昨日の本編最終話、そして本日のエピローグを持って、「奥遠の龍」は完結となりました。
現代の少年が戦国時代にタイムスリップというありがちな導入ではありましたけど、なるべく骨太に書いて行こうと思いまして、ここまで書いてまいりました。
私は大河ドラマ、二昔も前の大河ドラマ好きでして、特にジェームス三木先生の「葵」が大好きでした。今でも何度でも見たいと思うほどに。
最近では真田丸が好きでした。
あんな感じで、シリアスな展開の中にも、クスリと笑えるようなシーンを挟む作りが好きなんです。
この「奥遠の龍」を書くにあたり、そんな作風にできればと考えていました。
徐々に地位が上がっていく中、コミカルシーンを作るというのは、非常に難しく、中盤からは少しシリアスなシーンが増えてしまいましたが、それはそれで、順調にエンディングに向かっているんだなという雰囲気が出ているかなと思っています。
おかげさまで、途中御批判をいただきながらも、多くの方にお読みいただく事ができ、最終話まで書き切る事ができました。
応援、高評価、コメント、リワード様々な形で応援いただきまして誠にありがとうございました。
最後まで書き切る事ができたのは、ひとえに皆様の声援あったればこそだと思っています。
明日からは別のお話を公開していきます。
「江東の猛虎たち ~また小谷城が落ちた~」
というタイトルといたしました。
公開スケジュールは今年の「奥遠の龍」と同様に日曜、祝日となります。
今年一年、大変お世話になりました。
来年も今年同様、変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。
では皆様、良いお年をお迎えください。