日頃ケータイも鍵も財布も忘れるほど忘れっぽさだが、不思議と読んだ本はあまり忘れない。けれども、読んだ中で断トツ忘れてしまうのが、『陰陽師、何巻読んで何巻は読んでないのか』問題。
副タイトルも忘れるし、内容もおぼろけだし、ただただ狐顔の涼しげな清明と「おまえは濃いのぅ」と呼ばれる熱い男博雅を眺めている小説。
覚えている中では生成り姫(博雅への多幸感爆上がり)、いたちと姫の話(高校生の時妖美すぎてこんな世界観あるんだと思った)、“口”のない女の話(こちらはまた違った幽艶な話)ですかね。
その中で、「名前は一番はじめに与えられた呪」と清明が言っていた記憶があるのに一体何巻でどんな話だったのか全く思い出せない。
このことを最近思い出すのは改名の件で。名前って入れ墨みたいだなって最近思っていたことが原因かもしれない。勢いでつけられないし、あとで後悔したくないなと。入れ墨やタトゥーを入れる際には、スマホをその画像にしたりするとYoutube見ていて(ちなみに私自身にもんもんはないです)、その候補の名前を見ては、「自分になじむ名前か」って考えている。
一番はじめに与えられる呪であり、体からしみついて離れないもの。それが名前かと、「一宮けい」をつけた時よりも感じている。