また今年も雨のしとしと降り注ぐこの季節がやってまいりました。花粉もなく、暑くも無く、寒くも無く、ほんのりと風に花の香が漂ってくる。私はこの季節が大好きです。VIVAツツジ、VIVAアジサイ。
いよいよ、GWですね。
今年もご用意いたしました。GWの特別編成です。今年は3日~6日までの怒涛の4連続投稿となります。
内容は少しコメント返しで明かしましたが、「御代田合戦」という戦役になります。
今日のお話で蘆名止々斎(盛氏)が亡くなってしまい、問題児、顔が良いだけのロクデナシという印象の平四郎(盛隆)が当主になってしまいました。
その平四郎に早くもピンチがやってまいりました。
史実の平四郎は……まあ、正直ろくな事が書いてありません。ですが、滅亡した家の当主なんてどこもそういう酷い扱いを受けるものです。
武田勝頼だって、信玄よりも軍事的才能に長けていたと書かれているのに、それを無視してポンコツ当主というレッテルを貼られてしまってますよね。
斎藤竜興もそうです。今川氏真も。朝倉義景も。
こういう話を書く時には、そういう歪んだレンズを外して、筆者の用意した歪んだレンズをはめる必要があります。
奥遠の龍で太原雪斎が若干ポンコツに書かれたというアレですね。
江東の猛虎たちで超無名の樋口直房が浅井家の軍師に抜擢されたアレです。
とはいえ、あまりレンズが歪みすぎてしまうと、読み手の方も、「はあ?」ってなってしまうと思うのです。
今川氏真はこんなにポンコツじゃねえよ! っていくら思っても、戦国の世に突如現れたスーパースターとして書くのは、ちょっと違うんじゃないかなって思っているという事です。
23話の「夜伽」の話はそういうポリシーで書きました。
正直、この話を入れるか否かは非常に悩みました。こういう雰囲気の話って、好きな人と嫌いな人で大きく二分されますからね。(ちなみに私は嫌いな人です)
さて、話を御代田合戦に戻すのですけど、この物語としては初めての本格的な戦闘シーンとなります。
実は後半が戦闘続きになりそうなので、前半は若干抑え気味にしているんですよね。ですけど、やはり前半にも一山「動」が必要だと考え、この合戦を持てきてみました。
という事で、GWの4連続投稿をお楽しみに!