ゆ〜

戦争から80年。 撃たれた事も、斬られた事も、飢えた事も無い。死の恐怖など微塵も知らない。 そんな高校生が、果たして何を伝えられるのか……考え続けながら描いた物語。

8月31日――夏休み最後の日、そして花火大会の夜。 目の前に現れた彼女は、ちょっと怖くて口も悪い。でもどこか放っておけない彼女との“夏”の始まりを描きます。 この作品は１話完…

大学の先輩の部屋にあった一つの本棚。そこから本が落ちると、その作者が死ぬ。年に一度、本は必ず落ちる。

近未来、日本。 国境を越えて押し寄せた移民の波がこの島国に沈殿してから、すでに数世紀。 増え続ける移民問題、占領された領土。都市の縁には“自治区”と呼ばれる空白地帯が定着し、武…

「5匹の猿の実験」という、その原因を知らずとも習慣だけがその社会に残ってしまうという実験結果がある。習慣だけが残ってしまうことが如何に危険か、ご存知でしょうか。

こんにちは～！今日は超レアなお祭りを紹介するよ！ ※本作は実在する行事・団体・事件などとは一切関係がありません。

中学を卒業し、高校へ入学した。 クラスはすでに「リア充」たちが中心となって盛り上がっていた。 ……もちろん、非リアな俺には関係ない。 「青春？　そんなもん爆発してしまえ。」 …

かつて子供だった、獨りの勇者の物語。

練習のために書いています。１年後に振り返ったとき、成長を感じられるといいな。

すまない、ミステリージャンルとして書いてはいるが、また、ミステリーとは言い難い何かなんだ。 ただし、今回はちゃんと読者への挑戦状とも言える暗号は載せてある。 いや、ほんと、ネタ…

メタフィクション的な物語。

ㅤ2007年8月20日18:11分。私が生まれた時刻として母子手帳に記録されている。だから、私が線を飛び越えるまで残り約3時間。 ㅤ大人になるのがどうしようもないくらい怖い。だ…

気が乗ったときにすこーしずつ書いてたものです。 まぁ、期待せず読んでいただけると嬉しいです。

月光貝。それを知るのは、限られた人物だけ。

　七月の工房で、時計職人の速水瞬一は懐中時計の修理に没頭していた。 　五十年前に止まった時間を、再び動かすために。 　零コンマ一ミリの精密さと、一万八千回の鼓動と、夏の記憶に刻ま…

魔王との決戦 激戦の末、勇者率いる勇者パーティーは勝利をもぎ取った。 そして、私は勇者を撃つ。 これは、魔王と勇者の戦いを傍で見続けた一人の魔法使いの話である。 --- …

この夏でオトナになる。 そう豪語する友達のアリサを見ながら、季節の谷間のことを考える。 中途半端な自分が嫌になる。夏休みが楽しくない。 どうして自分はうまくできないんだろう。 …

父が亡くなってから、我が家では奇妙な食卓が始まった。

夕と暁の明星を司る、二つの王政の治世は波乱に巡る。 戦乱の最中、恐ろしい森から可憐な妖精にも似た少女は逃げ延びた。彼女に魅了され、救済したのはとある少年だった。男性を恐れる彼女…

※AI生成小説です。 承認欲求に飢えた大学生の倉科美咲（くらしな みさき）は、SNSで爆発的に「いいね」がもらえると噂の都市伝説「深夜の儀式」に手を出す。 その儀式とは、「深…

「魔王になるアプリ」を更に悪用した「他人を魔王にするアプリ」を使い、世間様に起こるひと騒動を観察する邪悪なサイコ主人公の物語です。 面白いと感じましたら☆☆☆をくださると作者の励…

7段階で批評を書きます。 なお、6, 7辛で挫折(？)された方についての責任は負いません。

私の全ての作品たち。 ここに「インサイド酒場ラジオ」の設立を宣言するっ！ さぁ！雑談をしようじゃないか！

お題企画「靴下のあと」参加作。 しがないサラリーマン田中太郎は越して来た部屋に"何者か"が居ることに気がついていた。しかし、その"何者か"の足跡には違和感があった。

