「模型 現代」を含む小説

【あらすじ】主人公は軽い気持ちで悪魔を召喚する液体を作成してしまう。しかし、間違ってその液体をこぼしてしまい――。 【備考】軽いタッチのコメディになります。 ※この作品は「小説家…

卒業証書の筒を”ポンッ”と引き抜けば、３３フレームの間だけ発生する不可視の刃。 それが主人公に与えられた「ⅲ（イマジナリー居合）」の能力だった。 ３日おきに襲い来るは海の生き…

東京から国際宇宙ステーションが見られる——ということで、深山模型店の屋上に天体望遠鏡を持ち込んだ舞羽ときすかだったが、その日は雲が厚くてチャンスは翌日へ持ち越しになる。 そんな翌…

まだ暑い九月の日。深山模型店で店番をしていた高崎舞羽のもとに、年上の友人である千住きすかが持ち込んで来たのは、昔近所で祀られていたという〝キツツキ様〟の御神体。でもそれはどう見て…

　「能力は簡単に人を殺せるんだよ」 　高校生活が始まってすぐ、麻月春に待ち構えていたのは、目の前の非現実が現実になる瞬間だった。 　空飛ぶUFOの模型、目の前にいても全然気付かれ…

言語、密室、少年探偵団。 幽霊、世界の模型、なめらかに動く機械。 アフターマス、なぞの宗教団体、占星術。 死者の国へ消えた父、暗号と暗合、供物。 死者と記憶の街、拳銃、煙草と少年…

「私が殺したのは、友達の皮を被った人体模型だ」 　クラスメイトを焼き殺した少女は、警察にそう話した。 　その事件の十七年後、夜の旧校舎に忍び込んだ女子生徒が、人体模型に友達が殺さ…