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夜、猫を探すバイトに応募してしまった、自称ポンコツの美鈴。 闇バイトかもしれないと気が付いた時には、雇い主の男が叫びながら目の前に現れ…。

カクヨムコン短編　お題「雪」 お題を見て、思いついた場面を、短編にしてみました。 静かな雪の夜の音と、ひと息つけるような、愛にはまだ満たない仄かな恋の物語を感じて頂ければ幸いで…

記念日、特別な日は忘れてしまうけれど、 なんでもなくてしょーもない日のことは忘れない。 そんな、なんでもない日のエッセイ。

大学院で研究をしながら、当直のアルバイトで日々を繋ぐ精神科医夢子。カードゲーム仲間の少年亜斗夢、幼少期に失踪した両親、長らく入院生活を続ける兄と、奇異な人間関係の中で、夢子はある…

Bar「FILOU」で働く佐野柊二は、副業先のカフェで客にパフェと抹茶ラテをぶっかけてしまう。 ハイブランドで包まれたその客が、代償に求めてきたことは……

猫好きな独身女性の日常を描いています。 子猫に日々振り回されながら、淡々と生活している少し不器用な女性。 人と関わる中で自分を見つめ直すようすです。

高校生の主人公「黒崎　あんず」。本が大好きな彼女には親友の叔母がいた。年の差を超えた、女性の友情を描く。あんずは叔母の影響で文学に目覚め、小説家を目指しはじめる。小説「風と共に生…

姉が死んで、親戚と暮らすようになったぼくと妹の若菜。虐げられる生活の中で、愛情、友情を育んでいく。 四半世紀にも迫るぼくたちの生きた記録――

　札幌市中央区北３条通り公園のサンライズマンションの一階、西門にある定食屋『欽』の女主人大橋美代子は、昔、ある事故で兄をなくしていた。店の中には、幼いころのセピア色の写真や、「森…

私の『好き』はおそらく、家族に対するものとは違う。 ――素敵な家族だね。 ――家族の愛に血の繋がりなんて関係ないね。 周囲からの祝福とは反対に、どんどんと膨張していく私の想い。 …

吉越まりこは優秀な動物看護師。 だけど、突然地方に異動になってしまった。 異動先にいたのは、大学時代の同期の柊亮伍だったのだけど…。 いつのまにか家族になっていた。

老舗の和菓子屋で働く鴎外環の願いは、誰もいない遠いところへ行くこと。 けれどもそれは、ずっと五條律によって阻止されていた。 そんな環に、「青葉」と名乗り近づいいて来た男。 環とそ…

繁忙期。クタクタの仕事帰り。 ふと目に止まったのは、器用に何個もボールを投げている冨貴の姿だった。

孤独とは。　 意味を調べてみると １ 仲間や身寄りがなく、ひとりぼっちであること。思うことを語ったり、心を通い合わせたりする人が一人もなく寂しいこと。また、そのさま。 ２ み…

いつもおちゃらけてふざけた事ばかり言ってるこの物語の主人公、前田隆司。 そんな男にも繊細で可愛らしい頃もあった。少年時代の日々の出来事、淡い思い出、そして出逢いと別れ。 数々の経…

２０２４／１１／２９　カクヨムコン用に改稿版の新作『祖谷の乃地日草子 〜月の扇子と星の剣〜』を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/16818093…

高校3年の冬、胸に深く刻み込まれた後悔の記憶。 その決して忘れることのできない思いを抱えたまま、柚木紗羽は小さなデザイン会社で働き始めた。 その会社の代表を務める鴨白雅哉は、理解…

浅原ナオトさんのことを書きます。 お亡くなりになって一年、どうもあれから僕の小説の時間が止まったような気がするのです。なので、やっぱり僕は生きていて、小説を書いてお金をもらってい…

両親の死、引き取られた先での虐待、失踪、そして記憶を失った２人の少女、里子と千歳。そんな二人を温かく見守る友人、清美と春菜、健、そして祖母の頼子。 失った記憶の先で二人は様々な人…

（いちれんたくしょう～れんげのしたでむすばれて～） 本作は電撃大賞応募のための再編集版です。オリジナル版は以下になります。 一蓮托生～蓮華の下で結ばれて～（オリジナル版） htt…

時は1997年。19歳の大学生、子安圭介（こやすけいすけ）はひょんなことから1億円の大金を手にし、それによって個人馬主になり……。懐かしい平成時代の北海道を舞台にした、笑いあり、…

佐伯紘一は14歳の秋、それまで暮らしたフランスから帰国し、日本の公立中学校へ編入した。 その学校生活は彼が予想していたものとは全く違っていた。見えない壁、いじめという祖国からの洗…

　前作『二番目な僕と一番の彼女』の世界の続編です。前作をご覧になって頂けて、お好みに合う方がいらっしゃれば、後日談として空き時間のお供になれますと幸いです。 　※仕事繁忙時は隔…

