Lugh

詩集です。賞味期限はありません。

　つい先日娘が籍を入れ、親としての責務を果たした僕は亡き妻への思いを馳せようとした。最愛の妻は、優しくて、明るくて、可憐で、僕を見ながらよくはにかみながら笑っていた…………はずだ…

その患者は僕のことを「恋人」だと確信している。

人間には幸せになる権利がある。 幸せの定義は人それぞれだが、やはり不幸であるのは宜しくない。 なので人をどうにかして幸せにしよう、そうしよう。 （毒のある文章。幸せのしわ寄せ）

「私をみていてほしいの」 歳上の女性に声をかけられた南音は、眠りにつく彼女を見守るという奇妙なアルバイトを始める。 裸で毛布に潜る彼女の傍で、同性の恋人を思う南音。彼女は彼をお伽…

地球儀が地球を飲み、惑星図鑑がアンドロメダを調理する、不可思議な可能性の世界に迷い込んだ主人公。案内役の男に連れられて世界を歩く主人公は「お前になる前のお前はなんだった？」と聞か…

2000年代頃の時代感で学生の感覚っぽいものを描いた小説です。 昔に地方文学賞に出したものです。

思春期の黒歴史的ショートショートです。

全４話です。 思いのほか、後半ちょっと長くなってしまいました。

大みそかの午後に、僕はどこでもない公園のそばの道路に車を停めてホットドッグを食べていた。そして気が付くと僕のそばには少年がいた。

※カクヨム2022Web小説短編特別賞受賞、ご当地短編小説入選 知床羅臼の美しい自然を背景に、惹かれ合う男女の一場面を描きました。 文章のリズム感に注力しました。一気に読んでい…

17歳の「私」は3つの死と出会う。 自殺、老衰、戦争。 強い強い死の魅力に対し、「私」はある考えを生み出していく。 「私」が死なないための小説であり、その為だけに書いたもの。 …

父親一人で高校生の息子、弘樹を育てる恭一は四十五歳になった今でも父親とは何か、わからないでいる。そんな恭一に、ランニングの中で口にされた弘樹の本音が刺さった。

　大学受験の問題集を買うために、冬の深夜の町へ出た折内翼(おりうち つばさ)。 　深夜という時間に、開いている書店は当然中々見つからない。諦めかけた時、まだ明かりのついた書店を見…

　通学路で毎朝水を遣るあの人への、恋ともいえない憧憬と情動。朝顔の青い花が語ること。

７月４日　アメリカ合衆国　建国記念日 そんなこと、当時の僕は知りません。

余命二ヶ月の少女のお話です。 ※自サイト「ハノカイレ」（https://www.hanokaire.com/）にも同じ作品を置いています。

楽器屋、ライブハウス、練習スタジオ。どれもこれも好きだった。今は違う。

夕立を見て、わたしは彼を思い出す。「ぼくが雨が好きなのは、それが日常の中にあるささやかな非日常だからだろうね。」きっとわたしは彼と同じような理由で雨が好きで、けれども彼はわたしの…

大好きな狭山くんが幽霊になった。僕は幽霊の狭山くんと狭山くんの部屋で一緒に暮らす。狭山くんが幽霊になったわけを探して。 【公開サイト】 小説家になろう（https://ncod…

※自サイト「ハノカイレ」（https://www.hanokaire.com/）にも同じ作品を置いています。

名前のせいでいつも周囲にからかわれていた少年は、ある日公園のブランコで見慣れない少女と出会う。以来、夕暮れ時に遊ぶようになった二人の小さな物語。

高校3年生の冬、なかなか進路を決められずに悩んでいた主人公。友達のリリはそんな主人公を気にかけてくれていたが、突然、事件に巻き込まれ、失踪してしまう。 そして、学校を休んで、リリ…

どこにでもあるような恋の物語を詩にして描いてみました。 物語風な詩で連載にしたのは初めてなので、めちゃくちゃな作品かもしれません。 そこは笑って許してください(* ´ ▽ ` *)

お腹が空いたお昼には、うちのお店の日替わりランチ、カレーの日においで。 お替り自由で、サラダとコーヒーも付いてるよ！ けっこう安いよ、美味しいよ！

文学小説のように書けていたら本望です。 トビという飛べない鳥が、周りと関わりながら大人になっていくお話です。

フラれるくらいなら、私の方から・・・ 私の悲壮な決意・・・ そして・・・

単なる私の独り言です。 面白くはありません。 結構毒を吐くかもしれません。 ※思った時に勢いで書くので、不定期になります。一度に連続投下することもあるかもしれないので、興味があ…

日々を過ごしていて思ったり、過去に感じたこと、自分を振り返ってみるためのエッセイです。 重め、ネガティブな内容が多いですので、大丈夫な方のみ覗いてやってください。 追記：少しだ…

苦手と言うほどでもない筈だが、女の子に話しかけるのは難しい…。でも、僕だって、女の子を好きになることはある。そして、意を決して… 私って、性格暗い訳じゃないと思うんだけど、空気…

「クリスマス」って、魔法だ・・・ その 「魔法」が解ける時って・・・

ひとつ年上で六年生のサトちゃんと喋れるのは、学校に通う登校の時間だけ。僕はその時間が大好きだった。だけど中学に上がったある日、サトちゃんが知らない男子と仲良く下校している場面に出…

夏の終わり、生まれ故郷の海岸で・・・ 僕は、釣竿と携帯電話、そして煙草とライターだけを持って、波と遊ぶ・・・

病弱な少女の心に、生まれてから死ぬまでの間、常に付き纏っていた「恥」について語る物語。

僕（遼一）、あたし（千賀子）、俺（努武）。 あーあぁ、焦れったいなぁ、もぉ。 少し遅めの、僕等の、青い春のおはなし。 （第四話、なろうバージョンに加筆し、おとな向けになっ…

詩集｢心、、紡いで｣の箱がいっぱいになったので、｢心、、繋いで｣に移しました。 内容的には｢心、、紡いで｣と同じ恋詩になります。 誰かの心に寄り添い繋いでいけたら、、そんな思いと…

暗闇はずっと続くことはないから

いつか、それは良い色合いになり・・・、いつか、それは笑って話せる日が来る・・・。 いつか・・・。 まだ携帯電話も無かった、昭和～平成のお話・・・。 ちょっと真面目な、青春小説。

人は巡り合い、そこに場所ができ、いつかは其の場所から旅立たなくては、誰も成長する事はできない。

最初の部分は野林様の文章で、続きは私が書きました。

思い付いた時に増えていきます。 明るい・暗い・楽しい・悲しい、方向性もバラバラです。 出来るだけ暗いものが続かないようにとは気を付けています。

従兄弟である隆史の結婚式に出席した美彩。そんな彼女が過去を振り返る話です。 ※人によっては不快なところがあるので、タグを確認の上、お読みください。 ※設定ふわっとしています。 …

ま、人生いろいろあるけれど、 でも、ビールを飲んじゃえば、どうでもよくなっちゃう。