『あのさー、聖職者が皆キレイな心を持ってると思ってんの？まじで？』 ユーリ・ミュザードは聖職者兼暗殺者をやっている、双方の異端児。 これは、聖職者だから〜、暗殺者だから〜、ってい…

ときどきネガティブーン（参：妖怪ウォッチ）にとりつかれています。 でも、そういう暗い思考の自分だって、わたしなのだと思います。 それでいいじゃない、と思ってもいる。 最近、安楽…

僕たちは愛玩用人類だ。身寄りのない老人が買う商品だ。 だがそれで終わっていいほど、デチューンされているわけじゃない── これは商品用奴隷の少年少女が施設から脱出する短編作品です…

　私・神代涼澄(かみしろすず)には、生れ付き体に悪い所がある 　ずっとお薬を飲んだり、いっぱい検査しなきゃいけない 　痛いけど、頑張る 　だって、『頑張ったら長くたくさん生…

この世界では、生まれた者すべてが才能を与えられる。 魔法、剣技、治癒──様々な才能がその者の未来を決める。 しかし、少年アレクは違った。 測定の儀の日に示されたのは「才能ゼロ」…

　企画用。 　九割、手紙。 　話の切り方を迷いました。具体的に言うと、種明かしをするか否か。

環境悪化などの理由で外出禁止となった未来の世界。 交流手段はメールだけ。 世界を缶詰に例える「俺」。例えではなく、本当に缶詰なんだと言う「ボク」。 本当の外はどうなっている？

都会のどこか、オフィス街の片隅。　 齢、五十手前の男は、仕事の成功だけを信じ、走り続けてきた。 そんな彼の傍には、いつもコーヒーがあった。 その一口が、彼の日常を静かに揺さぶ…

それは章タイトルよりも本文を短くしようと、 ただそう思った著者の執念で作られた物語だった

これは、愛した者たちへの問いと願いを綴った届かない手紙。 それは、月が綺麗と言えなかった者達の友愛の曖昧さと葛藤に本気で向き合った力強さと純情の備忘録。 本作は、「魔法のiらん…

日本画家の友人から買った絵画にまつわる、苦い思い出。

☆『意味がわかると怖い４コマ』という書籍を読んで創作意欲が沸いて、ちょい書きしたくなりました。 ★実は作者は、ホラーとか恐怖モノは…観るのも聴くのも大嫌いな、おしっこチビりのビ…

ただ、歌っているだけ——そのはずだった。 放課後、いつもの友人たちと訪れたカラオケボックス。 流行りの曲が流れる中、友人の美佳が選んだのは、昔のラブソングだった。 「好き」「…

親友を殺さなければならない――そう決意した少女は、ひとつの「呪いの書」に手を伸ばす。 それさえあれば、誰にも知られず、跡形もなく邪魔者を消すことができるはずだった。 しかし、その…

その禁破るべからず。

《私》と《彼女》は数か月ぶりに、ターミナル駅構内のバーで会う。 バーの中には、どこから紛れ込んだのか一匹の猫がいた。 《私》と《彼女》はバーで過ごしたあと、それぞれの帰路につく。…

僕の名前は栗。金色の毛並みが自慢のボーダーコリーだ！ 食いしん坊な飼い主に選ばれて、毎日全力で走り回る僕の前に立ちはだかるのは……この家を支配する猫様たち！ 尻尾を振って友達にな…

命を終えようとしているロボットを迎えにきた死神。人間のために尽くしてきたロボットに死神が伝えたことは…

夜空に咲いた打ち上げ花火。下から見上げる僕の隣には……。 ※PC版サイト推奨

「自分が女の子だったなら...」 そう思うことは、誰だってあるはずだ。 もちろん逆も然り。 　何故そう思うかなんて、自分でもハッキリとは分からない。 でも、確実に言える。 　…

小学生六年生のある日の事だ。俺は、あらぬ疑いをかけられる事になってしまった──

目の前にある冷凍肉一キロをどうやって食べるか思案する、とある青年の一日。最後まで読んだ者だけが驚きの真相を知る。 『トラックを駆る死神』 https://kakuyomu.…

KAC20254参加作品。悪夢を買い取ってもらえたらいいなあみたいな話です。DV描写を含むショッキングな展開を含みますのでご注意ください。