お久しぶりです、一宮です。
今日一つ試験を終えて、舞い戻りました。たぶんしくじっているので、またあちらの世界(勉強)に呼び戻されると思いますが、少しだけ、休息っと。
試験勉強に関しては、半年前から始めていたのですが、まず解説書を読んでいたのですがどの部分も「???」で混乱しながら無理やり読んでいました。それが7月になり、いきなり解り始めました。勉強してきたことがシナプスのようにつながりはじめて、理解が加速していったのです。週を追うごとに理解が深くなっていく感覚を感じていましたが、それが7月になってからの話だからなあ…もう少し早ければと悔やまれます。
さて、その頃はバドミントンへ行ったり、人と遊んだり、カクヨムを書いたりをやめていて、一人自宅で鬱々と勉強していたのですが、気分転換にAV女優や宗教2世の本、マルチ商法や闇金ウシジマくんの漫画動画などを見ていました(アンダーグランドなお話が結構好きなのです)。
中でもよく見ていたのは「ホス狂い」の動画です。皆さま、ホス狂い(ぐるい)はご存知でしょうか? ホス狂いはホストクラブに通いつめる女性のことで、月に何百万も推しの担当者に使っている方を差します。そんなお金をずっと払い続けられるはずはないので、大体のホス狂いは夜の世界へ行くことが多いです。体を売ったりとかね。
はじめ、ホス狂いの動画ではその豪快な使いっぷりに「ひゃー」と思って見ていましたが、その後ホス狂いのお家紹介の動画を見て、彼女たちはものすごく質素に暮らしていることが多いんだなと思いました。まあ、あんなたくさんのお金を捻出するのだから、そりゃ締めてるところところは締めてるのでしょうけど。
「担当の夢はわたしの夢」
と言っていてわたしは自分の夢をたとえ自分の子どもに対してでさえ重ねたりしないだろうけど、そういう価値観なんだなと思っていました。
そんな中、一人のホス狂いの動画を見ました。それは1名のホス狂いにインタビューするという内容の動画でした。そのホス狂いは大手の昼職、つまり夜のお仕事ではなくサラリーマンをしながらホス狂いしているそうなのです。どうやってその費用を捻出しているのかというと、副業でコンサルタントをしているらしく、遊べる範囲もその副業で得た収益かららしいです。きちんと計画してから遊ぶらしく、担当にも使えるお金を明示してから遊んでいるそうです。これはホス狂いからすると珍しいタイプです。
その動画の最後の方にインタビュアーが、
「ホス狂いに苦しんでいる子に何かアドバイスありますか?」
と聞くと、そのホス狂いは、
「相談できる友達を作ることです」
と答えました。担当のホストだけ見て、担当のホストだけと話していると、次第に視野が狭くなって担当の言うことだけしか判断材料がなくなる。相手の言いなりになると自分の身を考えられずに搾り取られてしまうことにつながりかねない。だから、客観的な状況からアドバイスをくれる友達がいることが大切だと言っていました。
わたしはそれを聞いた時に、身を亡ぼすほど巻き上げられる人のある種真理だなと思いました。AV女優の本では、AV女優をスカウトする際にはよく田舎者をターゲットにするそうです。周りに相談できる人がいないから。両親と不仲ならなおグッド。宗教2世で宗教という“推し”に貢ぎまくった親も、孤立した人をターゲットとして、資産を巻き上げ、さらに親戚にもお金を頼みこませ、そうやって血縁さえも切ってさらに孤立させていく。カルト宗教の手法とマルチの手法はやり口としては似たり寄ったりでした。
何にも関係ない話がこうやってつながる感じ。知るってことは危険で面白い。