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怪異撃滅クラブ、RE:第四章の元ネタとなったウワサについて

いつも『怪異撃滅クラブ』を読んでくれて、
ありがとうございます。

秋野てくとです。
作者ということになってます。

RE:第四章では、これまでとは毛色の異なる怪異模倣案件が登場しました。
『敗者に死を与える呪いのマーダーミステリー』というウワサです。

実は2019年頃、奥多摩山中で奇妙な事件が発生しました。
山奥の洋館で、男女六名が不審死を遂げるという殺人事件です。

事件の被害者たちは、当時流行したばかりの「マーダーミステリー」という架空の殺人事件を疑似体験するトークゲームを遊んでいたことから、「プレイした人間は死亡する呪いのマダミス」というウワサが生まれたようです。

作中に登場した八雲サギリは、当時、このゲームのウワサを元にして、怪異模倣案件となる事件を起こしたようですね。



ところで、実は……
この「呪いのマダミス」は実際に遊ぶことが出来ます!

https://booth.pm/ja/items/2740690
(『怪異撃滅クラブ』作中の『さぎり駅』とはシナリオの内容が異なるので、ネタバレ無しでゲームがプレイ可能です!)



ゲームの名は『空論殺』。

Boothで販売してる作品は、事件現場で回収したマダミスを元に復元したもので、高名な除霊師の方にお祓いをしてもらい、プレイしても人が死なないように安全を施した復刻版となります。

復刻版の権利者が私(秋野てくと)となっている件については、色々と経緯がありまして……それはまた、別の機会に。


そういうわけで。
怪異撃滅クラブと、空論殺をよろしくお願いします!

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