「始発駅」を含む小説

もし突然、命を奪われて。 もし突然、あの世で暮らせと言われたら。 世界は不条理で残酷で、「光」さえも奪っていく。 『傷心のサンライズ』 ー東京駅21時50分発。 彩音と新太、そ…

信じてくれなくていい！でも、あの日夜行列車から見たのは君なんだ。 君に笑顔でいてほしい。だから、僕は。 『焦心のサンライズ』 ー東京駅21時50分発。 新太と彩音、それぞれの視…

夏樹は、小さな広告代理店で働く28歳のサラリーマンだ。かつては小説家を夢見ていたが、今や日々に疲れ果て、酒と仕事に明け暮れる毎日を送っていた。ある夜、いつものように終電間際の電車…

ローカル線の終着駅から先には、タヌキのトロッコ列車が運行していて、夜通しアルプス１万尺の尾根を走っています……。

高松築港駅は、高松琴平電気鉄道琴平線の始発駅である。

この世とあの世を繋ぐ駅。旅立つ人々が最後に買い物が出来る駅ナカに小さなコンビニがあった。このお話はそんなコンビニに来店したお客様と新米店員の小さな物語です。

高浜健太は大手の商社マンで係長席にある。今回は三泊四日の東北出張である。磐梯西線の会津若松を１８時３４分に出て新津には２０時５６分に着く列車に乗った。何処で間違ったのか見知らぬ…

スマホを家においてきた学生が、初めて「通勤」を目にする。

汐見橋駅は、南海電気鉄道高野線の始発駅である。