「誰かに届いたら」を含む小説

　不思議な出逢いをした。 　私は、今までにない経験を。 　ううん、私の狭くて何もない世界では決して知ることが出来ないことを沢山得た。 　私は、恋をしたんだ―― ――― ある…

きっと月日が経てば思い出になる｡ 月日が経てば笑い話になるよ｡ そんな言葉を聞いて信じて生きてきた｡ なのにどれだけの月日が経っても私だけ 前に進めずに､まだ気持ちが残っている｡…

こうはなるな、若者よ頑張れ！という思いで書きました。寿命で死ぬまで長いのですから、誰かに届いて生きた証を残せたなら幸いです。 ２話まで二十首連作、３話からは基本一首で好きに短歌…

とある殺人鬼が録音機に向かって独白をしている様子。

小説にも出版にも投稿サイトにも、まだまだもっともっと可能性がある。あるはずだ。 でも、今のままじゃまだ駄目で。 ちっぽけな人間一人になにができる？ なにかできる？ なになら、…

いつもと変わらない誕生日。弁当を買って帰って、テレビ見ながらまた次の日を迎える。 でも、その日だけは違っていた。 誰からか届いた箱は『2031年5月21日』から届いたものだった。

言葉で自分を守ってきた。あれもこれも。言葉で自分を失ってきた。あの日もあの時も。

ある日の夕方、桂木ひろみの携帯にメールが届いた。 一通のメールには、「ご主人、浮気してますよ」と書かれたメッセージ。 誰からと届いたか、文面を見てわかった。 そのメールは昔付き合…

自分に届くと思い、出した手紙が、知らない誰かに届いてしまったら

本当に自分の備忘録なんです。 ストーリー性はまったくありません。ただ、これを自分が読み返した時。それが目的です。ほら、人間って誰しもそういう日々の変化ってあるじゃないですか。 で…