悲鳴に周囲を見回す彼女。小さいスライムが残りのゴブリンを呑み込んでいる光景だった。ゴブリンを呑み込んだスライムは、一斉に巨大スライムと合体する。
    >流れ自体はまあよいとして。
    >スライムってダンジョンの掃除屋って話だった気がしますが、モンスター襲うなら最強種では?
    本来はそうなのですが、タイトルにあるように変異種(実際には人為的に変異させられているのですが)のスライムなので、本来とは違う能力や挙動をしている形になっております。

    ドロップキックは、たぶん技自体がイメージしているのと違うのかもしれません。カポエラに似たような技があって、それと混同している可能性があります。

    スライムは結果的にコメディになってしまっておりますが、この変異スライムの特性として、コアとして取り込んだものの思考や習性の影響を受けて進化するという描写が主目的になっています。
    最初に、このスライム戦の描写を入れたこともあって、かなり端折っていて、それがなおさら分かりにくくしているのかなぁと。
    このスライムの特性を章の最後の方で使うので、あまり大きく帰ることもできないのが悩みどころですね。

    こちらの作品は完結していますので、ストーリーは大幅には変えないと思いますが、頂いた助言などは、現在執筆中の新作に活かせればと思います。

  • >ケロ王さん

    >序盤では明示していないですが、4話のスライムなのでコア(=ゴブリンの頭)なので、知能がある状態なのですが、ここで出すのは今さらながらやめた方が良かったかなと思ってます。

    これは後まで読めば意味が通っているので、書き方さえちゃんとすればアリだとは思います。(ファンタジーなので細かい理屈は抜き)

    どう書くかというと、「本来は知能の低いはずのスライムが狡猾という驚き」を描くことです。
    そうすれば、「理由はまだわからないが、やはりスライムは本来知能が低いのだ」と読者も納得できるので。

    >ここは彼が実は妖怪(山本五郎左衛門)の血を引いているという設定のために、この読み方にしているのです。ただ、この伏線は分かる人は先まで読んだときになるほど、と思える程度なので、そこまで重要なものではありませんが。

    えっ、妖怪とかいる世界観なんですか?
    まあ、伏線なら納得ですが。

    >R18周りだと割と使われている表現だったので、そのまま使ってしまってましたが、この組み合わせはレアケースかも。

    触手ものとかならアリだと思いますがね。あれも植物みたいなもんですし。

    >本来はそうなのですが、タイトルにあるように変異種(実際には人為的に変異させられているのですが)のスライムなので、本来とは違う能力や挙動をしている形になっております。

    なら、そのことについて解説するとか驚く場面があるべきです。
    異常事態なんですから。

    >ドロップキックは、たぶん技自体がイメージしているのと違うのかもしれません。カポエラに似たような技があって、それと混同している可能性があります。

    ドロップキックでググれば、九割九分プロレスのドロップキックが出るので、そう読まれて当然かと。言葉のイメージと伝えたい内容が食い違うなら表現を変えるかフォローすべきでしょう。

    >スライムは結果的にコメディになってしまっておりますが、この変異スライムの特性として、コアとして取り込んだものの思考や習性の影響を受けて進化するという描写が主目的になっています。
    >最初に、このスライム戦の描写を入れたこともあって、かなり端折っていて、それがなおさら分かりにくくしているのかなぁと。
    >このスライムの特性を章の最後の方で使うので、あまり大きく帰ることもできないのが悩みどころですね。

    別に変異スライムであることに異論はありません。
    いきなり変異スライムが出て、戦闘経験豊富な彩愛が不思議に思わなかったり、無反応なのが引っ掛かる感じです。
    これがこの世界の普通のスライムなのか?と読者は思いますよ。

