魔法とて万能ではなく、自分の弱さを自覚しつつ、“真の強さ”を目指して、真一文字に歩く主人公。そして男たちの雄渾(ゆうこん)な世界。この力強さ、惹きつけられます!
商業出版経験あります。昔も今も書きたいものを書いています。 ※本人のホームページはシステムの都合で更新を停止しております。ご了承下さい。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(458文字)
舞台となる転移先は「平行世界の日本」だった。主人公の音無雄輝は、分けもわからないままそこに転移していた。何の前触れもなく、突然に。記憶をたどっていくと、一人の友人吾妻隆一との電話でのやり取りか…続きを読む
この架空の文章はよく書けている。中華国が日本に侵攻することは絶対にあり得ないが(それはそもそも必要ないから)。しかし私が指揮官ならば、まず上陸の目標を五島列島と長崎に置き、まず九州を占領し、九州を基…続きを読む
本作の特徴は、熱い展開と、それを支える知見に富んだ描写です。熱さを醸し出しているのは、並行世界という環境に生きる主人公が、何のために戦うのか、自分とどう向き合っていくのかという話です。 それを国…続きを読む
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