「観察記」を含む小説

美濃・稲葉山。 山上の館が増築され始めた年、濃姫は父・道三に連れられ、 初めて浅葱色の渡り蝶──アサギマダラの南下を見る。 生き物好きの彼女は、すぐにその不思議にとり憑かれた。…

　これは、我が家に住まう“目に入れても痛くないタイプの破壊神”との、日々の小さな観察記です。

「想像してみたまえ、我々が生きる世界では、人々は生涯ずっと一枚の白い壁に向き合い続ける…」 「だが、ごく少数の天才だけが壁の向こうの広大な世界を垣間見ることができ、凡人には生涯…

一人の活字苦手さんであり、字書き初心者である私なりの言葉で、普段私が頭の中で考えているアレコレやちょっとした創作論、執筆日記を綴っていく予定のエッセイです。 2〜3日のペースで…

モモイロインコのモモスケ。以前の飼い主には辟易し、言葉を話せるにも関わらず沈黙を誓った彼は、新しい飼い主久山桃（25歳）のもとへやってくる。桃は大学の同級生三上真司と小さなゲーム…

関東郊外の片田舎、黄昏の空の下にある小さなスーパーマーケット。 午後五時の「見切り作業」が始まる頃、売り場には個性的すぎる客人たちが現れる。 作者である私 シグが 学生時代にス…

　約1億年前、それはまだ人類の誕生する遥か昔、とある爬虫類生物に再生する能力が発現し、その生物はその能力を使って幾度の大量絶滅イベントを乗り越えて約1億年間生き続けた。その間、そ…

【そして君は前を向く】12-9.「ヘンリック観察記7」と12-10.「同一性」の幕間

若い女教師、小雪蛍は幼い頃から妖などと呼ばれるものを見ることができる不思議な力を持っていた。だが、最近住み始めたワケ有りのマンションではそのことを隠し、妖怪たちの可愛い様子をひっ…

かつて人類が支配していた地球の玉座は既に跡形もない...ただ残ったのは少数の人類と数多の奇跡によって生み出された歪な生態系である。 かつて軍事において最強と謳われた国は少数の技…

私はある晩秋、駐輪場の壁に大きな白い蛾がとまっていることに気が付いた。それを退治することができずに過ごした春までの観察記？※昆虫苦手な方はご注意ください。 （カクコン用に読みやす…

幼馴染のモテ必至な恭介が、急にカバンにらしくない「子リス」のぬいぐるみマスコットを付けだした！ 特別な位置にいると信じて、いままで見守るしかしてこなかった自分は気が気じゃない。…

織田信長は脇役。正室×側室の最狂コンビが無双する、サイバー戦線観察記。 転校生は過去から来た信長の正室胡蝶。 『監視されとる』と伝えられ、成り行きで連れて来られた場所は漆黒の関…

　川で釣った魚を、会社の先輩から譲られた「私」。種類も雌雄も知らないその「魚」を飼う彼女の観察記。 　カクヨムコン8の短編部門に参加中です。 　よろしくお願いします。

まさか！から始まった友達以上の関係になった男性と、その後ちょくちょく訪れた異変⁈や心境などを勝手に思いつくまま語ってみたら皆を楽しませることができるかも。人間やってみなきゃわから…

このハイドランジア王国には「王の至宝」と呼ばれるものが３つあります。 まず１つめは豊かな資源溢れるこの国そのもの。２つめは国の柱を支えてくれるハイドランジアの民衆たち。 そして３…

彼女と出かけると僕が忘れていたものを見つけてくれる。日常に愛しい感情を持ち続ける楽しさを綴っています。

　泡沫候補に関する観察記、体験談、考察、評論、エッセイなどの詰め合わせ。

会計士の世界をコメディ目線で描く