アクジキ 〜親子の家〜

親子の家

主な登場人物

【霊能者】

葦原（あしはら）盈（みつる）

霊能者。十の保護者で、霊能者としての師匠。幽霊を食べる。必要な情報が揃わないと幽霊を食べることができないため、調査をしている。細身で長身の青年。

葦原十（とお）

幽霊が見える少年。盈の甥。交通事故で記憶を失う。盈とはあまり似ていない。

【幽霊】

国分（こくぶ）ありさ

元505号室の住人。去年の8月11日に死んだ3歳の幼女。マンションの至る所に出没する。

国分亮子（こくぶりょうこ）

元505号室の住人。ありさの母親。今年の6月にマンション8階の踊り場から転落して死亡後、幽霊になっても飛び降り続けている。

住民には見えないようだ。後に別の場所でも見られることになる。

【マンションサウスヒルズの住民】

302号室　大宮（おおみや）家

大宮紫野（しの）

薫の母親。生前の亮子と交友があった。達郎との関係は良好だが、薫のためにマンションでの生活をしている。

大宮薫（かおる）

大宮家の長子。不登校の14歳。幽霊が見えるという。

大宮達郎（たつろう）

薫の父親。食品会社ナチューラファームの経営者。マンションにはほとんど帰ってこない。

405号室　水橋（みずはし）家

水橋千春（ちはる）

主婦。情報通でマンションの人間関係はだいたい把握している。夫と2人の息子がいる。生前の亮子と交流があった。

506号室　日下部（くさかべ）家

日下部智美（ともみ）

智恵と理恵の母親。人気予備校講師で現実主義者。生前の亮子と交流があった。

日下部理人（まさと）

智恵と理恵の父親。現在は休職中。料理が趣味。生前の亮子と交流があった。

日下部智恵（ちえ）

日下部家の長女。14歳。薫の同級生だが中学は違う。家族との関係に悩んでいる。

日下部理恵（りえ）

日下部家の次女。7歳。溌溂とした元気な少女。ややぽっちゃりしている。

707号室　長谷（はせ）家

長谷文香（ふみか）

星矢の母親。自宅でオンラインカウンセリングを行うカウンセラー。生前の亮子と交流があった。

長谷星矢（せいや）

長谷家の長男。少し気弱だがしっかりした優しい男児。ありさと友達だった。

長谷　輝明（てるあき）

星矢の父親。現在は大手文具メーカーに勤めている。

管理人室

野本（のもと）偉夫（ひでお）

マンションサウスヒルズの管理人。