「怪異・あやかし カクヨムオンリー」を含む小説

生まれつき妖怪の見える体質を悩んでいた少女・花見崎ミサキは幼い頃、同じ体質の青年・八津剣ヤマトに危ないところを救われる。それから十年、長じて大学（准）教授になったヤマトとその助手…

・花薙 氷華（はななぎ　ひばな） 　本作の語り手。どういうわけだか一回り歳の違う男性と片田舎で生活を営む女子中学生。霊異……妖怪、あやかし、怪異、もののけ……呼び方は様々あるが、…

『ひかり」――それは、天宮に昇る、人々の感情の結晶。 大人を信じられない少年、僕は、ある夏の日、天から落ちてきた少女に出会う。 はじめは記憶を失ったという彼女のことを信じられ…

日常に潜む違和感が、やがて回線越しにあなたへ届く。 これは、「もう手遅れ」になった者たちの記録である。

「食事の時くらい、誰かと一緒がいいからさ」 　趣味は料理、特技は霊視の少女——有栖と奇妙な怪異たちが織りなす、ほっこり優しい連作短編集！ （一話三〜五分で読める小説です。通勤中…

休みの子にプリントを届けに行った先で起こる様々な怪奇現象、己の恐怖と向き合い成長する人間の物語。

優美は、鏡を見るのが苦手だ。 優美の欲しい世界はそこにないからだ。

楢山さつきは、ペット不可の物件に住んでいた。想像だけならタダだからと、もし飼うならどんな生き物がいいか想像するうちに、イメージが収斂していく。誰にも見えないはずのシロは、徐々に現…

　金光の悪霊使い　第２部【鎮魂祭】。 　第１部で自分の能力に目覚めた高校１年生の葦原唯人。しかしその力は日々増大していくばかりであった。怪異の中心であった同じ高校の３年生、若月京…

天宮城修は日頃から、人の理から外れた者と交流を持っていた。 それらは妖怪とか怪異とか、妖魔とか、妖とかそう呼称される者たちであった。 叔父が経営する天宮城堂は表向きには、便利…

平凡なサラリーマン、高橋和也。しかし彼には、かつて禁忌に触れた元陰陽師という秘密と、深い後悔があった。ある日、後輩の木村の邪悪な儀式により、高橋の働くオフィスは突如として不気味な…

川崎の街を覆う恐怖。突如として現れた異界の扉から現れる怪物たち。街の空気が重く、吐き気を催すような異様な瘴気が立ち込める中、警察官・藤井明日香は冷静に市民を守るために動き出し、自…

静まり返る放課後の教室に、“何か”がいる――。 少女の目に映るのは、幽世（かくりよ）の影。 日々強まる巫者の力。しかし彼女は頑なに怪異を否定する。 拒絶の裏に隠された真実とは………

ホラー作家でありながら人一倍怖がりで、一人では怖くて原稿が書けない青年と、そんな飼い主に振り回される黒柴・フブキ（8歳・オス）。 ある夏の日の夜、原稿に追われる飼い主の身に、とあ…

ナツキは今の仕事に、気力や体力の限界を感じていた。 そんなとき、身の丈ほどの大鋏を持つ少女『赤い糸切りのリナ』と出会い―― ※『ライト文芸』や『現代ファンタジー』にするか悩ん…

　呪われているのは人か刀か。運命に見放されたはずの少年、字見懸命は今再び彼の呪われた刀を引く抜く定めに向き合う。最後に笑うは神か仏か、それとも――怪物か。異国の魔女ケイに誘われ…

謎の語り部で人のトラウマを消し去れる自称している『小生』が語るあくまでフィクションなホラーというかほんのり不気味くらいのお話。 1話読み切りでどこか繋がっているような。 『小生』…

男子高校生。帰宅部。彼女ナシ。 運動神経はそこそこ。邪魔は好きじゃない。 趣味はお気に入りの場所でのんびりと。 いわゆる暇人。一般人。 経歴は…？ え？いやぁ何のことだか…？ …

　進次郎は妻明奈と娘美桜、息子玲央の一家四人での引っ越しを検討中、物件サイトで破格の条件で売られていた家を見つけた。その家には昔から祀られていた石碑があり、自治会が世話をするため…