「近藤 SF」を含む小説

近藤九十九と片瀬真琴の二人は天体観測の途中でUFOが落ちる現場に居合わせる。地面への衝突による次元の裂け目はマッドサイエンティストの罠であった。そこでダークエルフを自称する異世界…

会社員の近藤は、ある日、信じられない特殊能力を身につけてしまいます。その能力によって彼は大変な目に！ そんな近藤の変な話に付き合わされる警察官との、ある一夜を描いたショートショー…

秘密は風船のように膨らむ 秘密は誰にだってある でも俺らだけなんか特別 せっかく作ったので最後まで見てくれると嬉しいです

二〇二〇年、世界は赤く微発光する霧に覆われた。霧は電波を遮断し視界を染める。霧発生から五年が経ち高校教員となった本田和明は、同僚の櫻井花音と学校に内緒で、霧に隠れて交際している。…

　貧乏に喘ぐ大学生『遠坂永司』は病院で自分に瓜二つの敏腕起業家『近藤舜一』と出会う。 　死を待つ身である彼は永司に「体を貸して欲しい」と頼む。それは他人の意識データを宿し、肉体に…

名探偵、それは謎に愛された、ある系統の物語の主役である。 時に華麗に、痛快に、悲痛に名探偵は事件を解決する。そんな彼らの傍らには時に最大の理解者たる相棒、ワトソンがいる場合がある…

「三分百円。三分百円だよー」 　会社の飲み会の帰り道、路上に響く謎めいた言葉が気になり、近藤《こんどう》は思わず振り向いた。 　閉じられたシャッターの前に座りこむ、みすぼらしい…