秋野てくとです。
タイトルどおり、本日から始まったデュエマの『王道の秋デッキ限定戦』の店舗大会で優勝しました。商品の《ボルシャック・ドギラゴン》(真久間メガver)を手に入れたのは春以来で、めっちゃ嬉しいです。
この大会は春に行われた『王道の春デッキ限定戦』同様に、今年に発売された構築済みデッキの中から一つを選択して、そこから10枚までカードを入れ替えても良い、という限定構築レギュレーションの大会です。
こういった限定構築って、メタの読み合いが苛烈になって楽しいですよね。
春の大会では『守りの王道』デッキをベースにした【ジャイアント天門】デッキで挑みました。
『守りの王道』が種族「エンジェル・コマンド」と「ジャイアント」で構成されていることから、環境に蔓延している「エンジェル・コマンド」メタの《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》を貫通できる「ジャイアント」種族を多めにしたデッキで、前回の大会では期間中に一度だけですが優勝することができました!
(構築の詳細は過去の近況ノートにて)
さて、今回は本日発売した『モモキングの書』『バロムの章』を含めると選択可能なデッキ数は春から六種類も増えています。
流石に春と同じデッキのままでは厳しい。
悩んだ結果、今回は新たに『ジョニーの書』デッキをベースにした【零青ジョーカーズ】で挑むことにしました。
このデッキは無改造でも【ジョーカーズ】デッキとして優秀な基盤となっており、改造箇所も明確なので、デッキパワーが高いことが選択の理由です。
10枚改造の内訳は以下の通りです↓
・in
《ベイビーポンの助》×4
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》×4
《ハイパー・ザ・ジョニー》×2
・out
《RinRin Kids》×1
《八卦ヨーイ》×4
《ジョット・ガン・ジョラゴン》×1
《キング・ザ・スロットン7/7777777》×2
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》×2
outの項目について。
当初は《ガヨウ神》を抜いていたのですが、ドローソースとしての《ヘルトッQ》がもう1枚欲しくなる盤面が多く、それならば《ガヨウ神》を抜かないことで疑似的に《ヘルトッQ》4枚体制を確保できるという意図で残しました。
大会で同じように『ジョニーの書』を使っている人と雑談したところ、まったく同じ意図で《ガヨウ神》を残していたことがわかり、意気投合できて嬉しかったです。
inの項目について。
強力な展開メタクリーチャーである《ベイビーポンの助》と、元殿堂カードであるノーコストドローソースである《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》については確定枠という意見も多く、私もそれに倣ってフル投入しています。
実際、勝てた対戦は《ベイビーポンの助》で相手が展開する要求値を吊り上げたことで、こちらの展開が間に合ったパターンがほとんどです。
残り2枚の枠は人によってSトリガー獣メタとなる《夢の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》を入れたり、マナブーストカードの《パーリ騎士》や強力なフィニッシャーである《王道の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》を追加する人も多いですが、私の場合はハイパーエナジーによるコスト軽減で要求値が低いフィニッシャーである《ハイパー・ザ・ジョニー》を試してみることにしました。
今日の対戦では決め手となることも多く、悪くない選択だったと思います。
本日は大会に二度参加して、一度目は4-0で優勝、二度目は3-1で惜しくも決勝で敗北しました。
どちらの大会も決勝は『モモキングの書』ベースのデッキだったので、今環境のトップメタはこのデッキになるかもしれません。
(余談ですが、筆者は『モモキングの書』は本日発売したばかりだから少ないだろうという読みであまり研究してなかったのですが、実際には事前に強さ を見抜いて持ち込んでいた人がいっぱいいたようです……『ジョニーの書』も強いんですけどね)
最後に、今日当たった対面と【零青ジョーカーズ】の相性の所感です。
・『攻めの王道』『守りの王道』『バロムの章』『コロコロアビス(二種)』について
対面無しのため、相性は不明。
リストを眺めた感じだと、盾が薄い『ジョニーの書』としては『攻めの王道』は脅威で、《ベイビーポンの助》を早期に立てないと厳しい。
『守りの王道』『バロムの章』もSトリガーの受けが強いため不利と予想。
・『ドラゴン娘』
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の踏み倒しに反応して《流星のガイアッシュ・カイザー》が立つため、ケアを意識すると手札が足りなくなりがちでつらい。
本日の対面では敗北覚悟で撃ったところ、相手の手札に無かったパターンと、相手が「ガイアッシュの召喚条件は呪文踏み倒しでも達成できる」ことを知らなかったパターンにより何とか勝利。
引き次第で五分?
・『誓いの水晶』
有利。盤面に触れる手段が少ない(全体除去の《黙示録の水晶》は無色クリーチャーであるジョーカーズには効かない)ため、《ベイビーポンの助》を立てて遅延していくうちに攻めの手数が揃う。
・『モモキングの書』
五分~不利?
《モモからうまれたモモキング》は呪文のため《王道の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》でケア可能であり、攻める状況になれば勝てる。
問題はスター進化を複数立てていくムーブにより《ベイビーポンの助》1体程度では余裕で踏み倒しをされてしまうため、速度勝負になってしまう点。
『モモキングの書』を意識するなら侵略などをケアできるメタクリーチャーの《ポクチンちん》を増やしたり、連続攻撃やアタックトリガーを封じる《万能バンノー》などの採用も考えたいところだが、『ジョニーの書』は改造枠に余裕が無い……。
そういうわけで王道の秋デッキ限定戦の初日はこんな感じでした。
構築済みデッキ+αという低予算で参加できる大会で、商品のプロモーションカードも豪華なので初心者も楽しみやすい良い企画だと思います。
来週以降は『モモキングの書』か『守りの王道』あたりを使ってみようかな?
そんなわけで、今後ともデュエル・マスターズをよろしくお願いします。
じゃなかった、おとカドをよろしく!