おとカドが100話達成したみたいです。
総文字数は694,935文字で、あと少しで70万文字になりますね。
マジで?
調べたらFGOの2部6章(妖精國)が30万文字、京極夏彦の姑獲鳥の夏が36万文字らしいです。おとカドだけで姑獲鳥の2倍も書いてきたのか……
私の尊敬する人が「どの世界にも通じることやが…中身のないヤツが数を誇る!」と言っていましたが、そうは言っても数は継続、継続は力ということで、考えてみると今年はおとカドの年といった感じになりました。
あ、そうそう。今日って私の誕生日なんです。
(おたおめコメントを誘っているのか……?)
(姑息な手を……)
昔から遊戯王のオリジナル脳内アニメを中学生ごろからずーっと考えていて、それが高じて「じゃあ、小説でやればいいじゃん」となったのが最近、だけど遊戯王OCGは様々な制約があって考えるのが面倒、だったらカードゲーム部分から全部オリジナルで作ればいいじゃん……じゃあ、連載だ!と思いついたのが今年の2月末。
それから半年以上、ずーっとこんなものを書いていました。
漫画ですとワタルさんの『カードゲームうさぎ』のヒットなんかもありましたが、私がおとカドを書き始めた頃は小説媒体では架空TCG作品なんてあまり見なくって。
それからカクヨムやハーメルンでも一つのジャンルと言えるほどに増加していって、たまたま同時期に始まった暁刀魚さんの『カードゲームで世界が滅ぶ世界に転生してカードショップを開店したら、周囲から前作主人公だと思われている』はカクヨム公式から書籍化の話もあって、1巻の売れ行きも好調と聞いています。
あくまで同時多発的に書き始めた方が多かったというだけかもしれませんが、私のおとカドもジャンルの盛り上がりに寄与できたなら嬉しいな、と。
本作は小説家になろうではネトコン12に投稿しており、カクヨム内ではカドカワBOOKSファンタジー長編コンテストに投稿していて、どちらも中間選考の発表は今月の下旬となっています。
仮に引っかかっていたなら嬉しいけど、まったく見なかったジャンルということもあって、現実的には厳しいだろうなとシビアな目で見ている自分もいたり。
というか、元々は趣味の作品で身内に読んでもらうために始めたものだったんですが、今では色んな人に読んでもらえてるみたいで、そこから計算外だったんですが。
だから、そもそもコンクールがどうこうという話からしてもおかしいんですよね。
さて、これからのおとカドについてです。
前述のとおり趣味のために始めたものですが、思ったより面白くなったし、読者も楽しんでくれて、続けたいのはやまやまなのですが……更新頻度的にも負担が大きく、実際のところ私生活の大半を費やしているのが現状です。
趣味だった映画や小説も、この半年で鑑賞できたのはそれぞれ10本にも満たない感じですね。
そういうわけで、仮にコンクールなどで商業化の目処が立ったならこのまま全振りしますが、その辺が全部落ちたとしたら、一旦、更新頻度はかなり空くことになると思います。
おとカドを書いているあいだはおとカド以外のことが出来ない、ということで精神的にも占めている位置が大きいのが偽らざる現状ですので。
コンクール系が全て落ちた場合、私が息抜きに時間あるときに書く――といった形態になるので、これまでのようなペースで投稿できなくなります。
ただし、作品を途中で放り投げるようなことはしないし、愛着のあるキャラクターたちが、誰もが皆ハッピーな結末にたどり着けるように責任を取ります。
連載を止める、といったわけではないです。
ただ、私生活と両立できる無理ないペースで連載することになるでしょう。
それから来月末からカクヨムコンが始まりますが、おとカドを初期から応援してくれていた知人が公募で結果を出したこともあって、自分も本気で公募に挑みたい気持ちが出てきています。
そのため、カクヨムコンかメフィスト賞、あるいは両方に挑戦したいので、そちらに挑戦しているあいだもおとカドの更新が滞ることがあるかもしれません。
色々と読者の方にはご迷惑をおかけします。
そういうわけで、これからもおとカドと、私を、どうか応援よろしくお願いします!
来年の誕生日までには、今よりも前に進めるといいな。
秋野てくと
PS.ハーメルンへの移植はどうなったかって? なんか色々と面倒そうなので、コンクール系が全部落ちたらダメ元でやってみようかなくらいになってます。