「言いたいことがある」を含む小説

丸二年。 幼馴染が竜騎士としての遠征任務に旅立ってからそれだけの月日が流れた。 帰ってきたら言いたいことがある、って待たせすぎじゃない！？ 元気なのか怪我をしているのかそれも分か…

「おかえりなさい」 ねぇ……いつもより遅くない？ なんだか浮気な香りがするあなたを今日も追いかける だって、あなたの困る顔が見たいから おやつをくれないと悪戯しちゃうよ。 …

　いつの頃からか「自分の機嫌は自分でとる」という言葉を耳にするようになった。 　曰く、不機嫌もあらわに、誰かによしよししてもらおうとしている者は、未熟で幼稚で鬱陶しい、付き合いづ…

あなたは「読み専」──ただ読むだけ？ いいえ、その指先には“神の力”が宿っています。 どうかその御手を、お惜しみなく。 ──あなたは神なのですから。 そのハート、星、フォロー─…

eスポーツ、関心を集めつつある競技だが、普通のスポーツほどの認知度はなく、実際に参加した者も稀だ。 選手たちは実況をする者のも多く、質問すれば返答を頂ける可能性もあるが、現役選手…

占い師です。 お客様を見させていただいて 日々感じていることを 短歌にして読ませていただきます

マリアンヌの夫ジャンは結婚後すぐに出征した。そして死亡通知と形見の剣のみがマリアンヌの元に帰ってきた。生活に追われていたマリアンヌだが、五年ぶりにジャンのことを思い出した。戦死者…

　みんなに言いたいことがある。 　いいかい、覚えておいて。扉はしっかり閉めないといけないよ。 　その隙間から誰が覗いているか分からないんだから。それは、こちらに来たくて来たく…

「今から、100枚、花びらが散ったら、君に言いたいことがあるんだ」 この話は、 制服を脱いだ君に、横に並んだ僕が、桜の木の下でそう告げた日の話。

大陸随一の騎士団や魔導師団を誇るアビスリシア王国。その建国祭が始まる前日、王城の一室で、第一王子と第二王子がチェスに興じていた。静かに、淡々と、しかし思惑を探るように、駆け引きを…

クロ猫の俺の死に際の物語。 カイヌシの「ヨル」は俺としか仲良く出来無い「人間様」からはみだした「ニンゲン」 俺は「猫様」からはみだした「人間様の言葉が解るが猫様の言葉が解らないネ…

国一番の美貌を誇るユリシア・ハルフェスト侯爵令嬢が嫁いだのは、辺境の悪鬼と呼ばれる、恐ろしいと噂のヴァルハイト・ワーグナー辺境伯だった。 初夜を迎えた寝室で、夫であるヴァルハイト…

新約聖書に登場する2000年前の女性奉仕者たちが活躍（？！）する、歴史ファンタジー系ラブコメ小説（LOVEはアガペーの訳語）。 【目次】 第 1話　マリアは言いたいことがある…

この作品はフィクションです。作中の登場人物の言動は作者の思想を表したものであり、私の正直な気持ちです。

きらびやかな舞踏会が行われている大広間にて、険悪そうなカップルが1組。可愛らしい顔立ちに華奢な身体、そのドレスは王女の身分に相応しく沢山の宝石や刺繍で飾り付けられている。しかし、…

12月のとある日の夜、西野悠馬(にしのゆうま)は、山手線で眠りに耽ってしまい、クラスメイトである吉川利香(よしかわりか)と大崎駅で降ろされる。 利香を家に送ると―― 「私の家に泊…

どこにでもいるごく普通の女子高生、夕希。だがしかし彼女にはとある秘密があった。それは――

俺、瀬戸大樹(せとだいき)は、試合中に膝の大けがを負ってしまい、選手生命を余儀なくされてしまう。 失意のどん底へ突き落される中、幼馴染の佐倉梨世(さくらりよ)から、女子バスケ部の…

安野斗真は、Vtuber桜木モモちゃんのファンである。 そんな斗真の隣の家には、クラスで『アイドル』と称されているクラスメイトの寺花美月(てらはなみつき)が住んでいた。 ある日、…