秋山完

ゾンビのきもち、よくわかります。

なるほど無敵です！

この一作だけでは、魅力を味わいきれません。 ぜひ、すべての短編をお読みください。 心の奥底に開く、シュールでアンバランスな世界観。 ひとつひとつ読み重ねるごとに、 不思議、不完全、…続きを読む

薔薇園の豊かな彩りと、孤独な心の切なさ、鮮やかなコントラスト！

一筋縄ではいかない、しぶとい敵キャラ。 ヒロインが繰り出す無敵の悩殺技！ 知らぬが仏の仲間たち。 秘められたヒロインの過去。 緩急自在の、滑らかなストーリーテリング、 読者を引き込…続きを読む

魔法の異世界で、魔法を使えない少年、そして孤独な少女。 “持たざる者”の悲哀、失敗と劣等感、苦しみと辛さ、弱さの自覚。 それでも希望を求めて、自分にできるやり方で、一歩一歩…… そ…続きを読む

勇者といっても、なんでも良いはずがありません。 なにはともあれ、使い物にならなくてはなりません。 外見と機能など、召喚する側の条件に即して、 あれこれと試した結果、ついに合格したも…続きを読む

魔法とて万能ではなく、自分の弱さを自覚しつつ、
“真の強さ”を目指して、真一文字に歩く主人公。
そして男たちの雄渾（ゆうこん）な世界。
この力強さ、惹きつけられます！

神に対する罪を背負い続ける人々の島。 偶然に漂着した主人公は、 島で唯一の“罪なき異邦人”ゆえに、島の運命を委ねられる…… 伊福部昭先生の音楽が似合いそうな、 素朴で、神秘的で、美…続きを読む

例えば大河ドラマだったら戦（いくさ）のたびにコロコロ死ぬだけの“その他大勢”。 でも考えてみれば、この国の国民のほとんどがやっぱり“その他大勢”。 一寸の虫にも五分の魂……と申しま…続きを読む

戦闘文芸少女（たぶん）のＤＪがエンドレスなマシンガントークで織りなす、戦乙女たちの実況レポート……といった感じでしょうか。 その表現はスラップスティックなアメコミスタイルを思わせて…続きを読む

　物語の導入部では、ウェルズの『宇宙戦争』で火星人の三脚メカを英国戦艦が迎え撃つシーンを思い出しました。その後の展開は、小松崎茂先生の『地球ＳОＳ』を彷彿とさせます。 　それら宇宙…続きを読む