「社会学 現代」を含む小説

かつて小さな事業を営み、現在はフリーランスのカヨさん（カクヨムさまからお名前を拝借）個人の生活から、混沌と矛盾に満ち、少しの希望を秘めた現代社会を読み解く。 ＊連載159回目で…

限界。 マスメディアにより膨らむ自己肯定感と虚栄心。現実とメディアが交錯する社会で錯覚する脳内。朦朧とした精神を引き連れ溺れるように踠く現代人の無自覚な苦悩を綴る創作的社会学論。

アニメや漫画、映画やドラマ、様々な芸術コンテンツがあるが、何故それらはバズるのとバズらないのがあるのか。それは、おそらく人間の進化や社会性の変化が影響しているのではないか。自称、…

カクヨムで連載中の現代ドラマ小説『「僕」と「孤独」の境界線　―社会学カフェへようこそ―』のサイドストーリーを主に掲載していきます。 社会学をご存知ない方、本編未読の方でも楽しめ…

※（2023/6月）投稿時期の近い既出の3稿をまとめました。 　更なるヤンデレ文化向上の一助となれば幸いです。 ①（投稿：2021/6/15） ②これからの社会におけるヤンデレ…

　その日は森戸杏樹（あんじゅ）の二十歳の誕生日だった。 　大学二年生の杏樹は、卒業研究の研究室として、一年生のころに懐いていた先輩がいる現代社会学研究室を志望していた。研究室公開…

常闇大学、狂育（きょういく）学部。 ここは、「意中の相手の心と身体の安全で健全な束縛と独占はどのように実現できるか？」という問いに答えるべく、研究者とその卵たちが日夜、狂育方法論…

ドラゴン、スフィンクス、鵺……モンスターや妖精、妖怪といった幻想生物はいつだって魅力的だ。その幻想生物が、もし現代社会に普通に溶け込んでいたら。いや、普通の生き物だって、この人間…

　2020年代において「SNS宗教」は拡大し始め、僕こと咎野ヨシタカの両親もそうだった。マリオネットの日々を脱出した先は、我欲塗れる夜の街だった、、、。 　ある日、僕は風俗嬢の二…