    >こちらの作品は完結していますので、ストーリーは大幅には変えないと思いますが、頂いた助言などは、現在執筆中の新作に活かせればと思います。

    どうぞどうぞー。
  • 梶野さん、お久し振りです。

    すぐにコメントを返せず、本当に申し訳ありませんでした。

    相談に乗って頂いたり、教えていただいたアドバイスに真剣に向き合って、自作に向き合う機会を頂けた事。本当に嬉しく思います。

    梶野さんから「作者のお遊びはほどほどにね」という言葉を頂いてから、自分ではそう思っていなかったので、「そうか…。私は単純に復讐心、反骨精神から小説を書いていただけで、楽しんで書けていなかったんだ。」と、やっと気付く事が出来ました。

    言葉に衝撃を受けてしまい、何とお返事を返したら良いのか。自分の考えもよく分からなくなり、執筆活動を一度ストップさせて約2カ月というかなり長い期間になってしまいましたが、ずっと考えていました。

    そのせいで、結果として梶野さんに不誠実な対応となってしまい、本当に申し訳ありません。

    私はまだまだ表現力も乏しく、文章力も足らないし、設定も甘いです。読める小説の形になってると、そんな自信すらありません。

    でも、梶野さんから教えて頂いた事を糧に精進していきたいと思っております。本当に、本当に出会いに感謝しております。

    ありがとうございました。

    自作はまた更に設定を練り上げ、薄味のカレースープが味がするように改稿を加えていく所存です!

    梶野さんのようにバトルものが書けるように、勉強も頑張ります。

    たくさんのアドバイスありがとうございます。
    大切に胸に刻んで歩んでいきます。

    また機会がありましたら、是非よろしくお願い致します。

  • >梶野さん、お久し振りです。

    おっ、お久し振りです。

    >すぐにコメントを返せず、本当に申し訳ありませんでした。

    いえいえ、お気になさらず。
    いずれ気が向いた時に読み返していただければ十分です。
    専用ノートの方には返信しておきましたし。

    >梶野さんから「作者のお遊びはほどほどにね」という言葉を頂いてから、自分ではそう思っていなかったので、「そうか…。私は単純に復讐心、反骨精神から小説を書いていただけで、楽しんで書けていなかったんだ。」と、やっと気付く事が出来ました。
    >言葉に衝撃を受けてしまい、何とお返事を返したら良いのか。自分の考えもよく分からなくなり、執筆活動を一度ストップさせて約2カ月というかなり長い期間になってしまいましたが、ずっと考えていました。

    確かに言いましたが、そこまでヒットするとは思いませんでしたw
    夜月さんのリアル事情がどういうものか、私には当然わかりませんが、少なくとも小説を読む限り「楽しんで書いていない」とは全く感じませんでしたけどね。

    というか、もしそういう書き手だったら、私はここまでアドバイスしたりしません。自分の為だけに小説書いてる人間に、教えることなんて何もないじゃないですか。読者を楽しませたいから上手くなりたいわけで、夜月さんの小説は立派にエンタメだと思っていました。だからこそ「メタネタにこだわり過ぎない方がいい」と言ったんです。読者より自分の事情を優先しては本末転倒だと。

    >私はまだまだ表現力も乏しく、文章力も足らないし、設定も甘いです。読める小説の形になってると、そんな自信すらありません。

    そちらの近況ノートも見てきましたが、「とりあえず書け」は正解だと
    思いますよ。最初からうまく書こうと思うから筆が動かないんです。とりあえず書いて、後からもっといい書き方が思いつけば直せばよいかと。ベストでなくベターを追うのがコツです。というか書き手は誰でもベターしか書けないものなんです。もちろん私も含めて。

    >自作はまた更に設定を練り上げ、薄味のカレースープが味がするように改稿を加えていく所存です!

    その意気でがんばってください。
    専用ノートの方には読んだ箇所までのアドバイスをたんまり書いておいたので、好きなように使ってくださいな。

    >梶野さんのようにバトルものが書けるように、勉強も頑張ります。

    楽しみにしています。
    まともな書き手がなかなかいませんからねー。

    >また機会がありましたら、是非よろしくお願い致します。

    はい、こちらこそ。
    この作品でなくとも、何か短編を書いてまた企画に参加してください。長編より短編の方が手軽に学べますから。
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