新たなる古典。

 物語の導入部では、ウェルズの『宇宙戦争』で火星人の三脚メカを英国戦艦が迎え撃つシーンを思い出しました。その後の展開は、小松崎茂先生の『地球SОS』を彷彿とさせます。
 それら宇宙侵略SFの、古典的名作のエッセンスを継承しつつ、なるべく実現可能な、現用兵器に近い装備で闘う面白さと痛快さ。無敵のヒーローや超兵器に安易に依存しない、“アンチチート”な姿勢が、かえって斬新です。
 さらに読み進めて、楽しませていただきます!

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