「怪異・異形」を含む小説

（あらすじ） 平穏な社会の裏で暗躍する超能力者たち。異能の力を手にした者と彼らに寄り添う人々が、見えない運命の糸に引き寄せられていく。記憶を失いこの地に降り立った青年アポロは、超…

都会から、我気逢町という田舎町へ引っ越してきた中学生・ナツメ。新しい学校の同級生は皆優しく、楽しく過ごしていた。だが、次第に母親の様子がおかしくなっていく。 一方、フリーターの園…

御門村――かつてダムの底に沈んだ集落跡地。 近年新たなダムが建設され廃ダムとなったが、土地は再利用計画は難航していた。 立ち入る者はたちまち発狂して姿を消し、日の出とともに無惨な…

僕らの学校では「悪いことが格好いい」と流行っていた。 カーストトップの奴らが自慢する行為に苦々しい思いをしていた普通モブの僕らのグループは、呪われると言われている学校裏の祠を壊そ…

五度目の世界大戦に見舞われた地球。ある日、日本国の自治区「洲ガモ」の喫茶店「人参房」のマスター、ウサギマスクのバニ沢は、バイトの滝川（年齢・性別不詳）と共にいつも通り暇な営業時間…

　自分ではない何かに、自分という存在を浸食される――存在の『成り代わり』という被害にあった月乃は特案調査対策局を名乗る青年たちと出会い『むこう側』の世界に足を踏み入れる。 （小…

「お前は山女様に魅入られてしまった」

怪異や異形が出てくる、そんなに長くない話を書いていく予定です。

交通事故で両親と記憶を亡くした十は、叔父の葦原盈に引き取られる。 盈は家に巣食う怪異を専門とする霊能者で、幽霊を食べるという奇妙な技術を持っていた。 冬のある日、盈と十が訪れた…

ついに対決！　 雷雅と雷雅の影たちは長年にわたる復讐劇を終わらせることができるのか？ ー－－－－－－－－ 災厄魂を消滅できるのは陽の一族のみ。だからこそ陽の一族は災厄魂から狙わ…

原稿用紙で五〜十枚の初ショートショート集です。不定期です。公開ごとに物語に合わせてキャッチコピーが変わります。

彼の者は既に、化け物からもバケモノと呼ばれていた。 あの、文章が稚拙かもしれないところがあるので、指摘していただけると幸いです。

西暦二〇二二年冬、日本皇国軍に所属し怪異を狩る兵士である晃人は財界の大物から一つの依頼を受けた。 それは星降りの地と呼ばれる荒野を鎮めて欲しいと言う物であった。 百年前に隕石が落…

草壁 仁は自宅の裏に立つ廃墟で不思議なボールを見つける。 そのボールは怪しく光り、『バンガオオガクル』と叫ぶのだった。 ボールの意味を知った時、一体何が起こるのか⁉ 約1万字 …

大寒波で降り積もる雪。 深夜に家路を急ぐ男。聞こえてくる足音。 振り返った男が見たものは？ 大寒波が過ぎ去った数日後、夜に家路を急ぐ女。 聞こえてくる足音。振り返った女が見たの…

原田真一の婚約者、五条郁子が死んだ。葬式の最中、棺桶の蓋が吹き飛ぶ。真一の身に起る怪異。 この作品は数年前、当初「薔薇の復讐」というタイトルで短編として発表しました。 その…