長野県で祖父と二人暮らしをしている大学生、久我山楽がある日鳴らされたチャイムに扉を開けると、そこには知らない少年が所在なさ気に立っていた。 怪訝な反応の楽に、少年は、自分はかつて…

ハナサクカフェは、赤ちゃん&乳児専用のカフェ。 おばあちゃん店長の櫻子さん、微笑みのハナさん、ちょっと口の悪い田辺のおばちゃんが、お迎えします。 ※この作品は2019年に書いた…

　主人公――瓜宮南（うりみやみなみ）と、ヒロイン――立花菜々子（たちばなななこ）の、ちょっとしたすれ違いから始まる、淡い恋物語。 　時に笑いあり、時に百合ありの、まったりとした日…

元ミュージシャンの古瀬楓。住み慣れた地を離れて奥さんの真奈美と島根の地に移住を決意する。 パートナー、仕事、病気など日々の困難な出来事を糧として未来を切り開いていく主人公の気付き…

定年退職の近い父と山へ行き、話を聞きました。

元モデルの妹のののかは、事故で車椅子生活を送っている。ののかを世話しているのは、姉のらら子さん。ある日、横暴なののかの態度に呆れたマッサージ師の隆之介は、姉に休暇を取らせるため、…

スバルは、ドイツ人の翻訳家。スバルの元に日本の映画監督が訪れる。 理由は、教科書にも載るスバルの祖父の木ノ下光生の人生を映画を制作したいとのこと。 光生は、どんな人物で、どんな運…

　明暦三年に起きた大火ー振袖火事で焼け出された指物師の銀次は、火から逃れて尾久の村の荒ら家に暮らしている。 　ある日、施しを受ける寺の境内で、同じく焼け出された幼女を救う。幼女は…

安アパートの隣人、顔を合わせることもないような関係でしかなかった。 偶然と必然の重なりから出会い、共に食事をするようになったことから始まる３人の時間。 お互いを知る中で生まれ…

　温泉街にある電気店「灯しや」で働く美鈴は、修理が好きな出戻り娘。修理をしながら、お客さんたちの様々な問題を解決していく。ほのぼのハッピーエンドです。

私は現在一人暮らしだ。今住んでいる中古マンションも内見してから決めたものである。今回は当時の思い出を語りたい。

きよらは自分を正そうとして、やりたいことノートをつけ始める。 透は好きなアイドルに一途。 二人の出会いをゆっくり描く物語。

猫という生きものは、けしからん。 なんで、こんなに、かわいいのか！！

通学途中、電車の中で痴漢に遭ったわたしは、途中下車をした。閖町……その不思議な場所で、わたしは彼女に出会う。 花とリューシカを巡る、三度目の物語。

私の誕生日に亡くなった両親。母がネットに投稿していた日記を読んで、『むすび』物語を書いて出版した雅。出会うはずのなかったふたりが出会った時、『世界は僕を見ていない』もうひとつの名…

私と彼女。社会人の二人。 二人のなんでもない日常を切り取ったお話。

　女同士で愛し合った久子と永遠子。別れて十数年後、永遠子は子供を連れて久子の家を訪ねてきた。

「海が見たい」と、 マッチングアプリのたった一言からはじまる「綾」と「僕」の１日だけの旅。二人を取り巻く想いの連鎖が導いた先で、たどり着いた海は何も応えてはくれない沈黙の海だった。

ノスタルジックな想い出を作り上げたのは今は存在しないチョコレート。 想い出の味を求める二人は幾度となくすれ違いながらも……一体どこへ向かうのだろう 近未来の日本を舞台に描く、チョ…

両親の離婚からさき離れていた生まれ故郷。 １７歳の夏に飛び込んできた生家の差し押さえという報が、十年ぶりに主人公・瑚和（こより）をその故郷へ舞い戻らせる。 田舎の雄大さ、懐かし…

インディアンポーカーが大好きだった母は、ギャンブル依存症の大学生と不倫をして家を出ていった。でもそれは大したことじゃないので、女装癖がある父と二人っきりになった私は、今日も穏やか…

主人公、間瀬拓真はごく普通の小学５年生。 かと思いきや、妙に大人びた発言のあるちょっとオマセな少年です。 そんな彼の発言には、児童はもちろん、先生までもが驚かされます。 果たして…

「愛は人を狂わせ、桜は人を死に至らしめる」 人にそんな呪いの言葉さえ吐かせた不治の病、桜の花びらのような斑点が浮かび上がり、 桜の散るころに亡くなる『桜病』が流行して十年・・・。…

まっすぐで素直だけれど自分にも他人にも興味を持てない高校の臨時教員と繊細でクールな生徒 そんな2人を取り巻く人たちが織りなす、優しくも切ない年の差百合ストーリー。 番外編 …